木竜麻生さんの最新ドラマでは、2026年11月開始予定の『ユージニア』への出演が発表され、さらに朝ドラ『ブラッサム』への初出演も決まっています。
主演を務めたNHK夜ドラ『いつか、無重力の宙で』から『ラムネモンキー』まで、近年は作品ごとに違った顔を見せており、出演作を振り返ると女優として着実にステップアップしていることが分かります。
木竜麻生の最新ドラマは?2026年の出演作品をチェック
「木竜麻生さんの最新ドラマは何?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
2026年9月時点で新たに発表されている注目作が、WOWOW連続ドラマW『ユージニア』です。2026年11月8日から毎週日曜午後10時に放送される全6話の作品で、岸井ゆきのさんが主演を務めます。
2026年9月16日にフルキャストが発表され、木竜麻生さんのほか、成海璃子さん、丸山隆平さんらの出演が明らかになりました。
木竜さんは2025年から2026年にかけて、NHK夜ドラで主演を務める一方、民放の話題作にも参加。そして次はWOWOWの連続ドラマへと、出演する作品の幅をさらに広げています。
さらに見逃せないのが、2026年秋から放送されるNHK連続テレビ小説『ブラッサム』への出演です。
2026年2月13日に出演が発表され、木竜さんにとって『ブラッサム』が初めての朝ドラ出演となります。
主演は石橋静河さん。木竜さんが演じるのは、ヒロイン・葉野珠の女学校時代の同級生である角田忍です。
角田忍は「反骨心あふれる同級生」と紹介されており、穏やかさだけではない木竜さんの芯の強い演技を楽しめそうな役柄ですね。
2025年にはNHK夜ドラの主演、2026年には朝ドラ初出演。こうして並べてみると、単純に出演本数が増えているというより、ドラマの中で担う役割そのものが大きくなっていることがポイントだと私は感じます。
『ラムネモンキー』では物語を動かすキーパーソンに
2026年の木竜麻生さんのドラマ出演で外せないのが、フジテレビ系の水10ドラマ『ラムネモンキー』です。
同作は2026年1月14日にスタートし、毎週水曜午後10時から放送されました。
反町隆史さん、大森南朋さん、津田健次郎さんという実力派3人がトリプル主演を務める青春ヒューマンコメディで、脚本を手掛けたのは古沢良太さんです。
木竜さんと福本莉子さんの出演は2025年12月9日に発表されました。
ここで大切なのは、木竜さんが単に豪華キャストの一人として加わったわけではないことです。
木竜さんと福本さんは、主人公たちにとっての「青春回収」の原点や物語を動かすトリガーとなるキーパーソンとして紹介されました。
反町さん、大森さん、津田さんというキャリア豊富な俳優が中心となる作品で、若い世代の木竜さんが物語の重要な部分を担う。この配置には、制作側から寄せられている信頼もうかがえるのではないでしょうか。
木竜さんというと、静かな表情の奥に感情をにじませる演技が印象的です。
大きな声や派手な動きだけで人物を説明するのではなく、ちょっとした視線や間によって「この人には何か過去がありそう」と感じさせることができる。その持ち味は、物語の原点に関わる人物と相性がいいように思います。
そして『ラムネモンキー』の前年には、木竜さん自身が主人公として作品の中心に立つ大きな仕事がありました。
それが『いつか、無重力の宙で』です。
木竜麻生主演『いつか、無重力の宙で』はどんなドラマ?
