赤堀雅秋さんが朝ドラ『ブラッサム』で演じるのは、葉野珠が東京で暮らす下宿「三好」の主人・三好辰五郎です。本業は大工で、酒好きで情に厚い人物として発表されています。
赤堀さんにとって『ブラッサム』は朝ドラ初出演。2026年10月4日時点では辰五郎の初登場回は明らかになっておらず、珠との詳しい関係もこれから描かれる段階です。
赤堀雅秋は朝ドラ『ブラッサム』で何役?
赤堀雅秋さんが演じるのは、三好辰五郎(みよし・たつごろう)役です。
三好辰五郎は、石橋静河さん演じる主人公・葉野珠が東京で暮らすことになる下宿「三好」の主人。娘の三好マキとともに、珠の東京生活に関わる人物です。
まず、2026年10月4日時点で分かっている情報を整理しておきましょう。
- 役名:三好辰五郎
- 演者:赤堀雅秋
- 立場:珠が暮らす下宿「三好」の主人
- 本業:大工
- 人物像:酒好きで情に厚い
- 家族:娘・三好マキ
- 三好マキ役:中村優子
- 赤堀雅秋の朝ドラ出演:今回が初
- 初登場回:2026年10月4日時点では未発表
- 珠との詳しい関係:今後の放送で描かれる段階
ここで大切なのは、「発表されている設定」と「これからドラマで分かること」を分けておくことです。
辰五郎が珠にとって父親代わりになる、人生の相談相手になる、といった具体的な関係までは発表されていません。
一方で、赤堀さん自身は辰五郎について、居間で酒を飲んだり新聞を読んだりしていることが多い老人だと説明し、珠や視聴者にとって「箸休め」のような存在になれれば、という趣旨のコメントを寄せています。
このコメントは、辰五郎を見るうえでかなり重要だと私は感じました。
何か大事件を起こして主人公の運命を変える人物というより、珠の東京生活のそばに自然といる人として描かれる可能性が見えてくるからです。
三好辰五郎とはどんな人物?大工で酒好きな下宿の主人
三好辰五郎を知るキーワードは、「大工」「下宿の主人」「酒好き」「情に厚い」の4つです。
本業は大工ですから、下宿経営だけを仕事にしている人物ではありません。
そして娘の三好マキは、珠が住む下宿「三好」を切り盛りする女性として設定されています。
つまり人物関係をシンプルにすると、
**三好辰五郎=大家で大工の父
三好マキ=下宿を切り盛りする娘
葉野珠=そこへ住むことになる主人公**
という構図なのですね。
『ブラッサム』には、東京で珠の文学や仕事に関係する人物も多数登場します。
それに対して辰五郎とマキは、珠の「暮らしの場所」にいる人物です。
ここが、辰五郎という役を理解するうえで一番分かりやすいポイントでしょう。
「酒好きで情に厚い」に見える人間臭さ
人物紹介で私が気になったのは、「情に厚い」だけでなく、わざわざ「酒好き」と説明されていることでした。
「情に厚い大家」と聞けば、頼りになる立派な人物を想像しますよね。
けれども、そこへ酒好きという少し生活臭のある特徴が加わります。
さらに赤堀さん本人のコメントからは、辰五郎が居間で酒を飲んだり新聞を読んだりする姿も想像できます。
大工として働く一方、家に戻れば酒を飲み、新聞を読む。
文字にすると何でもない日常ですが、朝ドラではこうした何でもない姿から、その人らしさがじわじわ見えてくることがあります。
私は辰五郎について、最初から「珠を導く重要人物」と大きく構えるより、下宿の居間にいつもいる、ちょっと気になるおじさんくらいの気持ちで見始めるのがよさそうだと感じています。
その何気なさが、後になって効いてくるかもしれませんよね。
三好マキとの親子関係も見逃せない
辰五郎を見るなら、中村優子さん演じる娘・三好マキも一緒に覚えておきたい人物です。
マキは下宿「三好」を切り盛りします。
辰五郎が「主人」である一方、実際の日々の暮らしをマキがどう取り仕切っているのか。父娘の役割分担や会話も、下宿の空気を作る大事な要素になりそうです。
制作側は、珠が東京・本郷で出会う人々について、大正時代の人情味とハイカラが混じる世界の中で、それぞれの人物が持つ独特のクセも楽しんでほしいという趣旨の説明をしています。
さらに、最初は珠にとって新鮮だった東京の日常が、やがて大切なものへ変わっていくことも示されています。
そう考えると、下宿「三好」は単なる「主人公が寝泊まりする住所」以上の意味を持つ場所になりそうです。
ただし、辰五郎やマキが珠にとってどのような存在になるのかは、実際のドラマを見て確かめる必要があります。
先回りして「第二の家族になる」と決めつけず、その距離がどう縮まるのかを見守りたいですね。

三好辰五郎は葉野珠とどう関わる?
