「ドラゴン桜」で内村遥さんが演じたのは、IT社長ではなく龍海学園の教師・大山将大です。IT企業社長の坂本智之を演じたのは林遣都さんでした。
「内村遥さんって『ドラゴン桜』の何役だったかしら?」「IT企業の社長を演じていた人?」と、記憶が少し混ざっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
2021年版の日曜劇場「ドラゴン桜」で、内村遥さんは龍海学園の教師・大山将大役として出演しました。
一方、長澤まさみさん演じる水野直美と関わりの深いIT企業社長・坂本智之役は林遣都さんです。
この2人は作品内でいる場所も役割もかなり違います。
この記事では、内村遥さんの役名と立場をまずはっきり整理したうえで、大山先生はどんな場面に登場する人物なのか、林遣都さん演じる坂本との違い、さらに内村さんが過去の日曜劇場で演じてきた役との共通点まで見ていきますね。
内村遥はドラゴン桜で何役?答えは龍海学園教師・大山将大
内村遥さんが2021年版「ドラゴン桜」で演じた役は、龍海学園の教師・大山将大です。
まず、検索で混同されやすい2人を整理しておきましょう。
俳優 役名 劇中での立場
内村遥 大山将大 龍海学園の教師
林遣都 坂本智之 IT企業の社長
TBSは放送開始前の2021年3月26日、山崎銀之丞さん、木場勝己さん、内村遥さん、山田キヌヲさん、ケンさん、鶴ヶ﨑好昭さんらの出演を発表しました。
内村さんたちは、阿部寛さん演じる桜木建二が乗り込んでくる龍海学園側の教師たちとして紹介されています。
TBS公式の人物相関図でも、内村さんの役は「大山将大」と確認できます。
ここはとても大切なポイントです。
内村遥さんは「ドラゴン桜」で会社経営者を演じたのではなく、桜木や東大専科の生徒たちと同じ学校空間にいる先生なのですね。
2021年版の舞台となる龍海学園は、偏差値32で経営難を抱える学校です。
そこへ桜木建二がやってきて、生徒を東京大学へ合格させる「東大専科」を立ち上げようとします。
ところが、桜木の方法は普通の学校教育とはかなり違います。
そのため、もともと龍海学園で働いていた教師たちが、突然現れた桜木の方針へ最初から全面的に賛同するという構図ではありません。
大山将大も、そうした龍海学園の既存の教師側にいる人物です。
桜木だけを追っていると気づきにくいかもしれませんが、こうした教師たちがいるからこそ、「これまでの学校」と「桜木が持ち込む新しいやり方」の違いがはっきり見えてくるのですよね。
内村遥の出演回・登場場面は?大山先生は教師側の人物として登場
内村遥さん演じる大山将大は、龍海学園の教師として学校内の場面に登場する人物です。
「出演シーンはどこ?」と知りたい方も多いと思いますが、ここでは確認できる情報と、確認できないことを分けておきたいと思います。
TBS公式の人物相関図には、大山将大役として内村遥さんが掲載されています。
また、2021年5月23日に放送された第5話の番組情報でも、内村遥さんは大山将大役としてキャストに掲載されています。
第5話では、鈴鹿央士さん演じる藤井遼がスランプに陥り、東大専科との再勝負へ向かう展開が描かれました。
ただし、番組情報に出演者として名前があることと、「何分何秒のどの場面に登場する」と特定できることは別です。
そのため、根拠を確認できないまま「第○話の○分ごろに登場します」と断定するのは避けたいところですね。
大山先生について役柄の設定まで含めて見ると、より具体的な姿が見えてきます。
大山は龍海学園で生徒を指導する立場におり、桜木の東大専科とは別に、学校側の通常の教育に携わっている先生です。
ドラマを見返す際には、林遣都さん演じる坂本が登場するIT企業や水野の学校外での場面ではなく、龍海学園の教師たちが集まる場面、生徒の指導に教師が関わる場面を意識すると内村さんを見つけやすいでしょう。