木竜麻生さんの近年のドラマ出演を語るうえで、特に重要な作品がNHK夜ドラ『いつか、無重力の宙で』でしょう。
2025年9月8日から10月30日まで、NHK総合の夜ドラ枠で月曜から木曜の午後10時45分に放送されました。1話15分、全8週・32話のオリジナルドラマです。
木竜さんが演じた主人公は、30代の会社員望月飛鳥。
広告代理店の大阪支社で働く飛鳥は、高校時代に天文部の仲間たちと「一緒に宇宙へ行こう」と夢を語っていました。
ところが大人になった飛鳥は、日々の仕事に追われ、本当に自分がやりたかったことを見失いかけています。
そんな飛鳥の前に13年ぶりに現れるのが、高校時代の親友・日比野ひかりです。森田望智さんが演じました。
ひかりは大人になっても宇宙への夢を持ち続けていましたが、宇宙飛行士になるという夢を諦めざるを得ない事情を抱えていました。
そこで飛鳥が考えたのが、自分たちで超小型人工衛星を作って宇宙を目指すことだったのです。
さらに片山友希さん演じる水原周、伊藤万理華さん演じる木内晴子も加わり、高校時代の天文部仲間4人が再び集まっていきます。
30歳を過ぎ、仕事や家庭など、それぞれ異なる事情を背負った女性たちが「もう一度好きなことをやってみよう」と宇宙を目指す物語です。

作品の面白さは、単なる「宇宙を目指すドラマ」にとどまらないところにあります。
大人になれば、高校生の頃のように「やりたいからやる」だけでは済まないことも増えてきますよね。
仕事、子育て、お金、時間、人間関係。それぞれに現実という名の「重力」があります。
『いつか、無重力の宙で』というタイトルには、そんな大人になったことで感じる重力から解放されたいという思いも込められています。
52歳の私などは、このテーマを聞いただけでも少し胸をつかまれてしまいます。
若い頃に夢中だったものが、いつの間にか生活の奥へしまい込まれている。そんな経験がある大人ほど、飛鳥たちの再挑戦を自分自身と重ねて見られるドラマだったのではないでしょうか。
望月飛鳥役で見えた木竜麻生の「普通の人」を演じる力
『いつか、無重力の宙で』で木竜麻生さんが演じた望月飛鳥は、最初から特別な能力を持つヒロインではありません。
広告代理店「HINODE CREATE OFFICE」のデジタルマーケティング部で働く入社9年目の会社員で、周囲から頼られる一方、上司や後輩の仕事まで引き受け、忙しい毎日にのみ込まれています。
この設定がとても大切なのですね。
宇宙を題材にしているからといって、主人公が宇宙飛行士や天才科学者というわけではありません。
どこにでもいそうな30代の会社員が、忘れていた夢を拾い直す。
だからこそ、視聴者が自分自身を重ねやすくなっています。
飛鳥は、ひかりとの再会をきっかけに、高校時代の仲間だった周や晴子を再び集めようとします。
ところが、みんな30歳になっていますから、青春時代のようにはいきません。
周からは「30歳になって宇宙を目指す余裕はない」と参加を断られ、シングルマザーとなった晴子にもそれぞれの生活があります。
しかも4人の間には、高校時代にひかりが突然姿を消したことで天文部が解散したという、心に引っ掛かったままの過去がありました。
ひかりが高校時代に病気と闘っていた事情が明かされ、4人は少しずつ本音をぶつけ合います。そして再び集まり、知識も資金も十分ではないところから人工衛星作りへ挑んでいくのです。
ここで木竜さんに求められたのは、いわゆる強烈なカリスマ型の主人公ではなかったように思います。
悩み、立ち止まり、時には仲間との関係にも苦しみながら、それでも少しずつ前へ進む人物です。
私は、こうした「普通の人の心が少しずつ動いていく役」こそ、木竜麻生さんの魅力がよく表れる役柄なのではないかと感じました。
『いつか、無重力の宙で』は宇宙描写にもこだわった作品
ドラマをより深く知りたい方にぜひ押さえていただきたいのが、人工衛星作りが単なる物語上の飾りではなかった点です。
作品では人工衛星の製作・開発過程について、実際に人工衛星開発に携わる大学研究者や技術者の協力を得ながら描写されました。
作中では開発の第1段階として「BBM試作」に取り組み、その後「エンジニアリングモデル」へ進むなど、夢を語るだけではなく、人工衛星を形にしていく具体的な過程も描かれています。
さらに飛鳥たちの人工衛星には、物語が進む中で「HIKARI」という名前が付けられます。
宇宙工学を学ぶ大学生・金澤彗を奥平大兼さん、大学教授の和泉季子を鈴木杏さんが演じ、生瀬勝久さんもタクシー運転手の舎人五郎役で出演しました。
そして「天の声」として飛鳥たちを見守る語りを担当したのが柄本佑さんです。
木竜さん自身も放送開始時、柄本さんの「天の声」に大きく支えられた趣旨のコメントを寄せています。
撮影は2025年5月から関西近郊で行われ、物語の舞台となる大阪府池田市をはじめ、大阪市立科学館、大阪公立大学中百舌鳥キャンパス、神戸学院大学などもロケ地となりました。
高校時代の設定は2008年から2010年で、2009年の皆既日食といった当時の天文ニュースも物語に取り込まれています。
