珠城りょうさんのテレビドラマ初出演は2022年『マイファミリー』で、2026年は『ファーストクライ 母子救命救急班』と『VIVANT』第2シーズンに出演しています。
この記事では地上波テレビドラマを中心に、2026年8月10日時点で公式情報から確認できる珠城りょうさんの出演作、放送局、役名、出演形態を時系列で整理します。
珠城りょうの出演ドラマ一覧は?2022年から2026年まで時系列で紹介
珠城りょうさんは2021年8月15日に宝塚歌劇団を退団し、翌2022年からテレビドラマへ進出しました。
現在までに確認できる主なテレビドラマ出演歴を、まず一覧で見てみましょう。
年 作品名 放送局 役名 出演形態・ポイント
2022年 『マイファミリー』 TBS 東堂亜希 連続ドラマ・テレビドラマ初出演
2023年 『VIVANT』第1シーズン TBS 廣瀬瑞樹 別班員
2024年 『アンチヒーロー』 TBS 沢原麻希 第6話などに登場する出版社副編集長
2025年 『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』 NHK とよしま 大河ドラマ初出演
2025年 『人事の人見』 フジテレビ 植木奈緒子 第2話ゲスト・フジテレビドラマ初出演
2026年 『ファーストクライ 母子救命救急班』 日本テレビ 間山千夏 麻酔科医
2026年 『VIVANT』第2シーズン TBS 廣瀬瑞樹 2023年版から続投
※本記事では、映画や舞台ではなくテレビドラマを対象に整理しています。出演情報は各テレビ局公式サイトなどを2026年8月10日に再確認しています。
こうして見ると面白いのは、元宝塚月組トップスターという経歴から連想しやすい「華やかな女性」だけを演じているわけではないことです。
母親、秘密任務に携わる別班員、出版社の副編集長、江戸・吉原を支える女性、会社員、医師と、職業も時代も立場もほとんど重なっていません。
出演本数をただ数えるよりも、「どんな役を任されてきたのか」を追ったほうが、珠城りょうさんの映像俳優としての変化が見えてくるんですよね。
珠城りょうのドラマ初出演は『マイファミリー』!東堂亜希はどんな役?
珠城りょうさんのテレビドラマ初出演作は、2022年放送のTBS日曜劇場『マイファミリー』です。
演じたのは、濱田岳さん演じる元警察官・東堂樹生の妻、東堂亜希でした。TBS公式キャストページでも東堂亜希役として珠城さんが掲載されています。
東堂家には娘・心春がいましたが、その心春が誘拐されます。
TBS公式人物紹介によれば、亜希は娘の身代金受け渡しに失敗し、事件後に夫・樹生の前から姿を消した女性として設定されています。
つまり、珠城さんのドラマデビューは決して顔見せのような軽い役ではありません。
作品全体を貫く誘拐事件の背景に深く関係する家族の一人だったのです。
ここは、後の出演歴を考えるうえでも重要だと私は見ています。
珠城さんは2008年に宝塚歌劇団へ入団し、2016年には月組トップスターに就任。2021年まで大きな舞台の中央に立ち続けてきました。
ところが『マイファミリー』で求められたのは、トップスターらしい華やかさを前面に押し出すことではありません。
娘を失った母親として、その家族に何が起きたのかを視聴者に想像させる役です。
私が興味深く感じるのは、「宝塚時代とは違う見せ方」が必要な人物から映像キャリアが始まったことなんですよね。
舞台では客席の奥まで感情を届ける大きな身体表現が必要になりますが、テレビドラマではカメラが顔の細かな変化まで捉えます。
すでに宝塚でトップまで経験した人が、映像では再び新人としてスタートする。
『マイファミリー』は出演一覧の最初に載る作品というだけでなく、珠城りょうさんにとって舞台俳優から映像俳優へ表現の幅を広げた最初の一歩と位置づけられるでしょう。
『VIVANT』で珠城りょうは何役?別班・廣瀬瑞樹として2026年続編にも出演
『VIVANT』で珠城りょうさんが演じているのは、廣瀬瑞樹(ひろせ・みずき)です。
TBS公式の登場人物ページでも、廣瀬瑞樹役として珠城りょうさんの名前が現在掲載されています。
