戸上隼輔のラバーの厚さは?フォア・バックのセッティングを調査

戸上隼輔選手の現在のラバー厚は確認できません。公式に厚さまで判明しているのは、2020年当時の両面「トクアツ」です。

2026年9月9日に閲覧した第三者サイトには、フォアがディグニクス09C、バックがザイア03と掲載されていましたが、ページの更新時期とスポンジ厚は不明でした。したがって、過去の「トクアツ」や別記事の「MAX」を現在の用具へ当てはめることはできません。

戸上隼輔の現在のラバーの厚さは何ミリ?

戸上隼輔選手が現在使用しているラバーの正確な厚さは、2026年9月9日までに確認した公開資料では特定できませんでした。

最初に、今回の調査で分かったことを3点に整理します。

  • 確認できた事実:2020年10月26日のバタフライ公式メディアでは、両面トクアツと掲載されていた
  • 確認できないこと:2026年時点で実際に使用しているラバーの製品名と厚さ
  • 注意が必要な説:両面MAXという情報は、一次資料で裏付けられない別の用具構成に基づいている

「現在の厚さは非公表」と言い切るのも正確ではありません。

「非公表」は、本人や所属先、メーカーなどが公表しない方針を示しているようにも受け取れる言葉です。今回はそこまで確認できていないため、「確認した公開資料に厚さの記載が見当たらなかった」と表現するのが適切でしょう。

2026年9月9日に卓球ナビで確認した掲載内容

卓球用品の情報サイト「卓球ナビ」の戸上隼輔選手ページを2026年9月9日に閲覧したところ、次の用具が掲載されていました。

部位 閲覧時に掲載されていた用具 厚さの記載 情報上の注意
ラケット 樊振東 ALC・FL 対象外 第三者サイトの掲載情報
フォア面 ディグニクス09C なし ページの更新時期は確認できず
バック面 ザイア03(ZYRE-03) なし ページの更新時期は確認できず

ここでいう2026年9月9日は、情報の公開日や更新日ではなく、筆者がページを閲覧した日です。

そのため、「2026年9月9日からこの用具を使っている」「2026年シーズンの最新用具である」とまでは判断できません。正確には、更新時期が確認できない第三者サイトに、閲覧時点で掲載されていた構成となります。

卓球ナビは、選手の用具情報や製品レビューなどを扱う便利なデータベースです。一方で、バタフライの契約選手ページや戸上選手本人の発表ではないため、掲載内容をそのまま現行用具として確定するのは慎重でありたいところです。

バタフライ公式サイトの公開情報についても、戸上選手の名前、ラケット名、各ラバー名、スポンジ厚に関する記載を確認しました。しかし、検索可能な契約選手関連ページなどからは、現行の両面の厚さを示す情報を見つけられませんでした。

つまり、2026年9月9日までの確認範囲で答えられるのは、次の内容までです。

第三者サイトには樊振東ALC・FL、フォアにディグニクス09C、バックにザイア03という構成が掲載されていた。ただし、更新時期、公式確認の有無、両面の厚さは分からない。

トップ選手の用具ですから、「きっと一番厚いものだろう」と想像したくなりますよね。しかし、一般的な傾向と戸上選手について確認された事実は別物です。

分からない数字をもっともらしく補わないことも、用具情報を伝えるうえで大切な姿勢だと私は考えています。


戸上隼輔のラバーは2020年からどう変わった?

戸上隼輔選手の用具情報を公開日の順に並べると、厚さまで公式に確認できる資料と、製品名だけが掲載された資料が混在していることが分かります。

資料の性格を同列に扱わないよう、公開日・閲覧日・情報源・確度を分けて整理しました。

日付 日付の種類 掲載されたラケット フォア面 バック面 厚さ 情報源と確度
2020年10月26日 記事公開日 張継科ALC・FL ディグニクス05 テナジー05 両面トクアツ バタフライ公式メディアで確認
2023年11月2日 公式X告知日 樊振東ALC テナジー05ハード ディグニクス05 確認できず バタフライ公式Xによる用具情報更新の告知
2026年5月25日 二次記事公開日 VICTAS DIGNITY V>20 Double Extra V>20 Double Extra 両面MAXとの説明 店舗系メディア掲載・一次資料未確認
2026年9月9日 筆者の閲覧日 樊振東ALC・FL ディグニクス09C ザイア03 記載なし 第三者サイト掲載・更新時期不明