三好辰五郎と葉野珠の関係について、現時点で最も正確に言えるのは、「珠が東京で暮らす下宿の主人」ということです。
『ブラッサム』は、明治・大正・昭和を生きた作家・宇野千代をモデルにしながら、主人公・葉野珠の人生をフィクションとして再構成した物語です。
明治30年(1897年)に山口県岩国で生まれた珠は、幼いころに実母を亡くし、父と継母のもとで成長します。
女学校卒業後には代用教員として働き、その後、故郷を離れて人生を切り開いていくことになります。
そして東京で珠が暮らす場所の一つが、辰五郎たちの下宿「三好」なのです。
文学の人ではなく「暮らしの人」
東京編の人物配置を眺めると、辰五郎の立ち位置がより分かりやすくなります。
珠の周囲には、文芸雑誌「首都公論」の編集長・黒崎大三郎や副編集長・山中勇三、人気作家や新進の小説家など、文学の世界につながる人々が登場します。
そうした人物が珠の「書くこと」「働くこと」に刺激を与える側だとすれば、辰五郎とマキは「暮らすこと」に近い側にいる人物と整理できます。
この違いは、意外に大きいのではないでしょうか。
人間は仕事だけで生きているわけではありません。
外でどれほど刺激的な出会いがあっても、帰ればご飯を食べ、誰かと何気ない話をし、眠ります。
作家を目指す珠にも、当然そんな生活があります。
その日常の舞台になる下宿に辰五郎がいるわけです。
私はここに、三好辰五郎という人物の面白さがあると考えています。
文学史の表舞台に立つような人物ではなくても、珠が一人の人間として東京で生活していた時間を見せるうえでは、こうした「暮らしの人」が欠かせないのではないかしら、と感じるのです。
赤堀雅秋の三好辰五郎はいつ登場する?
2026年10月4日時点で、三好辰五郎の具体的な初登場回は公表されていません。
『ブラッサム』は2026年9月28日に放送が始まり、第1週では幼い珠と岩国の家族を中心に物語が描かれました。
NHK総合では月曜日から金曜日に本編が放送され、土曜日は1週間の振り返りという放送形態です。
そのため10月4日時点では、第1週の本編5回と10月3日の週間振り返りまで放送された段階と整理できます。
現在描かれているのは、赤堀さん演じる辰五郎がいる東京生活よりもずっと前の時期です。
「赤堀雅秋さんが出演すると聞いたのに、まだ出てこない」と感じた方も、出演情報が間違っているわけではありません。
珠の人生がまだ東京の下宿「三好」へ到達していないということですね。
第1週では珠の「原点」が描かれた
第1週では、山口県岩国で育つ幼い珠の家庭が物語の中心になりました。
幼少期の珠を村上蘭さん、父・葉野清治を渡部篤郎さん、継母・葉野リョウを国仲涼子さんが演じています。
9月30日放送の第3回では、珠が学校で「父について」の作文を書くことになり、父や家族をどう見ているのかが物語のポイントになりました。
一方、作品の入り口では昭和57年(1982年)の年老いた珠を加賀まりこさんが演じる場面もあり、長い人生を振り返る形で物語が始まっています。
つまり『ブラッサム』は、最初から東京の作家時代だけを描くドラマではありません。
岩国でどんな少女だったのか。
家族をどう見つめていたのか。
どんな場所から外の世界へ飛び出していくのか。
そうした「出発地点」を丁寧に描いてから、珠の人生が広がっていく構成なのですね。
だからこそ私は、辰五郎の登場を急いで待つより、岩国の「生まれ育った家」と東京の「自分が暮らす下宿」の違いを頭の片隅に置いて見ておきたいと思っています。
後に珠が下宿「三好」で過ごす場面が描かれたとき、その対比が人物の成長を感じさせてくれるかもしれません。
もちろん、これは現時点での筆者の見方です。
辰五郎の初登場が第何回になるのか、どのような場面で珠と出会うのかについては、今後の放送で確認していきましょう。
なぜ赤堀雅秋の辰五郎役が面白い?「市井の人×下宿の日常」に注目