廣瀬は、乃木憂助らと同じ「別班」に所属する人物として2023年の第1シーズンに登場しました。
『マイファミリー』で家族をめぐる深い痛みを抱えた東堂亜希を演じた翌年に、今度は国家レベルの秘密任務に関係する人物ですから、この役柄の変化には驚かされますよね。
そして2026年、廣瀬瑞樹が再び『VIVANT』へ帰ってきました。
TBSは『VIVANT』第2シーズンを2026年7月26日午後9時から開始し、2クール連続で放送すると公式に発表しています。第2シーズンは2023年版のラストシーン直後から始まる物語です。
TBS公式あらすじでは、2026年7月26日放送回が「第11話」と表記されています。第1シーズンの全10話から番号を引き継ぐ形になっていることも確認できます。
この通算話数の付け方からも、2026年版が完全に別物の新シリーズではなく、2023年の物語を直接受け継ぐ続編として制作されていることが分かります。

珠城さんにとっても、廣瀬瑞樹はドラマ出演歴の中で特別な存在になってきたのではないでしょうか。
2022年にテレビドラマへ初出演し、その翌年に演じた役を3年後の続編でも再び担当する。
筆者としては、珠城りょうさんを映像作品で知った視聴者にとって代表的な役の一つになりつつあると感じています。
『VIVANT』で特に生きているのが、珠城さんが長年舞台で鍛えてきた身体表現です。
宝塚の男役と秘密任務を担う別班員はもちろん全く違うものですが、姿勢や立ち位置だけでも人物の強さを表現できる点では、長い舞台経験が土台になっていると考えられます。
ただし、映像で面白いのは「目立つこと」だけではありません。
集団の中に立ったときに存在感はあるのに、必要以上に一人だけ華やかにならない。このバランスは、スター経験のある俳優が映像へ移る際の一つの見どころだと思います。
華を持ちながら、その華を役のために調節できるか。
廣瀬瑞樹は、その点を観察するうえでも珠城りょうさんらしい役ではないでしょうか。
『アンチヒーロー』『べらぼう』『人事の人見』では何役だった?
2024年から2025年にかけては、珠城りょうさんのドラマでの役柄がさらに広がりました。
2024年のTBS日曜劇場『アンチヒーロー』で演じたのは、出版社の副編集長・沢原麻希です。
沢原は過去に政治家に関する記事を書いていた人物で、長谷川博己さん演じる弁護士・明墨正樹が関係する事件の中で登場しました。
珠城さんはこれで『マイファミリー』『VIVANT』『アンチヒーロー』と、退団後3年続けてTBS日曜劇場作品に出演したことになります。
もちろん、それだけで「日曜劇場の常連」「映像俳優として評価が確立した」とまで断定することはできません。
しかし、同じ枠でありながら妻、別班員、出版社副編集長と別タイプの役に起用された点は、出演歴を見るうえで注目しておきたいところです。
2025年にはNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』へ出演。
珠城さんにとって初めての大河ドラマとなり、とよしまを演じました。
とよしまは吉原の女郎屋・松葉屋で「番頭新造」を務める女性です。
番頭新造という言葉はなかなか聞き慣れませんが、若い女性たちの教育や世話を担う、店の内側を支える姉貴分のような立場と考えると分かりやすいでしょう。
ここでは別班員や現代企業の社員とは違い、江戸時代の吉原という独特な社会の中で生きる人物を演じています。
宝塚では舞台の中心に立っていた珠城さんですが、とよしまのような役では、主役以上に目立つことではなく「この場所で長く暮らしている人」に見えることが重要です。
スターらしい存在感を持つ人が、作品世界を支える側に回る。
こうした経験も、映像俳優としての幅につながっているように感じます。
そして2025年4月15日放送のフジテレビ系『人事の人見』第2話では、植木奈緒子を演じました。
これは珠城さんにとってフジテレビドラマ初出演です。公式発表でも第2話ゲストとして紹介されています。
