末次寿樹はドラマ『天城越え』に出演!役柄や見どころを解説

昭和初期の天城峠を歩く14歳の少年と若い女性を思わせる山道の情景 若手俳優

末次寿樹さんはNHK特集ドラマ『天城越え』で、31年前の望月次郎、14歳の少年時代を演じています。現在の望月役・萩原聖人さんへとつながる、初恋と事件の「記憶の出発点」を担う重要な役です。 X (formerly Twitter)+1

なお、『天城越え』は2026年に新しく制作されたドラマではありません。2025年にBS系で放送された作品が、2026年7月11日・18日にNHK総合で前後編として地上波放送されたものです。ここを整理すると、末次寿樹さんの出演歴もより正確に理解できます。 Real Sound|リアルサウンド+1

末次寿樹は『天城越え』で何役?望月次郎の14歳時代を演じる

末次寿樹さんがNHK特集ドラマ『天城越え』で演じたのは、望月次郎の少年時代です。

所属するテアトルアカデミーも、末次さんが「望月次郎(少年)役」として出演すると公式SNSで告知しています。大人になった望月次郎を演じるのは萩原聖人さんです。 X (formerly Twitter)+1

物語の現在は昭和31年。

静岡県で印刷業を営む望月次郎のもとを、定年間近となった田島刑事が訪れます。田島を演じるのは岸谷五朗さんです。

田島が依頼したのは「刑事捜査資料」の印刷。その中には、望月がずっと心の奥にしまってきた土木作業員殺害事件が記されていました。

事件に関係していたのが、生田絵梨花さん演じる大塚ハナと、天城トンネル付近で目撃された14歳の少年。

そして、その少年こそが31年前の望月次郎でした。 Real Sound|リアルサウンド

つまり末次さんは、単純に「主人公の若いころ」を演じるだけではありません。

現在の望月がなぜ田島の訪問に動揺するのか。

なぜ31年もの間、過去を封じてきたのか。

なぜ大塚ハナという女性を忘れられないのか。

その理由を、実際に起きた出来事として視聴者に見せるのが、末次寿樹さん演じる少年・望月なのです。

萩原聖人さんが“記憶を抱え続けた人”を演じるなら、末次寿樹さんは“その記憶が生まれた少年”を演じている。

私は、この二人の役割を分けて考えると、『天城越え』で末次さんが担ったものの大きさがよく分かると思いました。

さらにNHKドラマ公式SNSでは少年時代の望月について、下田の鍛冶屋で学校にも通えず、すすにまみれて日々を過ごしていた少年であることも紹介されています。 X (formerly Twitter)

これはかなり重要な背景ですよね。

ただ14歳だから純粋なのではなく、決して恵まれているとはいえない日常の中で生きてきた少年だからこそ、旅の途中で出会ったハナとの数時間が特別なものになっていく。

そう考えると、「初恋」という言葉にも、いっそう切実な響きが感じられます。


『天城越え』はいつ放送?2025年制作版と2026年地上波放送を整理

末次寿樹さんの出演を調べていると、「2025年の『天城越え』」「2026年の『天城越え』という二つの表記を目にすることがあります。

結論からいうと、同じ作品です

今回のNHK版『天城越え』は、松本清張の短編小説『天城越え』を原作に制作された特集ドラマで、2025年にBS系で先に放送されています。

その後、2026年7月にNHK総合で前後編として地上波放送されました。 Real Sound|リアルサウンド+1

2026年の地上波放送は、

  • 前編:2026年7月11日(土)22時~22時45分
  • 後編:2026年7月18日(土)22時~22時45分

という編成でした。 Real Sound|リアルサウンド

そのため、末次さんの経歴を説明するときには「2026年制作の新作」とするより、「2025年に放送されたNHK特集ドラマで、2026年にNHK総合でも放送された作品」と捉えるのが正確です。

出演者には、

  • 大塚ハナ:生田絵梨花
  • 望月次郎:萩原聖人
  • 土工:奥野瑛太
  • 菊乃:岡田結実
  • 望月次郎(少年):末次寿樹
  • 望月キヨ:篠原ゆき子
  • 30年後の大塚ハナ:若村麻由美
  • 田島:岸谷五朗

