内村遥さんが『ブラックペアン』で演じるのは、佐伯外科の外科医・垣谷雄次。シーズン2では医局長に昇進し、世良雅志の先輩として再登場します。
2018年のシーズン1から続投し、2024年の『ブラックペアン シーズン2』では第1話のオーストラリア、第2話の公開手術、そして第9話の国際心臓外科学会へと物語に関わりました。天城雪彦のような超人的な天才とは違い、失敗も抱えながら現場に立ち続けるところが、垣谷の味わい深い魅力なのですよね。
内村遥はブラックペアンで誰役?垣谷雄次は佐伯外科の医局長
内村遥さんが『ブラックペアン』シリーズで演じているのは、東城大学医学部付属病院・佐伯外科の医師、垣谷雄次(かきたに・ゆうじ)です。
2018年放送のシーズン1で、TBS公式の人物紹介は垣谷について「佐伯外科学教室の医師」と紹介しています。
さらに重要なのが、竹内涼真さん演じる世良雅志との関係です。
2人は病院で初めて出会ったわけではなく、大学のサッカー部から続く先輩・後輩。垣谷が先輩で、口が過ぎることもある世良をたしなめ、研修医たちからも慕われる面倒見の良い人物として設定されています。
まず基本情報を整理しておきましょう。
- 役名:垣谷雄次
- 演者:内村遥
- 所属:東城大学医学部付属病院・佐伯外科
- 職業:外科医
- 世良雅志との関係:大学サッカー部の先輩
- シーズン1の人物像:面倒見が良く、研修医から慕われる医師
- シーズン2の肩書き:佐伯外科の医局長
シーズン1は2018年4月22日に放送開始。内村遥さんは垣谷役として佐伯外科を支える医師の一人を演じました。
そして6年後、2024年7月7日に放送が始まった『ブラックペアン シーズン2』にも続投しています。
TBSはシーズン2のキャスト発表時、垣谷について「医局長に昇進している」と明確に紹介しました。
ここは、前作から見ている人には見逃せない変化ですよね。
シーズン1の垣谷は「後輩を気に掛ける先輩医師」という印象が強い人物でした。それが6年後には、医局をまとめる肩書きを持つところまでキャリアを積んでいます。
もちろん、医局長という肩書きの具体的な職務は病院や組織によって異なりますので、現実の医療機関の役割をそのままドラマに当てはめることはできません。
ただ、劇中における垣谷の立ち位置が、以前よりも責任を負う側へ進んだことは分かります。
私はこの昇進がとても「垣谷らしい」と感じました。
突然、スーパー外科医として覚醒したのではありません。
もともと人の面倒を見ることのできた医師が、6年という時間を経て医局長になった。
派手ではありませんが、人物の性格とキャリアがきちんとつながっているのです。
垣谷雄次と世良雅志の関係は?大学サッカー部時代から続く先輩後輩
垣谷雄次を知るうえで外せないのが、世良雅志との関係です。
TBS公式の人物設定によれば、垣谷と世良は大学のサッカー部の同窓で、垣谷が先輩。シーズン1では、口が過ぎることもある世良を垣谷がたしなめる関係として描かれていました。
この設定があることで、2人の距離感は普通の「職場の先輩と後輩」と少し違って見えます。
シーズン1当時の世良は研修医です。
患者を救いたいという思いが強い一方、医療現場の複雑な事情をまだ十分には理解できず、感情を前に出してしまうこともありました。
そんな世良に対して垣谷は、教授のような遠い存在でもなければ、同期のように同じ立場でもありません。
しかも医師になる以前から知っている先輩です。
「こいつは昔からこういうところがある」と分かったうえで接することのできる人物、と考えると関係性が見えやすくなりますね。
スポーツを見てきた私には、この距離感がとても興味深く感じられます。
部活動では、監督やコーチとは別に、一つ二つ上の先輩が後輩に声を掛けることがあります。
技術だけではなく、その人の性格や癖まで知っているからこそ伝わる言葉もありますよね。
もちろんドラマの中で大学時代の2人が細かく描かれているわけではありません。
それでも、「サッカー部の先輩後輩」という公式設定があることで、垣谷が世良を気に掛ける姿に長年の背景を感じられるのです。
そしてシーズン2では、この関係にも6年間の時間が流れています。
