【プロフェッショナル】小倉智昭のプロフィールや経歴は?なぜアナウンサーに?

小倉智昭さん 気になったことあれこれ
小倉智昭さん

2021年6月NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で長寿番組司会者として紹介された、小倉智昭(おぐら ともあき)さん。

2021年3月、22年間・毎週月曜日から金曜日まで毎朝8時から約2時間放送されていた、同一司会者による情報番組として日本一の放送回数を誇る長寿番組『とくダネ!』が終了しました。

フジテレビの『とくダネ!』を卒業した小倉智昭さんに、NHKが密着取材しました。

小倉さんは秋田出身。

独特の東北弁の、訛りが強い地域のご出身です。

以前、『とくダネ!』のなかで、他の出演者が全然聞き取れなかった秋田訛りを、「あんなの、ちゃんと聞けばわかるよ」と軽くおっしゃっていました。

子供の頃から吃音で悩んでいた、とも。

それなのに、なぜアナウンサーに?

いったいどんな経歴の方なのでしょうか?

そして、長寿番組を降板することになった心情は、如何様なものなのでしょうか?

いろいろ気になったので、調べてみました。

小倉智昭さん
小倉智昭さん

小倉智昭のプロフィール・経歴

名前: 小倉 智昭 (おぐら ともあき)

生年月日: 1947年5月25日

出身地:秋田県秋田市

出身高校: 中央大学附属高等学校

最終学歴:獨協大学外国語学部フランス語学科卒

血液型: B型

所属事務所: オールラウンド

職歴: 
時事通信社の社会部記者→東京12チャンネル(現:テレビ東京)のアナウンサー→フリーアナウンサー

若かりし日の小倉智昭さん
若かりし日の小倉智昭さん

小倉智昭はなぜアナウンサーに?

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介された、小倉智昭さんはアナウンサーです。

小倉さんは、子供の頃から吃音症(どもり)で、学友に馬鹿にされ悔しい思いをしていたそうです。

今でも気が緩むと、どもるらしいです。

マイクがあると吃らずに話せる、それはお仕事(お金をもらっている)だからで、普段、ご家族やマネージャーさん・ご友人と話す時は、よく吃るそうです。

小学生の頃は、もっとひどい吃りだったらしく、毎年、七夕の短冊に「どもりが治りますように」と書いていた、と語っていました。

小学生の頃の学芸会の劇で、「このマッチいくらですか?」という短いセリフが言えずに、クラスの子たちから、からかわれた、という経験もあるそうです。

演目は『マッチ売りの少女』、どもりがある小倉さんには、短いセリフの役が割り当てられたのですが、それも言えず、悔しくて、泣きじゃくりながら家に帰ったそうです。

ある日お父さんに相談したところ、「夢を見るな、目標を持て」と言われ、吃音を治そうと決めたそうです。

転機になったのは、歌う時は吃らないと気付いた時。

その頃から、アナウンサーのような、話す仕事に就こうと決めていたらしいです。

自分の一番のコンプレックスを克服するために、あえてその職業をめざす。

このチャレンジ精神には、尊敬しかありません。

あらためて、すごい人なんだな、と思います。

小倉智昭は、一体どうやってアナウンサーに?

アナウンサーを目指すことに決めた小倉智昭さんは、放送局の入社試験を受けました。

文化放送は1次選考で不合格。

フジテレビは最終選考の、役員面接まで行ったけど、不合格。

東京12チャンネル(現在のテレビ東京)のアナウンサー職で合格し、採用されました。

当時、東京都府中市に住んでいた小倉さんは、府中の競馬場によく足を運んでいたそうです。

そこで耳にしていた、競馬の実況中継。

小倉さんは、いつも、競馬の実況中継をききながら、競馬を見ていたそうです。

東京12チャンネルのアナウンサー試験の、フリートーク試験のお題は、なんと、毎日のように耳にしている、競馬!!

最終面接で「なぜアナウンサーを志望したのか?」と訊かれ、「どもりを子供の頃から馬鹿にされ、悔しくて克服するために受けました」と答えて採用されたそうです。

競馬の実況中継のおかげ、とも、温情だったのかもしれない、とも、後に語っています。

やっぱり、小倉さんの実力と、運の強さ、ではないかと思います。

なるべくして、アナウンサーになった人なんだな、と思います。

小倉智昭さん
小倉智昭さん

小倉智昭の情報、まとめ

小倉智昭さんは2015年末に初期の膀胱がんであることを公表しています。

2016年5月に内視鏡手術をしていますが、筋肉層まで入り込んでいる浸潤がんまでは、取れませんでした。

そして、完治をめざして、2018年11月に膀胱の全摘出手術を受けました。

つらい決断だったと思います。

手術は成功し、2019年1月7日に、『とくダネ!』に復帰を果たし、リハビリを続けながら登板していた小倉さん。

自分は吃音を乗り越えたから、ガンぐらい乗り越えてみせます!と、以前語っていましたが、その精神力の強さには、感動すら覚えます。

訛りも、どもりも、癌すらも克服して、そのたびに不死鳥のごとくよみがえり、トップアナウンサーとして走り続けてきた小倉智昭さん。

フジテレビの『朝の顔』として、小倉さんが人生を懸けた仕事の終い方は、如何様なものなのか、楽しみに、【プロフェッショナル】の放送を見たいと思います。

フジテレビの番組にNHKが密着、と言うのも、なんかスゴイですが。

最後までお読みいただきありがとうございました

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