らが名を連ねています。 Real Sound|リアルサウンド+1

脚本は羽原大介さん、演出は金澤友也さん、音楽はfox capture planが担当しました。 Real Sound|リアルサウンド

ここでひとつ面白いのは、2026年の地上波放送をきっかけに初めて末次さんを知った視聴者にとっては「2026年の出演作」のように感じられる点です。

けれど俳優としての仕事を追いかける場合は、制作・初放送時期と、地上波で広く知られた時期を分けて見ることが大切なんですよね。

若い俳優さんの場合、わずか1年でも顔つきや身長、演じられる役柄が大きく変わります。

出演歴を丁寧に追うからこそ、この時系列は押さえておきたいところです。


末次寿樹演じる望月次郎に何が起きた?31年前の事件を整理

『天城越え』は、松本清張作品らしいミステリーであると同時に、14歳の少年が忘れられない女性と出会った記憶の物語でもあります。

昭和31年、印刷業を営む望月次郎の前に田島刑事が現れたことから、31年前の記憶がよみがえります。

当時14歳だった望月は、天城峠で大塚ハナと出会いました。

ハナは「修善寺の遊女」とされる女性。

生田絵梨花さんが演じるハナについては、12歳で吉原の女郎屋へ下働きに出されたという過酷な背景も設定されています。 ぴあエンタメ情報

少年・望月とハナは天城峠をともに進みます。

公式のあらすじでは、二人が手を取り合って峠を越えた数時間が、望月にとって忘れられない初恋として描かれています。ハナの笑顔、歌声、手のぬくもりまでが、大人になった望月の記憶に残っていました。 Real Sound|リアルサウンド

14歳の少年にとって、年上の女性と過ごしたこの時間がどれほど鮮烈だったのか。

それだけなら、少し切ない青春の思い出として終わったのかもしれません。

しかし、二人が別れた後、土木作業員をめぐる殺害事件が起こります。

ハナは事件の容疑者として逮捕され、田島による取り調べを受け、殺害を自供します。

ところが、その自供には不自然な部分がありました。

まるで誰かをかばっているように見える。

ここが物語の大きな謎になります。 Real Sound|リアルサウンド+1

大切なのは、「ハナが自供した」という事実と、「事件の本当の真相」を同じものとして扱わないことです。

『天城越え』そのものが、31年後になって事件の真相へ迫るミステリーだからです。

そして、時効が成立した後になぜ田島は望月の前へ現れたのか。

望月は少年時代、本当は何を知っていたのか。

ハナの不自然な自供には、どんな思いが込められていたのか。

こうした疑問の中心にいるのが、末次寿樹さん演じる14歳の望月でした。

私はこの構成を見ていると、『天城越え』において末次さんの役は「回想シーンの子役」と呼ぶには重すぎるように感じます。

事件の謎そのものと、ハナが守ろうとしたもの、そして大人の望月が背負う記憶。その三つが少年・望月に集まっているからです。

ミステリーでは「犯人は誰か」に目が向きがちですが、この作品では「なぜ31年間忘れられなかったのか」に注目すると、望月という人物がさらに立体的に見えてきます。


末次寿樹の『天城越え』で注目したい演技は?初恋と沈黙がポイント

末次寿樹さん演じる少年・望月の見どころは、派手なアクションや長いせりふではなく、まだ大人になりきっていない14歳の少年が、大人の世界に触れてしまう瞬間にあると私は感じました。

特に注目したいのが、ハナへの思い、少年の置かれた境遇、そして31年後へ残っていく記憶です。

生田絵梨花演じるハナへの思いを「少年の初恋」として見せる

望月にとってハナは、突然現れた特別な女性でした。

公式あらすじでも、31年後の望月にとってハナが「初恋の女性」だったことが明確にされています。 Real Sound|リアルサウンド

ただし、14歳の少年です。

大人の恋愛のように、自分の感情を整理して言葉で説明できるわけではありませんよね。

気になる。

そばにいたい。

もっと一緒に歩いていたい。

でも、どう接してよいのかは分からない。

そんな少年らしい不器用さがあるからこそ、ハナと天城峠を歩く時間が瑞々しく映ります。

そして私は、この「明るい記憶」がとても重要だと思っています。

もし最初から事件だけがあったなら、望月の記憶は恐怖だけだったでしょう。

しかし彼の中では、人生でもっとも美しいかもしれない記憶と、人生を揺るがす事件の記憶が連続している

だから忘れようとしても、完全には切り離せないのではないでしょうか。

ハナを思い出せば事件も思い出す。

事件を思い出せば、ハナの笑顔まで戻ってくる。

末次さん演じる少年の瑞々しさは、実はその後のミステリーを重くするためにも欠かせないものだったと感じます。

学校へ行けず鍛冶屋で働く少年という背景も重要

少年・望月について、もう一つ見逃したくないのが生活環境です。

NHKドラマ公式SNSでは、少年時代の望月は下田の鍛冶屋で、学校にも行けず、すすにまみれて毎日を過ごしていた人物として紹介されています。 X (formerly Twitter)