世良はもう新人研修医ではありません。心臓血管外科医として経験を重ねています。
一方の垣谷も医局長へ昇進しました。
かつての研修医は一人前の医師へ。面倒見の良い先輩は医局長へ。
主演級のキャラクターだけでなく、こうした周囲の人物にも時間の経過が反映されていることが、シーズン2の世界に厚みを与えているのだと思います。
ブラックペアン2の垣谷雄次に何があった?第1話のゴールドコーストから確認
『ブラックペアン シーズン2』での垣谷は、第1話から世良と行動を共にする重要な役割を任されています。
第1話は2024年7月7日に放送されました。
佐伯清剛から、オーストラリア・ゴールドコーストのハートセンターで働く天城雪彦に手紙を届けるよう命じられた世良は、先輩医師の垣谷とともにオーストラリアへ向かいます。
そこで2人は、ゴールドコーストのビーチで意識を失った少年に遭遇しました。
世良と垣谷は応急処置をしますが、少年の意識はなかなか戻りません。
戸惑う垣谷たちの前に現れた謎の男が助言し、その結果、少年は一命を取り留めます。
この男こそ、のちに物語の中心となる天城雪彦(二宮和也さん)でした。
つまり垣谷は、シーズン2のかなり早い段階で天城の並外れた医療知識を目の当たりにする人物なのです。
ここで大切なのは、「垣谷が少年の処置に失敗して命を危険にさらした」などと必要以上に断定しないことだと思います。
TBS公式あらすじで確認できるのは、世良と垣谷が応急処置を行い、意識が戻らず戸惑っていたところ、謎の男の助言によって少年が助かったという流れです。
その事実だけでも十分、天城と通常の医師たちとの知識・判断の差を印象づける導入になっています。
シーズン2の垣谷を見る際、私はこの第1話が意外と重要だと感じています。
すでに医局長になった人物なのに、物語はいきなり「何でも分かるベテラン医師」として扱わないのです。
分からないこともある。
判断に迷うこともある。
そして自分を超える人物から学ぶこともある。
この時点で、垣谷がシーズン2で担う「経験を積んでもなお学び続ける医師」という立ち位置が、うっすら見えているように思えるのですよね。
第2話で垣谷は手術に苦戦!天城との技量差がはっきり描かれる
垣谷雄次のシーズン2を語るうえで、特に注目したいのが2024年7月14日放送の第2話です。
この回では、日本へやって来た天城が東城大学で存在感を一気に強めます。
天城は佐伯清剛が計画している心臓外科専門病院のトップ候補として来日し、世界でただ一人「ダイレクト・アナストモーシス」を扱える心臓外科医として公開手術に挑むことになります。
劇中では、垣谷が天城を心臓バイパス手術の世界的な大家として医局の人々へ紹介する場面もあります。
ところが天城本人は、それだけでは紹介が足りないと言わんばかりに、自分がダイレクト・アナストモーシスを扱える唯一の心臓外科医だと強烈に自己紹介します。
この場面だけでも両者のキャラクターの違いがはっきりしますよね。
垣谷は組織の中で人を紹介し、場を整える側。
天城はその場の空気ごと自分のものにしてしまう側です。
さらに第2話では、手術の中で垣谷が石灰化への対応を進めた結果、出血が起こり、状況が悪化する展開があります。
高階権太も対応に入りますが、最終的には天城が圧倒的な技術でリカバリーしていきます。
ここでようやく、「シーズン2で垣谷が失敗を経験する」という点を具体的に見ることができます。
前の記事では失敗の時期や内容がやや曖昧になっていましたが、重要なのは第2話の公開手術に関わる場面です。
ただし、この一件だけを見て「垣谷は腕の悪い医師」と決めつけるのは適切ではありません。
むしろ物語上のポイントは、医局長にまでなった垣谷でさえ、天城の前では技術差を突きつけられることにあると私は考えています。
天城は作品世界の中でも特別な能力を持つ人物です。
そんな天城の異常なまでの技術力を視聴者に分からせるには、ある程度経験を積んだ医師と比較する必要があります。
新人と比べただけでは「天城がすごい」のか「新人がまだ未熟なのか」が分かりませんものね。
医局長の垣谷や高階ほどの医師でも苦戦する状況を天城がひっくり返す。