内村さん目当てで初めて見直すと、「あ、この先生だったのね」と気づく方もいるのではないでしょうか。
主演級の俳優さんばかりを追って最初にドラマを見た時には気づかなかった人物が、俳優さんの名前を覚えてから見返すと急に目に入ってくる。
ドラマ好きとしては、これがなかなか楽しいのですよね。

ドラゴン桜のIT社長は誰?林遣都演じる坂本智之との違い
「内村遥さんがIT社長役だった」という記憶がある方は、林遣都さん演じる坂本智之と混同している可能性があります。
TBSは初回放送日の2021年4月25日、林遣都さんが坂本智之役として出演することを発表しました。
坂本は、長澤まさみさん演じる水野直美の龍山高校時代の後輩です。
ただし、水野が一度浪人してから東京大学へ進学したため、東大では坂本と水野が同期になったという関係になっています。
そして坂本は、現在はIT企業を経営している人物です。
物語の序盤では、水野から頼まれて、姿を消していた桜木建二を探すために力を貸します。
ここまで整理すると、大山将大と坂本智之はかなり違いますよね。
大山先生は龍海学園の内側にいる人。
坂本は、水野と過去からつながっている学校の外側の人物です。
覚え方としては、
- 内村遥=大山将大=龍海学園の教師
- 林遣都=坂本智之=IT企業の社長
この2本立てにすると、すっきりすると思います。
坂本はさらに、物語後半で佐野勇斗さん演じる米山圭太らとも関係し、龍海学園をめぐる大きな展開にもつながっていきます。
そのため、「IT社長」という分かりやすい肩書や物語上の動きが記憶に残りやすいのでしょう。
一方の大山先生は、企業経営や学校買収をめぐるドラマを動かす人物ではありません。
あくまで龍海学園で働く教師の一人です。
同じ「ドラゴン桜」の男性キャストでも、この立場の違いを押さえておけば混同することはほとんどなくなるでしょう。
大山将大はどんな教師?桜木とは異なる「学校側」の視点を担う
大山将大を理解するうえで重要なのは、桜木建二とはまったく異なる立場の教育者だという点です。
桜木は弁護士です。
普通の教師として何年も龍海学園で授業をしてきた人物ではなく、経営危機にある学校を再建し、東大合格者を出すために外からやってきます。
いわば「改革を持ち込む側」です。
それに対して大山先生を含む龍海学園の教師たちは、桜木が来る以前から学校にいた側です。
TBSが2021年3月26日に出した出演発表でも、教師陣と桜木がどのように関わっていくのかが物語の注目点として示されていました。
ここに2021年版「ドラゴン桜」の面白い構図があります。
桜木は、視聴者から見ると非常に分かりやすい人物です。
「東大へ行け」と言い切り、常識と思われていたことを次々と崩していきます。
でも、実際に学校で毎日生徒と接している教師からすれば、突然現れた人物の方法をすぐ受け入れられるとは限りませんよね。
それまでの学校運営や授業、生徒との関係もあります。
ですから私は、大山先生たち教師陣を単純な「桜木の反対勢力」と見るより、急激な改革を目の前にした現場側の視点を担う人たちとして見ると面白いと感じます。
この視点を一つ持っておくと、大山先生の出番が大きくなくても、存在する意味が見えやすくなります。
桜木という強烈な人物を特別に見せるためには、その反対側に「普段の学校」が必要です。
龍海学園にいつもの教師がいて、いつもの学校生活があるからこそ、桜木のやり方がいかに異例なのかが際立つのですね。
これはあくまで一視聴者としての私見ですが、大山将大は、そんな龍海学園の日常を形づくる教師の一人だったと考えています。
内村遥はなぜ日曜劇場で印象に残る?過去3作品と役柄を比較
内村遥さんの大山先生役を少し違った角度から見ると、興味深い事実があります。