この表で最も信頼性が高い厚さ情報は、2020年10月26日にバタフライ公式メディア「卓球レポート」が公開した「ちょっと、それ貸さない!! 宇田幸矢 × 戸上隼輔」です。

同記事では、当時の戸上選手のラケットが張継科ALC・FL、フォアがディグニクス05、バックがテナジー05と紹介され、両面ともに「トクアツ」と明記されていました。

この時点については、メーカー公式メディアが製品名と厚さをセットで掲載しているため、「戸上選手は2020年当時、両面トクアツを使用していた」と判断できます。

ただし、これはあくまで2020年の用具構成です。

2023年11月2日には、バタフライ公式Xが戸上選手の使用用具情報を更新したことを告知しています。確認できた用具の組み合わせは、ラケットが樊振東ALC、フォアがテナジー05ハード、バックがディグニクス05でした。

一方、厚さについては確認できませんでした。また、Xの告知日と、リンク先に掲載された用具を実際に使い始めた日は同じとは限りません。

公式アカウントから用具情報の更新が案内された点は重要ですが、2020年のように厚さまで明記された資料ではないため、両面トクアツを引き継いでいたとは断定できないのです。

さらに、2026年9月9日に閲覧した卓球ナビでは、フォアがディグニクス09C、バックがザイア03と掲載されていました。同ページには以前の使用用具に関する情報もありましたが、更新日が明示されているとは確認できませんでした。

したがって、「2020年はディグニクス05とテナジー05の両面トクアツ」「2023年には別の組み合わせが公式に告知された」「更新時期不明の第三者ページには、さらに異なる構成が載っていた」と段階を分けて読む必要があります。

ここで重要なのは、ラバーの厚さは選手だけにひもづく情報ではなく、使用時期と製品名にひもづく情報だということです。

「戸上隼輔選手がトクアツを使っていた」という事実は確認できます。しかし、それを「戸上隼輔選手は現在もトクアツだ」と読み替えると、情報の時間軸が抜け落ちてしまいます。

過去の確かな情報ほど検索結果で広まりやすく、いつの間にか現在の情報として扱われてしまうものですよね。今回のように用具の変更が見られる選手では、掲載日を確認するひと手間が欠かせません。


戸上隼輔の「両面MAX」説は信頼できる?

戸上隼輔選手が現在も両面MAXを使っているとは断定できません。

両面MAXという説明は、サワキュースポーツが2026年5月25日に公開した「戸上隼輔のラケット・ラバーを徹底解説!使用用具と選び方」という記事で確認しました。

この記事に掲載されていた構成は、次のとおりです。

  • ラケット:VICTAS DIGNITY
  • フォア面:V>20 Double Extra
  • バック面:V>20 Double Extra
  • 厚さ:両面MAXとの説明

しかし、今回の確認範囲では、この構成を裏付ける戸上選手本人の発言、VICTASの契約選手資料、所属先による用具紹介などの一次資料を確認できませんでした。

そのため、この情報は公式確認済みの時系列へ組み込むのではなく、「店舗系メディアに掲載されたものの、一次資料との照合ができなかった説」として切り分ける必要があります。

また、2026年9月9日に閲覧した卓球ナビの掲載内容とも一致しません。

比較項目 2026年5月25日の店舗系記事 2026年9月9日に閲覧した第三者サイト
ラケット VICTAS DIGNITY 樊振東ALC・FL
フォア面 V>20 Double Extra ディグニクス09C
バック面 V>20 Double Extra ザイア03
厚さ 両面MAXとの説明 記載なし
一次資料 今回は確認できず メーカー公式情報とは確認できず