だからこそ、天城の規格外ぶりが際立つわけです。
垣谷は失敗をするためだけの人物ではなく、「天城という天才がどれほど普通ではないのか」を測る物差しの一人でもあるのだと思います。

垣谷雄次は第9話で天城の公開手術の助手に指名される
垣谷を見るなら、第2話での苦い経験だけで終わらせず、第9話まで追うことが大切です。
2024年9月8日放送の第9話では、天城が国際心臓外科学会で行う公開手術を計画します。
当初、公開手術の患者として決められたのは繁野結衣。
そして天城は、公開手術の助手として、
- 高階権太
- 垣谷雄次
- 関川文則
の3人を指名しました。
垣谷のシーズン2での立ち位置を考えるうえで、私はここが一番面白いところだと思っています。
第2話では手術中に苦戦し、天城との技量差を見せつけられた垣谷。
それでも後半になって、再び天城が行う大舞台の助手として名前を呼ばれています。
もちろん、ここは慎重に見なければなりません。
「助手に選ばれた=天城が垣谷を一流外科医として全面的に認めた」と劇中で明言されたわけではありません。
そこまで事実として断定するのは行き過ぎです。
ただ、失敗を経験した人物が物語から外されるのではなく、再び手術メンバーとして配置されたことは確認できます。
私はそこに、垣谷という人物の「失敗しても働き続ける医師」という側面を感じます。
スポーツでも似た場面がありますよね。
大事な試合でミスをしてしまった選手が、そのまま二度と起用されなくなるとは限りません。
日々の練習を続け、再び重要な試合でメンバーに入ることがあります。
そのときの価値は、「ミスを帳消しにした」ことではありません。
ミスのあとも競技を続け、もう一度その場所に立ったことにあるのではないでしょうか。
垣谷も同じように見えます。
なお、第9話で計画されていた繁野結衣の手術と、最終話で国際心臓外科学会において天城が実際に行う公開手術は、患者を混同しないよう注意したいところです。
最終話で天城が公開手術を行う患者は徳永です。
手術中、徳永は体温が急激に上昇し、悪性高熱症を発症。さらにバイパスを作るための冠動脈3本がすべて切離されていたという異常な状況が判明します。
一方、東城大学では繁野結衣が急性僧帽弁閉鎖不全を発症し、世良が黒崎誠一郎の補助を受けながら緊急手術に挑むことになります。
つまり終盤では、国際心臓外科学会と東城大学で別々の手術が同時進行するのです。
ここを整理しておくと、シーズン2終盤の展開がずっと分かりやすくなります。
シーズン1からシーズン2で垣谷雄次はどう変わった?
内村遥さん演じる垣谷雄次をシーズン1とシーズン2で比べると、最も分かりやすい変化は肩書きです。
シーズン1では面倒見の良い佐伯外科の医師。シーズン2では佐伯外科の医局長。
しかし、本当に面白いのは肩書きが変わったこと以上に、「性格の延長線上にその昇進がある」ことではないでしょうか。
シーズン1から、垣谷は研修医に慕われる人物でした。
世良が言い過ぎればたしなめる。
後輩たちの面倒を見る。
自分一人だけが脚光を浴びようとするタイプではありません。
そんな人が6年後に医局長になっているのです。
私はこの流れに、とても自然な説得力を感じます。
ドラマではキャラクターの成長を表すために、「ものすごく腕が上がった」「大病院のトップになった」という大きな変化を与えることがあります。
ところが垣谷の場合は違います。
以前から持っていた周囲を見る力や人との距離の取り方が、より大きな責任を持つ立場につながっているように見えるのです。
しかも、医局長になったからといって「完成されたベテラン」にしなかったところも重要です。
第1話ではオーストラリアで天城の判断力に驚かされます。
第2話では手術で厳しい状況を経験します。
それでも医局長として現場に残り、第9話では天城の公開手術の助手に指名されます。
こうして並べると、垣谷のシーズン2は単なる「出世後の姿」ではありません。
昇進して責任が増えたあとにも、自分の未熟さと向き合わなければならない人物として描かれているのです。
年齢を重ねて仕事をしていると、この感覚は少し分かる気がするのですよね。