つまり『いつか、無重力の宙で』は、友情や青春の再生を描くだけでなく、宇宙という題材を細部まで物語へ落とし込んだ作品だったのですね。
こうした丁寧な世界観の中で主演を務めた経験は、その後の木竜さんのドラマ出演を考えるうえでも大きな意味を持っていると考えられます。
木竜麻生の近年のドラマ出演作は?2023年以降を振り返る
木竜麻生さんは『いつか、無重力の宙で』だけで突然ドラマ界に現れた俳優ではありません。
近年だけでも、ジャンルの異なる作品に継続して出演しています。
主な作品を時系列で整理すると、活動の広がりが分かりやすくなります。
- 2023年『ヒヤマケンタロウの妊娠』:テレビ東京系で地上波放送
- 2023年『悪女について』:NHKドラマ10
- 2024年『藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ シーズン2』
- 2024年『七夕の国』:Disney+のオリジナルシリーズ
- 2025年『地震のあとで』:NHK土曜ドラマ
- 2025年『いつか、無重力の宙で』:NHK夜ドラで主演
- 2026年『ラムネモンキー』:フジテレビ系水10
- 2026年『ブラッサム』:NHK連続テレビ小説に初出演
- 2026年『ユージニア』:WOWOW連続ドラマW
この並びを見ていると、ひとつ興味深いことに気づきます。
SF、ヒューマンドラマ、文学作品を原作とするドラマ、青春もの、朝ドラ、WOWOW作品と、同じような役ばかりを繰り返していないのです。
2025年4月5日から放送されたNHK土曜ドラマ『地震のあとで』は、村上春樹さんが描いた「地震のあと」を題材にドラマ化した作品で、岡田将生さん、佐藤浩市さんらが主演陣に名を連ねました。
一方、2024年には岩明均さんのSF漫画を実写化したDisney+オリジナルシリーズ『七夕の国』にも出演しています。
さらにさかのぼれば、2020年にはフジテレビ系『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』と、その後のAFTER STORYにも出演。
2019年にはNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』、2016年には日本テレビ系『時をかける少女』にも出演していました。
こうして経歴をつなげて見ると、木竜さんは短期間のブレイクだけで現在のポジションへ来たのではなく、地上波、NHK、配信作品などで経験を積み重ねながら、少しずつ重要な役へ進んできた俳優だと分かります。
この「積み上げ型」の歩みは、木竜麻生さんを知るうえで意外と重要なポイントではないかしらと思います。
朝ドラ『ブラッサム』出演は木竜麻生にとって何を意味する?
今後の木竜麻生さんを考えるうえで特に注目したいのが、NHK連続テレビ小説『ブラッサム』です。
木竜さんにとって、これが朝ドラ初出演となります。
演じる角田忍は、石橋静河さん演じるヒロイン・葉野珠の女学校時代の同級生です。
これまでの木竜さんには、『いつか、無重力の宙で』の望月飛鳥のように、一見ごく普通に見えながら内側に強い思いを抱えている人物がよく似合っていました。
それに対して『ブラッサム』の角田忍は、発表段階から「反骨心あふれる」人物とされています。
ここは楽しみな変化ですよね。
内面の感情を静かに見せる木竜さんが、反骨心という外へ向かうエネルギーを持った人物をどのように演じるのか。
私は、単に「朝ドラに出演する」という話以上に、木竜麻生という俳優の新しい面が幅広い視聴者に知られる機会になることに注目しています。
NHK作品という点では、『いだてん』や『悪女について』『地震のあとで』、そして主演作『いつか、無重力の宙で』などへの出演経験があります。
そうした積み重ねの先に朝ドラがあると考えると、一本一本の出演が次の仕事につながってきたようにも見えます。
もちろん、今後どのような評価につながるかは実際の放送を見なければ分かりません。
それでも、主演経験を経て朝ドラ初出演へ進んだ現在は、木竜さんのキャリアを見るうえで一つの節目と言ってよさそうです。
木竜麻生の最新ドラマから見える今後の注目ポイント
ここからは、これまでの出演歴を踏まえた私なりの考察です。
木竜麻生さんの近年のドラマ出演で最も興味深いのは、主演だけにこだわるのではなく、作品の中で意味のあるポジションを選ぶような出演が続いていることだと感じます。
『いつか、無重力の宙で』では望月飛鳥として全32話の物語を引っ張る主演。
『ラムネモンキー』ではトリプル主演を支えながら、「青春回収」の原点とトリガーに関わるキーパーソン。
そして『ブラッサム』ではヒロインの女学校時代の同級生・角田忍として、朝ドラという新しい舞台へ進みます。
さらに『ユージニア』では岸井ゆきのさん主演の全6話のWOWOW作品へ参加します。