ラケットも両面のラバーも異なるため、店舗系記事にある「MAX」だけを取り出し、ディグニクス09Cやザイア03の厚さとして扱うことはできません。

もちろん、戸上選手が練習や用具テストの中で別メーカーの製品を試した可能性まで否定することはできないでしょう。しかし、その可能性を裏付ける資料がない以上、「使用していた」と事実のように広げるのも適切ではありません。

検索すると同じ選手について異なる用具情報が出てくるのは、卓球ファンにとって悩ましいところですよね。

契約変更、発売前製品のテスト、短期間の試用、データベースの更新遅れなど、情報が食い違う理由はいくつも考えられます。ただし、戸上選手のケースで実際にどれが理由だったのかは確認できていません。

大切なのは、もっともらしい理由を想像して矛盾を埋めるのではなく、裏付けの取れない情報は裏付けの取れないまま示すことです。


「トクアツ」と「MAX」は何ミリ?同じ意味ではない

戸上隼輔選手が2020年に使用していた「トクアツ」は、現在のバタフライ表記では「2.1」に対応します。

バタフライは2025年5月19日、公式サイトで「ラバーのスポンジ厚の表記変更のお知らせ」を再掲載しました。従来の名称と変更後の数字表記は、次のように対応しています。

従来の表記 変更後の表記 スポンジ厚の範囲
MAX 2.3 2.1~2.4mm
トクアツ 2.1 1.9~2.2mm
アツ 1.9 1.7~1.9mm
中 1.7 1.5~1.7mm
ウス 1.3 1.1~1.3mm
ゴクウス 1.1 0.8~1.1mm
超ゴクウス 0.5 0.4~0.7mm

この数値は、表面のラバーシートを含めた全体の厚さではなく、内部にあるスポンジ部分の厚さです。

また、バタフライの案内では、「2.3」と「2.1」の厚み範囲に重なる部分があります。数字だけを見ると完全に別の厚さに思えますが、製造上の範囲を含む表記として理解する必要があるのですね。

2020年の戸上選手については、フォアのディグニクス05とバックのテナジー05が両面トクアツでした。現在の表記へ置き換えるなら、両面「2.1」に相当します。

ただし、ここでも次のような言い換えはできません。

  • 現在のディグニクス09Cも2.1である
  • 現在のザイア03も2.1である
  • 戸上選手は常に両面2.1を選んでいる
  • トクアツとMAXは同じである

確認できたのは、2020年当時に使っていた特定の2製品についての厚さです。選手が同じでも、製品や時期が変われば、厚さも改めて確認しなければなりません。

また、「MAX」が示す実際の厚さは、すべてのメーカーで一律ではありません。

卓球王国が2022年3月24日に公開したV>20 Double Extraの記事では、同製品のMAXについて、スポンジ厚が2.3~2.4mmになるというメーカー担当者の説明が紹介されていました。

バタフライの旧MAX表記と数値が近い部分はありますが、製品設計や表記基準まで完全に同じだと決めつけることはできません。「MAX」「特厚」「2.1」「2.3」は、メーカー名と製品名をセットで確認するのが安心です。

戸上隼輔と同じ厚さを選ぶべき?

戸上選手と同じ用具に憧れる方も多いと思いますが、2020年の両面トクアツがすべてのプレーヤーに合うわけではありません。

バタフライの初心者向け公式解説「厚さや硬さの違いを知る」では、スポンジが厚くなるほど弾みが大きくなる一方、重量も増えると説明されています。初級者には「1.7」または「1.9」が目安として示され、自分の力で最後まで振り切れる重さを選ぶことが勧められています。

戸上選手は、前陣からフォアとバックの両方で積極的に攻め、速い展開を作るタイプです。2020年の卓球レポートでも、鋭い両ハンドドライブを連続して繰り出す攻撃型として紹介されていました。

もっとも、戸上選手本人が両面トクアツを選んだ理由を詳しく説明した資料は、今回確認できていません。「強打の威力を上げるためだった」などと断定することは避けたいところです。