ここからは、発表済みの役柄と赤堀雅秋さんのこれまでの活動を踏まえた筆者なりの考察です。
私が三好辰五郎に注目する最大の理由は、日常の中にいる人間を描いてきた赤堀雅秋さんが、大工で下宿の主人という極めて生活に近い役を演じることにあります。
赤堀さんは俳優だけでなく、劇作家、脚本家、演出家、映画監督として活動してきました。
1996年にSHAMPOO HATを旗揚げし、後のTHE SHAMPOO HATで作・演出・出演を担当。舞台と映像の両方で、人間の可笑しさや弱さ、日常に潜む危うさを描いてきた表現者です。
『ブラッサム』では脚本家や演出家としてではなく、俳優として辰五郎を演じることになります。
ここは混同しないようにしておきたいですね。
『一丁目ぞめき』『その夜の侍』から見える赤堀雅秋らしさ
赤堀さんのキャリアを知るうえで代表的なのが、舞台『一丁目ぞめき』と映画『その夜の侍』です。
『一丁目ぞめき』では、第57回岸田國士戯曲賞を受賞しています。
また『その夜の侍』は、もともと自身の劇団で上演した作品を赤堀さん自身が映画化し、監督・脚本を担当した作品です。
映画監督としては『葛城事件』なども手掛けてきました。
そして2025年に上演された赤堀雅秋プロデュース『震度3』では、赤堀さんが作・演出を担当し、自身も出演しています。
同作は2026年1月16日に第13回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞の受賞作として発表されました。
『震度3』で描かれる中心人物の一部は、住宅街のごみを収集する清掃員たちです。
ここにも私は、今回の三好辰五郎につながるものを感じます。
特別な肩書を持った英雄だけではなく、仕事をして、誰かと話して、時にみっともない姿も見せながら毎日を生きている人。
赤堀さんの作品には、そうした生活者の姿をじっと見つめる視線があると、私は捉えています。
だからこそ、「大工で、大家で、酒が好き」という辰五郎の設定が妙にしっくりくるのです。
「居間にいるだけ」の人物だからこそ演技を見たい
赤堀さん本人が辰五郎について語った内容も興味深いところです。
辰五郎は、概ね居間で酒を飲んだり新聞を読んだりしている人物なのだそうです。
この説明だけ聞くと、「それほど大きな役ではないのかな?」と思う方もいるかもしれません。
でも私は、むしろそこを楽しみにしています。
ドラマで存在感を出す方法は、大声で名台詞を言うことだけではありませんよね。
新聞から顔を上げるタイミング。
娘のマキへの返事。
珠が帰ってきたときの目線。
酒を飲みながら誰かの話を聞く姿。
そんな小さな動きだけでも、「この人はこの家で何年も暮らしてきたんだな」と感じさせる俳優さんがいます。
舞台で人間同士の微妙な距離や会話を積み重ねてきた赤堀さんなら、辰五郎の「何もしない時間」にも生活感をにじませてくれるのではないか。
これはあくまで私の期待ですが、今回の配役で一番見てみたい部分です。
珠にとっての「箸休め」という新しい見方
さらに面白いのが、赤堀さん自身が視聴者だけでなく、石橋静河さん演じる珠にとっても「箸休め」になればという趣旨で辰五郎を語っている点です。
ここから考えると、辰五郎は「珠を導く師匠」「才能を発見する人物」のような分かりやすい役割とは少し違うのかもしれません。
人生には、答えを教えてくれる人だけでなく、その人の前では少し肩の力を抜ける相手も必要ですよね。
もちろん、辰五郎が実際に珠にとってそのような存在になると断定はできません。
ただ、文学や仕事、恋愛、時代の変化など多くの出来事を経験していく珠の物語に、居間で酒を飲み新聞を読む辰五郎がいる。
この配置そのものが、私はとても朝ドラらしいと思うのです。
「何をしてくれる人物なのか」ではなく、「そこにいることでどんな空気を作る人物なのか」。
三好辰五郎は、そんな見方をすると一段と面白くなりそうです。