「ドラゴン桜」は、内村遥さんにとって4作目の日曜劇場でした。
TBSは2021年3月26日の出演発表で、内村さんがそれまでに「小さな巨人」「陸王」「ブラックペアン」へ出演しており、「ドラゴン桜」が4作目の日曜劇場になると紹介しています。
ただ作品名を並べるだけでは、内村さんの俳優としての特徴は見えてきません。
そこで役柄をもう少し比べてみましょう。
「陸王」で内村遥さんが演じたのは安田利充です。
TBS公式キャストページにも、安田利充役として内村さんの名前が掲載されています。
「陸王」は、役所広司さん演じる宮沢紘一が経営する老舗足袋業者「こはぜ屋」が、新規事業としてランニングシューズ開発へ挑む物語でした。
主役一人の成功物語ではなく、会社で働く人たちやランナー、銀行関係者、メーカーなど、多くの人間が集まって一つの世界を作る作品です。
そして「ブラックペアン」で内村さんが演じたのは、外科医・垣谷雄次。
TBS公式の人物紹介によれば、垣谷は佐伯外科学教室の医師で、竹内涼真さん演じる世良雅志とはサッカー部の先輩後輩という関係です。
世良をたしなめることもあり、研修医から慕われる面倒見のよい医師として設定されています。
ここで大山先生と比べてみると、少し面白い共通点がありませんか。
もちろん、「陸王」「ブラックペアン」「ドラゴン桜」はまったく違う作品ですし、それぞれの人物も別人です。
それでも内村さんは、作品世界のど真ん中で一人だけ派手に暴れ回る人物というより、会社、病院、学校といった組織の中に自然に存在する人物として起用されることが続いています。
特に「ブラックペアン」の垣谷は、佐伯外科学教室という医療現場の一員。
「ドラゴン桜」の大山も、龍海学園という教育現場の一員です。
私はここに、内村遥さんの魅力の一つがあるのではないかと感じています。
いかにも「ドラマのために用意された人物」という印象ではなく、その病院や学校で以前から働いていた人のようになじむ。
こうした俳優さんが周りを固めていると、主人公の物語にも厚みが出ますよね。
もちろん、制作側が「そのために内村さんを起用した」と明言しているわけではありません。
あくまで複数の日曜劇場を見比べた私なりの考察です。
ただ、TBS自身が「ドラゴン桜」を内村さんの4作目の日曜劇場として紹介していることを考えると、単発の偶然というより、日曜劇場という大きな作品枠の中で何度も起用されてきた俳優であることは確かです。
「小さな巨人」では第1話や第5話への出演が確認され、「陸王」では安田利充、「ブラックペアン」では垣谷雄次、そして「ドラゴン桜」では大山将大。
作品ごとに職業も舞台も変わりながら、その世界の現実味を作る人物として顔を見せているところは、内村さんを追いかけて作品を見る面白さの一つだと思います。
考察|大山先生がいるから桜木建二の「異質さ」が分かる
ここからは、ドラマを見た一ファンとしての考察です。
私は大山将大という役について、桜木建二とは違う普通の学校側の教師がいること自体が重要だったのではないかと感じています。
「ドラゴン桜」の主人公・桜木建二は、とにかく強烈ですよね。
生徒へ遠慮なく現実を突きつけ、時には大人にも厳しい言葉を投げかけ、受験の常識まで次々とひっくり返します。
ドラマとしては非常に魅力的ですが、桜木のような人ばかりが学校にいたら、それはもう「普通の学校」には見えなくなってしまいます。
だからこそ、龍海学園には大山先生をはじめとする教師陣がいる。
私はそのバランスが大切だったのではないかと思っています。
スポーツに例えるなら、点を取るエースばかり11人集めても、サッカーのチームは成り立ちません。
中盤でボールをつなぐ選手がいて、守る選手がいて、走って空いた場所を埋める選手がいる。
テレビドラマも少し似ています。