筆者としては、戸上選手の用具から学びたいのは厚いスポンジを選ぶこと自体ではなく、フォアとバックを別々に考えながら、両面を一つのプレースタイルへまとめる視点だと感じます。

フォアでは十分に振り切れるか、バックでは切り替えが遅れないか、試合終盤まで同じスイングを保てるか。憧れの選手の数字を追うだけでなく、自分の打ち方とラケット総重量を確かめることが、実際の用具選びでは大切でしょう。


戸上隼輔のラバー厚を時系列で調べた考察とまとめ

今回の調査から、戸上隼輔選手について厚さまで確実に確認できたのは、バタフライ公式メディアが2020年10月26日に公開した用具情報でした。

当時の構成は、張継科ALC・FLに、フォアがディグニクス05、バックがテナジー05。両面の厚さはトクアツで、現在のバタフライ表記では「2.1」に相当します。

その後、2023年11月2日にはバタフライ公式Xで用具情報の更新が告知され、樊振東ALC、テナジー05ハード、ディグニクス05という組み合わせが確認されました。ただし、厚さまでは分かりません。

2026年9月9日に閲覧した卓球ナビには、樊振東ALC・FL、ディグニクス09C、ザイア03が掲載されていました。しかし、この日は筆者の閲覧日であり、ページの更新日ではありません。メーカー公式の最新セッティングであることや、両面の厚さも確認できない状態です。

また、VICTAS DIGNITYと両面V>20 Double ExtraのMAXという情報は、2026年5月25日公開の店舗系記事に掲載された説でした。本人やメーカーによる一次資料を確認できず、ほかの掲載用具とも一致しないため、現在の厚さを判断する根拠からは外すのが妥当だと考えます。

私は今回、用具名の変化そのものにも戸上選手らしさを感じました。

両ハンドで攻め続ける卓球は、フォアだけを強くすれば完成するものではありません。ラケットとの組み合わせ、両面の硬さや重さ、台上での扱いやすさまで含め、わずかな感覚を調整しながら戦っているのでしょう。

ただし、どの変更にどの狙いがあったのかは、本人やコーチの説明がなければ分かりません。プレースタイルから推測できることと、本人が実際に選んだ理由は分けて考える必要があります。

今後、戸上選手本人のインタビューやバタフライの契約選手情報で現行ラバーのスポンジ厚が示されれば、初めて現在の正確な答えが得られます。

現時点での結論は、「現在の厚さは確認できない。公式に分かっているのは、2020年当時のディグニクス05とテナジー05が両面トクアツだったこと」です。

検索結果には年代や確度の違う用具情報が並びます。これからも数字だけを拾うのではなく、「いつ」「どの製品について」「誰が掲載した情報なのか」を丁寧に見ながら、戸上選手の進化を温かく追いかけたいですね。


よくある質問

戸上隼輔の現在のラバーは両面MAXですか?

両面MAXとは確認できません。

両面MAXという説明は、VICTAS DIGNITYと両面V>20 Double Extraを紹介した2026年5月25日の店舗系記事に掲載されていました。しかし、その用具構成を裏付ける本人やメーカーの一次資料は、今回の調査では確認できませんでした。

戸上隼輔が両面トクアツを使っていたのは本当ですか?

はい。2020年10月26日にバタフライ公式メディア「卓球レポート」が公開した記事では、フォアのディグニクス05とバックのテナジー05が、ともにトクアツと明記されています。

現在のバタフライ表記では「2.1」に相当しますが、2026年時点でも同じ厚さを使用しているとは断定できません。

戸上隼輔のフォア・バックラバーは何ですか?

2026年9月9日に閲覧した卓球ナビには、フォアがディグニクス09C、バックがザイア03と掲載されていました。

ただし、2026年9月9日は筆者の閲覧日であり、ページの更新日は確認できません。第三者サイトの掲載情報で、厚さも記載されていないため、戸上選手の公式な現行セッティングとしては確定できません。

春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター)

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