役職が付いたから、もう失敗してはいけない。
後輩がいるから、何でも知っていなければならない。
つい、そんな気持ちになることがあります。
けれど現実には、立場が上がってから初めて出会う難しさもあります。
垣谷が見せているのは、若手の成長とはまた違った中堅になってからの成長なのかもしれません。
なぜ垣谷雄次はブラックペアンに必要?天才を支える「普通の医師」の価値
ここからは、ドラマを見てきた一視聴者としての考察です。
私は、内村遥さん演じる垣谷雄次の価値は、渡海征司郎や天城雪彦のような天才ではないことにあると考えています。
『ブラックペアン』には、現実離れしているほど圧倒的な腕を持つ医師が登場します。
シーズン1では渡海。
シーズン2では天城。
彼らは他の医師では対応できない状況を、常識外れともいえる技術で突破していきます。
しかし、もし登場する医師全員がそのレベルだったらどうでしょう。
天才のすごさが、かえって分からなくなりますよね。
そこに垣谷のような、経験を積んで医局長にまでなった医師がいる。
その垣谷でさえ迷い、苦戦する。
すると初めて、天城の技術が「通常の優秀な医師とは次元が違う」と視聴者に伝わります。
これが垣谷の一つ目の役割だと思います。
二つ目は、失敗を背負える人物であることです。
物語の中では、失敗しない天才ばかりを見続けるより、判断を誤る人や自信を失う人がいるほうが、組織に現実味が生まれます。
垣谷は医局長です。
それでも完璧ではありません。
私は、この「責任ある立場なのに完璧ではない」という設定がとても人間的だと感じます。
三つ目は、佐伯外科を一つのチームに見せる役割です。
世良とは大学サッカー部からの先輩後輩。
後輩医師たちから慕われる人物で、シーズン2では医局長。
主人公と激しく対立して毎回事件を起こすわけではありませんが、人と人の間に自然に入れるキャラクターなのです。
サッカーに例えるなら、得点王になるストライカーではなく、中盤で何度もボールを受けて味方へつなぐ選手でしょうか。
90分間で一度も派手なゴールを決めなくても、その選手がいなくなるとチーム全体のリズムが崩れてしまう。
私は垣谷に、そんな存在感を感じています。
そして、この役割は内村遥さんの演技とも相性が良いように思います。
垣谷は、登場するだけで周囲を黙らせるような人物ではありません。
医局の風景の中に自然にいて、「この人は以前からここで働いてきたのだろうな」と感じさせるタイプです。
これはあくまで私の視聴上の印象ですが、内村遥さんは脇に立ちながら、その場所の生活感を作れる俳優さんなのではないでしょうか。
天城のような強烈な人物が成立するためには、その隣に「現場に普通にいそうな医師」が必要です。
垣谷をじっくり見ると、『ブラックペアン』が天才だけで成立している作品ではないことが分かってきます。
垣谷雄次の魅力を考察|「先輩になってからも成長する人」だから応援したくなる
垣谷雄次について調べ直して、私が改めて面白いと感じたのは、成長するのが若手だけではないという点でした。
シーズン1では、研修医の世良が成長する側です。
垣谷はその世良を見守り、時にはたしなめる先輩でした。
普通なら、こうした先輩キャラクターは「すでに完成した人物」として描かれ、そのまま後輩の成長を支えて終わっても不思議ではありません。
ところがシーズン2では違います。
世良が経験豊かな医師になった一方、今度は医局長になった垣谷が天城という新しい存在に出会います。
そして、自分では対応できない状況や手術上の苦い経験と向き合うことになります。
ここに、とても面白い立場の入れ替わりがあります。
昨日まで教える側だった人にも、明日には新しく学ぶことがある。
これこそ垣谷の物語なのではないかしら。
肩書きが付いても完成ではない。
後輩が育っても、自分の成長が終わるわけではない。
その姿は、天才外科医の華麗な手術とはまったく違う形で心に残ります。
さらに第9話で公開手術の助手として名前を呼ばれるところまで見ると、垣谷は「失敗した人物」だけでは終わりません。
ここで大切なのは、失敗を帳消しにするような劇的な覚醒がないことです。