植木は「日の出鉛筆」の商品企画部で働く企画チームリーダー。
看板商品のボールペン「シルキーボール」のリニューアル案を社内コンペに出そうとするあまり、自ら勤怠をつけずに残業し、持ち出し禁止の会社PCを自宅へ持ち帰って仕事をしていました。
ここで注目したいのは、珠城さん本人のコメントです。
フジテレビ公式記事では、珠城さんが映像の現場で、これほどしっかりした量のセリフを受け取ったのは初めてだったという趣旨で撮影を振り返っています。
これは出演作一覧だけを眺めていると見落としやすいポイントです。
『マイファミリー』や『VIVANT』のような大作への出演経験があっても、映像俳優として任される仕事は少しずつ変化してきた。
『人事の人見』では一つのエピソードの問題の中心人物となり、まとまったセリフを背負いました。
つまり珠城りょうさんのテレビドラマ歴は、単純に出演本数が増えただけではなく、任される芝居の種類と役割が広がってきた歴史として見ることもできるのです。
2026年『ファーストクライ』では麻酔科医・間山千夏役
2026年の珠城りょうさんは、『VIVANT』第2シーズンと並行して日本テレビ系水曜ドラマ『ファーストクライ 母子救命救急班』にも出演しています。
演じているのは麻酔科医の間山千夏(まやま・ちなつ)です。
日本テレビ公式キャストページでは、比嘉愛未さん演じる光井明希、松島聡さん演じる永坂海斗らとともに、間山千夏役として珠城さんが掲載されています。
日本テレビの公式情報によると、『ファーストクライ 母子救命救急班』は2026年7月8日午後10時にスタートしました。
2026年8月10日時点でも放送は続いており、公式サイトでは8月12日放送回が次回として案内されています。
つまり2026年夏は、水曜日に麻酔科医・間山千夏、日曜日に別班員・廣瀬瑞樹という、まったく性格の違う2作品で珠城りょうさんを見る時期になっています。
これは出演一覧の中でも特に興味深い変化です。
2022年の『マイファミリー』ではドラマ初出演だった珠城さんが、4年後には同時期に複数の連続ドラマへ出演している。
しかも一方は医療ドラマ、もう一方は国際的な事件を扱う大型作品です。
「元宝塚トップスターがテレビに出た」という段階から、「役によって違う顔を見せる映像俳優」を見る段階へ移ってきた。
筆者としては、2026年夏を珠城りょうさんの映像キャリアにおける一つの節目として捉えています。
珠城りょうのドラマ出演歴から見える強みとは?筆者が注目する変化
ここからは、これまでの出演作を踏まえた筆者の考察です。
珠城りょうさんのドラマ歴を並べたとき、私が最も興味深いと感じるのは、「宝塚トップスターらしい役」だけに固定されていないことです。
『VIVANT』の廣瀬瑞樹には、珠城さんの凛とした雰囲気や舞台で培った身体性が比較的分かりやすく生かされています。
一方、『人事の人見』の植木奈緒子に求められるのは少し違います。
植木は責任感が強すぎるあまり、自分で仕事を抱え込み、ルールを越えて働いてしまう会社員でした。フジテレビ公式のあらすじでも、勤務記録をつけずに残業し、会社PCを自宅へ持ち帰る様子が具体的に描かれています。
そこでは「スターに見えること」よりも、「こんなふうに仕事を背負い込む人が現実にもいるかもしれない」と視聴者に感じさせることが大切です。
『マイファミリー』の東堂亜希も同じでしょう。
TBS公式設定では、娘・心春を誘拐され、身代金受け渡しに失敗し、夫の前から姿を消した女性です。
この2役を『VIVANT』の廣瀬瑞樹と比較すると、珠城さんが映像作品で担ってきた人物像の違いがはっきりします。
身体的な存在感を生かす廣瀬瑞樹と、生活や家庭、仕事の重さを背負う東堂亜希・植木奈緒子。
この両方を経験していることが、現在の珠城りょうさんの強みではないかと私は考えています。
また、珠城さんはテレビドラマだけに活動を絞っているわけではありません。
映画や舞台にも出演を続けており、2023年には映画『わたしの幸せな結婚』、舞台『マヌエラ』、2024年にはミュージカル『20世紀号に乗って』などに出演しました。