視聴者の記憶に強く残る人物だけでなく、その世界を普通に成立させる人物が必要なのですよね。
大山先生がいつもの龍海学園側にいることで、「そこへ桜木が突然やってきた」という異物感が初めて成立します。
そして、ここが内村さんの過去の日曜劇場と見比べた時にも面白い部分です。
「ブラックペアン」の垣谷雄次も、主人公級の天才医師とは異なり、佐伯外科学教室の医師として病院の日常を構成する人物でした。
「ドラゴン桜」の大山も同様に、強烈な桜木とは違う、学校の現場にいる教師です。
私は、こうした組織の中で浮かず、それでも人物としてちゃんと存在する役は、意外と難しいのではないかと思っています。
大きな見せ場がある役なら、その場面で視聴者へ印象を刻みやすいですよね。
しかし、学校や病院に自然になじむ人物は、目立ちすぎると作品全体のバランスを崩してしまいます。
その一方で、存在感がまったくなければ世界の厚みが出ません。
内村遥さんは、そうした位置にいる役を何度も担ってきた俳優さんなのだなと、改めて感じます。
大山先生だけを見ると「教師役の一人」と受け取る方もいるでしょう。
けれど、内村さんの日曜劇場での出演歴まで横に並べると、少し違った見方ができます。
私は「ドラゴン桜」の大山先生を、桜木の物語を邪魔しない脇役というより、桜木の特別さを成立させるために必要な“普通の学校側”の人物として見る方がしっくりきます。
もちろん、これは制作意図として公式に説明された内容ではありません。
あくまで作品と過去の出演歴を見比べた筆者の私見です。
それでも、内村遥さん目当てで「ドラゴン桜」を見返すなら、この視点を持って教師陣を見てみると、以前とは違う楽しみ方ができるのではないでしょうか。
まとめ|内村遥はドラゴン桜で教師・大山将大、IT社長は林遣都
内村遥さんが2021年版「ドラゴン桜」で演じたのは、龍海学園の教師・大山将大です。
IT企業社長・坂本智之を演じたのは林遣都さんで、坂本は水野直美の龍山高校時代の後輩、東京大学では同期という設定でした。
内村さんを探しながら作品を見る場合は、IT企業や学校外の場面ではなく、龍海学園で教師たちが関わる場面に注目すると分かりやすいでしょう。
また、「ドラゴン桜」は内村さんにとって「小さな巨人」「陸王」「ブラックペアン」に続く4作目の日曜劇場でした。
「陸王」の安田利充、「ブラックペアン」の外科医・垣谷雄次、そして「ドラゴン桜」の大山将大と見比べると、会社や病院、学校といった組織の中へ自然に溶け込む役を担ってきたことも見えてきます。
大山先生は、IT社長のような華やかな肩書を持つ人物ではありません。
しかし私は、桜木建二という規格外の人物とは異なる「いつもの龍海学園」を感じさせる先生がいることで、作品の学校らしさが増していたと考えています。
数年前に作品を見た方も、内村遥さんを知った今改めて教師陣へ目を向けると、「この先生だったのね」と新しい発見ができるかもしれませんね。
よくある質問
内村遥は「ドラゴン桜」で何役を演じた?
内村遥さんは、2021年版「ドラゴン桜」で龍海学園の教師・大山将大役を演じました。TBS公式の人物相関図でも、大山将大役として確認できます。
「ドラゴン桜」のIT社長・坂本智之役は誰?
IT企業を経営する坂本智之を演じたのは林遣都さんです。坂本は水野直美の龍山高校時代の後輩で、水野が浪人して東大へ進学したため、東京大学では同期という関係です。
内村遥は「ドラゴン桜」第5話にも出演している?
2021年5月23日放送の第5話の番組情報では、内村遥さんが大山将大役としてキャストに掲載されています。ただし、公開されているキャスト情報だけから特定の登場時刻や細かな場面まで断定することは避けた方が正確です。
春野滋


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