この設定を知ると、ハナとの出会いの意味が少し違って見えてきます。

普段の世界は鍛冶屋と仕事。

学校へ通って同世代の友人たちと過ごすような、ごく普通の14歳の日常からも離れている。

そんな少年が旅に出て、天城峠でひとりの女性に出会う。

ハナとの数時間は、望月にとって単なる恋だけではなく、日常の外へ初めて連れ出してくれたような時間だったのではないか

これは私なりの解釈ですが、だからこそ彼女の存在が31年後まで色褪せなかったのだと考えると、とても腑に落ちるのです。

初恋だから忘れられなかった。

事件があったから忘れられなかった。

それだけではなく、少年にとって「それまで知らなかった世界」と出会った一日だったから忘れられなかった。

私は、ここに『天城越え』の少年役を見るうえでの大切なポイントがあると思います。

「知っているのに語れない」少年がミステリーを支える

さらに少年・望月は、物語の謎にも深く関わっています。

ハナはなぜ不自然な自供をしたのか。

田島はなぜ事件から31年も経って望月のもとへ現れたのか。

そして、望月自身は何を胸にしまっていたのか。

視聴者は少年時代の望月を見るたびに、「この少年の記憶の中に真相へつながるものがあるのでは」と意識させられます。

だから少年時代の場面は、昔を懐かしむだけの回想になりません。

ハナとの優しい時間を見ている最中でさえ、その後の事件を知る視聴者には不穏な空気が重なります。

無垢な少年の表情と、事件の真相を探る視聴者の目線が同時に存在する。

末次さんが担った少年役の難しさは、まさにここにあったのではないかしらと思います。

※画像はAIによるイメージ

末次寿樹はどんな俳優?『天城越え』出演時に注目したい経歴

『天城越え』を見て、「少年時代の望月を演じている俳優は誰?」と検索した方も多いのではないでしょうか。

末次寿樹さんは2011年1月25日生まれの俳優です。

テアトルアカデミープロダクションの公式プロフィールでは、身長165.0cm、趣味・特技はトランペットと野球と紹介されています。 テアトルアカデミープロダクションオフィシャルサイト

2026年8月現在は15歳。

『天城越え』の望月は14歳ですから、本人とかなり近い年代の少年を演じたことになります。

ただ、「実年齢が近いから自然に演じられた」と単純に決めつけるのは避けたいところです。

芝居には作品の時代背景や人物の置かれた環境を理解し、役として見せる技術が必要だからです。

そのうえで、14歳前後にしか出せない身体つきや声、年上の女性を前にしたときの距離感などは、同年代の俳優だからこそ作品になじみやすかった部分もあるのではないでしょうか。

末次さんは2019年度後期のNHK連続テレビ小説『スカーレット』にも出演しています。俳優プロフィールでも『スカーレット』などへの出演が確認できます。 WEBザテレビジョン

また、2022年のドラマ『復讐の未亡人』では鈴木優吾の幼少期役を担当しており、成長した人物につながる過去を演じた経験もあります。 オールシネマ

映画『ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク』では、モトキの少年時代役として出演しています。 ウィキペディア

こうした経歴を見ていくと興味深いですよね。

末次さんは、単に「子どもの役」を演じてきただけではなく、成長後の人物につながる少年時代を任される機会を重ねてきた俳優でもあります。

少年時代の役には独特の難しさがあります。

それだけを見れば成立する人物でありながら、視聴者には「この少年が将来あの大人になる」と感じてもらわなければなりません。

『天城越え』ではその条件がさらに厳しくなっています。

少年・望月の経験に説得力がなければ、31年後の望月が田島との再会によって揺さぶられる重さまで薄れてしまうからです。

末次さんが少年期役を経験してきたことは、今回の望月次郎を考えるうえでも興味深いキャリアだと私は思います。

そして15歳前後というのは、子役から青年俳優へと大きく変化していく時期でもあります。

数年前には似合った「幼少期役」が、これからは同世代の中学生・高校生そのものの役へ変わっていく。

『天城越え』の望月次郎は、末次さんにとっても、幼い子どもの役から複雑な内面を持つ少年役へ移っていく時期を象徴する出演作になったのではないでしょうか。


過去の『天城越え』と比べても少年役が重要なのはなぜ?