三好辰五郎を見ると『ブラッサム』東京編が分かりやすい
三好辰五郎について覚えておきたいポイントは、決して複雑ではありません。
赤堀雅秋さん=三好辰五郎=東京の下宿「三好」の主人。本業は大工で、酒好きで情に厚く、三好マキの父親。
まずはこれだけ押さえておけば十分です。
そのうえで東京編が始まったら、珠の周囲にいる人物を「文学や仕事で出会う人」と「日々の暮らしで出会う人」に分けて見ると、人物関係が整理しやすくなるでしょう。
辰五郎とマキは後者です。
私は、この「暮らし側の人物」がいることに意味があると考えています。
『ブラッサム』は、宇野千代をモデルにした主人公が作家として花開くまでだけを追う成功物語ではなく、明治、大正、昭和という大きく変化する時代を一人の女性がどう生きるのかを描く作品です。
ならば、原稿を書いている時間だけでなく、誰と暮らし、どんな会話をし、どんな場所を「帰る場所」と感じるようになるのかも、その人の人生の一部ですよね。
制作側からも、東京・本郷で出会う人々との日常が、珠にとって新鮮なものから大切なものへ変化していくことが示されています。
その中で下宿「三好」がどう描かれるのか。
辰五郎の「情に厚い」という設定が、具体的にどんな行動として現れるのか。
そして赤堀さんが語る「箸休め」が、実際のドラマではどんな温度になるのか。
私はそこを楽しみにしています。
派手な文学者たちの登場に目を奪われながらも、下宿へ戻った珠の横で新聞を読んでいる辰五郎を、つい探してしまいそうです。
まとめ|赤堀雅秋は『ブラッサム』で三好辰五郎役
赤堀雅秋さんがNHK連続テレビ小説『ブラッサム』で演じるのは、三好辰五郎役です。
辰五郎は主人公・葉野珠が東京で暮らす下宿「三好」の主人で、本業は大工。酒好きで情に厚く、中村優子さん演じる三好マキの父親です。
赤堀さんにとっては今回が朝ドラ初出演となります。
2026年10月4日時点では、物語はまだ珠の幼少期を描いた第1週を終えた段階で、辰五郎の具体的な初登場回は明らかになっていません。
また、辰五郎が珠の相談相手になる、父親のような存在になる、といった具体的な関係も現段階では断定できません。
だからこそ、発表されている「酒好きで情に厚い大工の大家」という設定から、実際のお芝居でどんな人物が立ち上がってくるのかを楽しみにしたいところです。
劇作家・演出家・映画監督としても活動し、『一丁目ぞめき』で第57回岸田國士戯曲賞を受賞、2025年上演の赤堀雅秋プロデュース『震度3』が2026年の第13回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞に選ばれた赤堀さん。
そんな赤堀さんが、文学者ではなく「居間で酒を飲み、新聞を読む大工の大家」を演じるという組み合わせに、私は何とも言えない味わいを感じます。
華やかな東京の文学世界だけでなく、その一日の終わりに珠が帰ってくる下宿にも目を向けてみる。
そうすると、三好辰五郎という人物が『ブラッサム』に与える温度が、より伝わってくるのではないでしょうか。
よくある質問
赤堀雅秋は朝ドラ『ブラッサム』で何役ですか?
赤堀雅秋さんは、三好辰五郎(みよし・たつごろう)役です。
珠が東京で暮らす下宿「三好」の主人で、本業は大工。酒好きで情に厚い人物として発表されています。
三好辰五郎はいつから登場しますか?
2026年10月4日時点では、具体的な初登場回は明らかになっていません。
第1週は幼い珠と岩国の家族を中心に描いており、辰五郎は成長した珠が東京で暮らす下宿に関わる人物です。初登場時期は今後の放送で確認する必要があります。
三好辰五郎の娘・三好マキ役は誰ですか?
三好辰五郎の娘・三好マキを演じるのは中村優子さんです。
マキは珠が東京で暮らす下宿「三好」を切り盛りする人物。辰五郎とマキの父娘が作る下宿の日常も、東京編で注目したいポイントです。


コメント