突然、天城と同じレベルの天才になるわけでもありません。
私は、それで良いと思うのです。
むしろ、そのほうが垣谷らしい。
仕事でもスポーツでも、ほとんどの人は一度の出来事だけで劇的に生まれ変わるわけではありませんよね。
失敗して、落ち込んで、それでも翌日になったらまた仕事場へ行く。
その繰り返しの中で少しずつ役割が増え、気がつけば後輩から頼られる立場になっている。
垣谷の6年間は、そんな積み重ね型の成長に見えます。
シーズン1とシーズン2をつなぐ人物として考えた場合、ここはとても重要なポイントでしょう。
6年後の作品で「以前と同じ役のまま」ではなく、きちんと医局長へ進んでいる。
それなのに性格の根っこは、面倒見の良い先輩のままです。
役職だけを変えるのではなく、過去の人物像から自然に現在へつないでいるところに、シリーズものならではの楽しさがあります。
そして私は、この点こそ垣谷を見るときの新しい視点だと感じています。
垣谷は単なる「天才に失敗を救われる医師」ではありません。
世良の成長によって6年間を見せる人物であると同時に、垣谷自身の昇進によっても6年間を見せる人物なのです。
主演だけでは表現しきれない時間の経過を、脇を固めるキャラクターが静かに伝えている。
そこに注目すると、『ブラックペアン シーズン2』の再会シーンや医局の風景が、また少し違って見えてきます。
まとめ|内村遥のブラックペアン垣谷雄次は医局長になっても成長を続ける
内村遥さんが『ブラックペアン』で演じるのは、東城大学医学部付属病院・佐伯外科の外科医・垣谷雄次です。
2018年のシーズン1では、世良雅志の大学サッカー部時代からの先輩として登場。面倒見が良く、口が過ぎることのある世良をたしなめ、研修医からも慕われる人物として公式に紹介されました。
2024年の『ブラックペアン シーズン2』では、佐伯外科の医局長に昇進しています。
第1話では世良とオーストラリアへ渡り、ゴールドコーストのビーチで倒れた少年を救おうとしたところで天城雪彦と遭遇。
第2話では天城を心臓バイパス手術の世界的な大家として紹介する一方、手術では厳しい経験をし、天城との技術差を目の当たりにします。
それでも物語から姿を消すわけではありません。
第9話では、国際心臓外科学会に向けて天城が計画した公開手術の助手として、高階権太、垣谷雄次、関川文則の3人が指名されました。
シーズン1では後輩を支える先輩。
シーズン2では医局を支える医局長。
しかし肩書きが上がっても、本人の学びまで終わったわけではないのです。
人を育てる側になっても、自分自身も成長を続ける。
この姿こそ、垣谷雄次という人物の魅力ではないでしょうか。
渡海征司郎や天城雪彦のような圧倒的な天才ばかりに注目していると、つい見過ごしてしまいそうな人物です。
けれどシーズン1から順番に見返せば、世良との距離、肩書きの変化、天城との出会い、そして再び重要な手術メンバーに入っていく流れが見えてきます。
主役の後ろで何年も白衣を着続ける人にも、その人なりの時間があります。
内村遥さん演じる垣谷雄次は、その「積み重ねる医師」の姿を静かに見せてくれるキャラクターなのだと、私は感じています。
よくある質問
内村遥はブラックペアンで何役ですか?
内村遥さんは、東城大学医学部付属病院・佐伯外科の外科医・垣谷雄次役です。2018年のシーズン1から出演し、2024年のシーズン2では医局長に昇進しています。
垣谷雄次と世良雅志はどんな関係ですか?
2人は大学サッカー部時代からの先輩・後輩で、垣谷が先輩です。シーズン1では、口が過ぎることのある世良を垣谷がたしなめるなど、面倒見の良い人物として描かれています。
垣谷雄次はブラックペアン2で天城の助手に選ばれますか?
はい。第9話で、天城が国際心臓外科学会に向けて計画した公開手術の助手として、高階権太、垣谷雄次、関川文則の3人を指名します。 ただし、助手への指名を「天城が垣谷の実力を全面的に認めた」とまで断定する描写ではないため、事実と解釈は分けて見るのが適切です。
春野滋


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