そのため「宝塚を退団してテレビ女優になった人」と表現するより、舞台・映画・テレビを行き来しながら演技の幅を広げている俳優と考えたほうが実態に近いでしょう。
舞台では全身を使って観客へ伝える力が必要です。
一方、テレビドラマではカメラに映る細かな表情や、日常の人物としてそこに存在する自然さも求められます。
珠城さんの場合、宝塚で培ったものを捨てるのではなく、作品ごとに「どこまで出すか」を変えているように見えるのが面白いところです。
今後注目したいのも、まさにその点です。
『VIVANT』のように身体性や凛とした存在感が似合う作品だけでなく、『人事の人見』のような生活感のある人物、さらに『ファーストクライ』のような専門職の役まで広げられれば、俳優としてのイメージはますます一つに絞れなくなります。
私はそれこそが、珠城りょうさんが映像の世界で長く活動していくうえで大きな武器になるのではないかと見ています。
まとめ|珠城りょうの出演ドラマは妻から別班員・医師まで幅広い
珠城りょうさんのテレビドラマ初出演は、2022年のTBS日曜劇場『マイファミリー』です。
東堂亜希役から始まり、2023年『VIVANT』では別班員・廣瀬瑞樹、2024年『アンチヒーロー』では出版社副編集長・沢原麻希を演じました。
2025年には大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』でとよしま役を務め、『人事の人見』第2話では商品企画部の植木奈緒子役としてフジテレビドラマへ初出演しています。
そして2026年夏は、『ファーストクライ 母子救命救急班』で麻酔科医・間山千夏を演じながら、『VIVANT』第2シーズンでも廣瀬瑞樹役を続投しています。日本テレビは『ファーストクライ』を7月8日から放送し、TBSは『VIVANT』第2シーズンを7月26日から2クール連続で放送しています。
宝塚月組トップスターという完成された肩書を持ちながら、映像ではドラマ初出演から一役ずつ経験を積み重ねてきた珠城さん。
妻、別班員、編集者、吉原を支える女性、会社員、医師と並べてみると、珠城りょうさんのドラマ歴そのものが「元宝塚」というイメージから少しずつ自由になってきた軌跡にも見えます。
『VIVANT』では舞台で培った存在感を生かし、『人事の人見』では会社員の日常へ入り込み、『ファーストクライ』では医療現場を支える専門職を演じる。
こうして作品ごとに違う珠城さんを見られるようになったことが、2026年現在の一番の面白さなのではないでしょうか。
次はどんな職業、どんな時代、どんな人生を背負った役と出会うのかしら。
すでにトップスターを経験した人が、新しい世界では一つずつ役を積み上げていく姿を、これからも温かく見守りたいと思います。
よくある質問
珠城りょうのドラマ初出演作品は何ですか?
珠城りょうさんのテレビドラマ初出演は、2022年のTBS日曜劇場『マイファミリー』です。
濱田岳さん演じる東堂樹生の妻・東堂亜希を演じました。TBS公式キャストページにも掲載されています。
珠城りょうは『VIVANT』で何役ですか?
珠城りょうさんは『VIVANT』で、別班員・廣瀬瑞樹を演じています。
2023年の第1シーズンに続き、2026年の第2シーズンでも同じ廣瀬瑞樹役として公式登場人物ページに掲載されています。
珠城りょうの2026年出演ドラマは何ですか?
2026年8月10日時点で確認できる主な出演作は、『ファーストクライ 母子救命救急班』と『VIVANT』第2シーズンです。
『ファーストクライ』では麻酔科医・間山千夏、『VIVANT』では別班員・廣瀬瑞樹を演じています。
※出演・放送情報は2026年8月10日、TBSテレビ、日本テレビ、フジテレビなどの公式情報を再確認しています。番組編成や今後の出演状況は変更される可能性があります。
春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター)


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