松本清張の『天城越え』は、今回初めて映像化された作品ではありません。

代表的な映像化の一つに、1983年2月19日公開の松竹映画『天城越え』があります。

同作には渡瀬恒彦さん、田中裕子さん、樹木希林さん、加藤剛さん、平幹二朗さんらが出演しました。 ウィキペディア

ただし、過去の映像版と今回のNHK版では人物名や設定、ドラマとしての構成に違いがあります。

ですから、末次寿樹さんが過去作品の少年役をそのまま再現した、と見るのは適切ではありません。

ここで注目したいのは、作品を超えて受け継がれている「少年の視点」そのものの重要性です。

『天城越え』で扱われるのは、大人の犯罪や取り調べ、人間関係、社会の事情です。

14歳の少年には、そのすべてを大人と同じように理解することはできません。

けれど、理解できないことと、傷つかないことは別ですよね。

むしろ意味が分からないまま目にした出来事だからこそ、恐怖や罪悪感、恋しさなどが整理されない状態で心に残ってしまうことがあります。

今回の望月も同じです。

14歳の彼は、大人たちの事情をすべて知り尽くした探偵ではありません。

理解しきれない出来事を抱えたまま大人になり、その記憶と31年間生きてきた人物なのです。

だから少年役は、単に萩原聖人さんの若いころを再現するだけでは成立しません。

大人になった望月の心の中に残り続けるほどの一日を、視聴者にも体験させなければならない。

私はそこに、この作品で少年役がいつの時代も重要になる理由があると考えています。


考察|末次寿樹の望月次郎が「31年間」の重みを生んだ

ここからは、作品の設定を踏まえた私なりの考察です。

末次寿樹さんが『天城越え』で担った最大の役割は、望月がなぜ31年間も過去から逃れられなかったのかを、説明ではなく感情で納得させることだったのではないでしょうか。

「14歳のころ、ある女性に出会い、その後に事件がありました」

文章なら一文で書けます。

でも、それだけで31年間という時間の重さを感じるのは難しいですよね。

ドラマでは、実際に少年がハナと出会います。

一緒に天城峠を歩く。

年上の女性に心をひかれていく。

普段とはまるで違う時間を過ごす。

その幸せな記憶を視聴者自身が見たうえで、事件が重なります。

ここに映像作品ならではの強さがあります。

初恋の記憶と事件の記憶が、少年の中で同じ一日の出来事として結びついてしまった。

私は、これこそ望月が31年間忘れられなかった理由を考えるうえで、とても重要だと感じます。

しかも今回、少年・望月が学校へ行けず鍛冶屋で働いていたという背景まで踏まえると、ハナとの出会いはさらに大きく見えてきます。 X (formerly Twitter)

望月の日常には、同年代の少年たちが経験するような学校生活がありません。

毎日すすにまみれて働いている。

そんな彼にとって天城峠で過ごした数時間は、初恋である以前に、「自分の知らなかった人生」を見せてくれた時間でもあったのではないでしょうか。

これは筆者としての解釈ですが、私はこの視点を入れると、31年という歳月にも説得力が増すと感じました。

忘れられないのは事件があったからだけではない。

忘れられないほど幸せな時間が、その直前にあったからなのです。

人はつらい記憶だけでなく、「もしあの時間がずっと続いていたら」という思いも抱え続けることがありますよね。

望月にとってハナは、悲劇の関係者であると同時に、14歳の自分に一瞬だけ別の世界を見せてくれた人だったのかもしれません。

そして、末次さんと萩原聖人さんの役割を並べると、さらに面白い構造が見えてきます。

末次さんの望月には、まだ感情をうまく言葉にできない少年らしさがある。

萩原さんの望月には、言葉にしなかったものを31年間抱えてきた大人の重さがある。

末次寿樹さんが「記憶が刻まれた瞬間」を演じ、萩原聖人さんが「その記憶と31年間生きた人」を演じる。

この二つがつながることで、一人の望月次郎という人物が完成しているように私は感じました。

さらに俳優・末次寿樹さんの現在地という意味でも、この役は興味深いものがあります。

2011年1月25日生まれの末次さんは、2026年8月現在15歳です。所属事務所のプロフィール上でも、すでに身長165cmとなっています。 テアトルアカデミープロダクションオフィシャルサイト