これは出演作をただ増やしているというより、主演と重要な助演を行き来しながら、演技の幅を広げている時期と見ることもできそうです。
若手俳優を追いかけていると、どうしても「主演になったから成功」「脇役だから後退」という見方をしてしまいがちですよね。
けれど俳優のキャリアは、そんなに単純ではありません。
特に木竜さんのように、人物の心の揺れを丁寧に表現するタイプの俳優の場合、物語の中心人物だけでなく、主人公の人生を変える人物や作品の空気を左右する役も大きな見せ場になります。
その意味で、『いつか、無重力の宙で』→『ラムネモンキー』→『ブラッサム』→『ユージニア』という流れはとても興味深いものがあります。
主演で「作品を背負う」経験をしながら、別作品では存在感のある役として違う俳優たちと組む。
こうした経験の積み重ねが、木竜さんの演技の引き出しをさらに増やしていくのではないでしょうか。
個人的には、木竜さんの魅力は「ものすごいことをしているように見せないのに、いつの間にか目で追ってしまう」ところにあるように感じています。
『いつか、無重力の宙で』の飛鳥も、世界を救うヒーローではありません。
仕事に追われ、友達との関係に悩み、自分の選択が正しいのか迷いながら、それでも昔の夢へもう一度手を伸ばす女性でした。
だからこそ、「私にもこんな気持ちがあったな」と思わせてくれる。
派手なキャラクターを強く押し出す演技とはまた違った、日常と地続きの人物を生きる力が木竜さんにはあるのではないかしら、と私は感じています。
そして今後の大きなポイントは、『ブラッサム』によって木竜さんを初めて知る視聴者が増えるかどうかでしょう。
朝ドラで木竜さんを知り、「この俳優さん、以前はどんなドラマに出ていたの?」と思った方が過去作をたどれば、『いつか、無重力の宙で』という主演作品に行き着きます。
そこから『地震のあとで』『七夕の国』『悪女について』などへさかのぼると、出演ジャンルの広さにも驚くはずです。
最新作から過去作へ戻って見ても楽しめるキャリアになっていること。
これが、現在の木竜麻生さんの出演歴から見えてくる、もう一つの魅力だと思います。
まとめ|木竜麻生の最新ドラマは主演経験後の広がりに注目
木竜麻生さんの最新ドラマを調べると、2026年は出演作の幅がさらに広がっていることが分かりました。
2026年1月には反町隆史さん、大森南朋さん、津田健次郎さんがトリプル主演した『ラムネモンキー』にキーパーソンとして出演。
そして2026年秋のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』では、ヒロイン・葉野珠の女学校時代の同級生で、反骨心を持つ角田忍を演じ、朝ドラ初出演を果たします。
さらに2026年11月8日スタート予定のWOWOW連続ドラマW『ユージニア』への出演も発表されています。
その一つ前の大きな転機となったのが、2025年9月8日から10月30日まで放送されたNHK夜ドラ『いつか、無重力の宙で』でした。
木竜さんは主人公・望月飛鳥を演じ、森田望智さん、片山友希さん、伊藤万理華さんとともに、高校時代の宇宙への夢を30代になって取り戻していく物語を全32話にわたって届けました。
『地震のあとで』『七夕の国』『悪女について』なども含めて近年の作品を振り返ると、木竜さんは同じタイプの役を繰り返すのではなく、作品ごとに異なる世界へ飛び込んできたことが分かります。
主演として物語を背負った経験を経て、今度は朝ドラやWOWOW作品へ。
ひとつひとつの役を丁寧に積み重ねてきた木竜麻生さんが、これからどんな人物を見せてくれるのか。長く若手俳優さんを見守っている一視聴者としても、ますます楽しみになってきました。
よくある質問
木竜麻生の最新ドラマは何ですか?
2026年9月時点では、2026年11月8日スタート予定のWOWOW連続ドラマW『ユージニア』への出演が発表されています。岸井ゆきのさんが主演を務め、全6話で放送される予定です。
また、2026年秋放送開始のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』への出演も決定しています。
木竜麻生は朝ドラに出演していますか?
2026年秋放送開始のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』で朝ドラ初出演となります。
石橋静河さん演じるヒロイン・葉野珠の女学校時代の同級生、角田忍役を演じます。角田忍は反骨心を持つ人物として紹介されており、これまでとはまた違った木竜さんの演技に注目です。
木竜麻生が主演した最近のドラマは?
2025年9月8日から10月30日までNHK総合で放送された夜ドラ『いつか、無重力の宙で』です。
木竜さんは主人公・望月飛鳥役を務めました。高校時代の天文部仲間と30代になって再会し、超小型人工衛星を作って宇宙を目指す「二度目の青春」を描いた全8週・32話の作品です。


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