これから青年期へ入れば、演じる役も一気に変わっていくでしょう。

誰かの「幼少期」ではなく、一人の中学生や高校生として物語を動かす役。

青春ドラマの中心人物。

家族ドラマで親世代とぶつかる息子。

ミステリーで秘密を抱えた少年。

そんな役へ広がっていく年齢です。

もちろん、今後どんな作品に出演するかは現時点では分かりません。

それでも『天城越え』で、恋心だけでなく、恐怖や秘密、31年後まで残る記憶につながる人物を演じた経験は、末次さんの出演歴を振り返ったときに注目される一作になるのではないかしらと思います。

若い俳優さんは、一作品ごとに驚くほど表情が変わっていきます。

子どもだった俳優が、いつの間にか「少年そのものの人生」を演じるようになる。

末次寿樹さんにとって『天城越え』の望月次郎は、まさにその変化を感じさせてくれる役でした。


末次寿樹の『天城越え』出演まとめ

末次寿樹さんはNHK特集ドラマ『天城越え』で、望月次郎の14歳当時、少年時代を演じました。大人になった望月役は萩原聖人さんです。 X (formerly Twitter)+1

作品は松本清張の短編小説を原作とし、2025年にBS系で放送された後、2026年7月11日と18日にNHK総合で前後編として地上波放送されました。 Real Sound|リアルサウンド+1

少年・望月は、学校にも通えず下田の鍛冶屋で働く14歳。

そんな日々の中、天城峠で生田絵梨花さん演じる大塚ハナと出会い、忘れられない時間を過ごします。 X (formerly Twitter)+1

しかし、その後に土木作業員をめぐる殺害事件が発生。

ハナは逮捕され、取り調べの末に自供しますが、その内容には誰かをかばっているような不自然さが残りました。

そして31年後、すでに時効を迎えた事件を田島刑事が再び持ち出したことで、望月が封印していた記憶が動き始めます。 Real Sound|リアルサウンド

だから末次さんの役を、ただの「萩原聖人さんの少年時代」と見るのは少しもったいないと思います。

初恋の相手と出会った少年、事件の核心に触れた少年、そして31年後の望月を形づくった少年。

この三つを同時に担うのが、末次寿樹さん演じる望月次郎です。

とりわけ、学校へ行けず鍛冶屋で働いていた少年という背景まで知ると、ハナとの数時間がなぜ人生を左右するほど大きな記憶になったのか、より深く感じられます。

末次さん自身も、これまで人物の幼少期・少年期を演じる仕事を経験してきました。

その中でも『天城越え』は、恋心と事件、秘密を抱えた心理的に複雑な14歳を演じた作品です。

子役から若手俳優へ変わっていく時期の末次寿樹さんにとって、「少年自身の感情が物語の核心になる役」へ踏み込んだ一作として、これから出演歴を振り返る際にも興味深い作品になりそうですね。


よくある質問

末次寿樹は『天城越え』で何役を演じた?

末次寿樹さんは、望月次郎の少年時代(14歳)を演じています。

31年後の望月次郎役は萩原聖人さんです。所属するテアトルアカデミーからも「望月次郎(少年)役」と正式に告知されています。 X (formerly Twitter)

『天城越え』は2025年と2026年のどちらのドラマ?

作品自体は2025年にBS系で放送されたNHK特集ドラマです。

その後、2026年7月11日に前編、7月18日に後編がNHK総合で放送されたため、2026年の番組として目にした方も多くなっています。別作品ではなく同じNHK版『天城越え』です。 Real Sound|リアルサウンド+1

末次寿樹と生田絵梨花は『天城越え』でどんな関係?

末次寿樹さん演じる14歳の望月次郎にとって、生田絵梨花さん演じる大塚ハナは初恋の女性です。

天城峠でともに過ごした数時間と、その後に起きた事件が望月の心に深く残り、31年後の物語へつながっていきます。 Real Sound|リアルサウンド

春野滋

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