古賀ジェレミー選手の高校卒業後の進路は順天堂大学です。2026年4月に入学し、8月にはU20世界選手権男子110mハードルで銀メダルを獲得しました。
「古賀ジェレミー選手はどこの大学へ進学したの?」「なぜ順天堂大学を選んだの?」「大学に入ってから記録は伸びている?」と気になっている方も多いですよね。
結論からいうと、古賀選手は2026年4月3日に順天堂大学の入学式を迎えました。ただし、本人が「この理由で順天堂大学を選んだ」と進学理由を具体的に説明した公表情報は、確認できる範囲ではありません。そのためこの記事では、本人の進学という事実と、順天堂大学の競技環境から考えられる背景を分けて整理します。
そして、進学後の成長はすでに数字となって表れています。
2026年5月のU20アジア選手権では13秒05で優勝。8月のU20世界選手権では準決勝で12秒95のU20アジア新記録を樹立し、決勝でも12秒97をマークして銀メダルを獲得しました。
「順天堂大学へ進んだ高校記録保持者」という段階から、わずか数か月で「世界大会のメダリスト」へ。
古賀ジェレミー選手の進路を考えるうえでは、この急速な成長まで含めて見ることが大切なのです。
古賀ジェレミーの進路はどこ?2026年4月に順天堂大学へ入学
古賀ジェレミー選手の進路は、順天堂大学です。
TBS NEWS DIGは2026年4月3日、男子110mハードルで高校記録を持つ古賀選手が順天堂大学の入学式を迎えたことを報じました。4years.でも同年4月20日、古賀選手を「この春、順天堂大学に入学した」選手として紹介しています。
順天堂大学公式も2026年7月、古賀選手を陸上競技部の1年生として紹介。専門種目は男子110mハードルで、高校時代に13秒45の日本高校記録を樹立した選手であることを掲載しています。
つまり、「古賀ジェレミーの大学は順天堂大学らしい」という噂ではなく、正式に順天堂大学へ進学し、陸上競技部で競技を続けていることが確認できます。
入学時の古賀選手は、新しい大学生活を迎える喜びと同時に、不安も感じていることを率直に語っていました。
高校時代に全国トップクラスまで駆け上がった選手でも、大学入学となれば18歳の新入生です。
生活環境も、練習相手も、求められる競技水準も変わります。そう考えると、古賀選手にとって2026年春は単なる「所属先の変更」ではなく、競技人生の新しいステージが始まった時期だったのでしょう。
そして、その新生活が始まってわずか4か月ほどでU20世界選手権の銀メダルまで手にしたのですから、進学後のスタートは実に濃密です。
古賀ジェレミーはなぜ順天堂大学へ?本人の進学理由と競技環境を分けて考える
古賀ジェレミー選手の進路を検索している方が、最も知りたいのは「なぜ順天堂大学を選んだのか」かもしれません。
ここは大切なので、最初にはっきり整理しておきます。
本人が順天堂大学を選択した直接的な理由について、現在確認できる公表情報だけで断定することはできません。
したがって、「村竹ラシッド選手がいたから順大を選んだ」「ハードルの指導を受けたかったから進学した」と本人の意思として書いてしまうのは正確ではありません。
一方、競技環境に目を向けると、古賀選手にとって順天堂大学が非常に興味深い進学先であることは分かります。
4years.は、順天堂大学から近年育った110mハードラーとして、村竹ラシッド選手、泉谷駿介選手、阿部竜希選手らを紹介しています。
泉谷選手は世界選手権で入賞経験を持ち、村竹選手も日本を代表するトップハードラーへ成長してきました。順天堂大学には、大学年代からシニアの世界舞台へ進んだ選手たちの経験が蓄積されているわけですね。
110mハードルは、単純な脚力だけで決まる種目ではありません。
スタートから1台目までの加速、踏み切り位置、ハードル上で身体を低く保つ動き、着地から次のハードルへ向かう3歩のリズムなど、10台すべてを高速で処理する技術が求められます。
一度大きくバランスを崩せば、そのミスが次のハードルにも連鎖しかねません。
実際、古賀選手自身も2026年のセイコーゴールデングランプリでは9台目でバランスを崩し、最後まで走り切れないレースを経験しました。日本陸上競技連盟は、その大会以前に古賀選手がシニア規格で13秒40まで記録を伸ばしていたことも紹介しています。
だからこそ私は、古賀選手と順天堂大学の組み合わせで最も注目したいのは、「すでに速い選手を、さらに世界で戦える技術へどう磨くか」という点だと思っています。
高校生を一から育てるというより、高校時代から日本トップ級だった選手が、世界基準へ移行するための4年間と見る方が実情に近いのではないでしょうか。
ただし、これはあくまで順天堂大学の実績を踏まえた筆者の考察です。
本人が進学理由を詳しく語る機会が今後あれば、その言葉によって初めて「なぜ順大だったのか」がより明確になるでしょう。
古賀ジェレミーの高校記録は?13秒45と13秒18の違いを整理
古賀ジェレミー選手の記録を見ると、「13秒45」「13秒18」「13秒05」「12秒95」と複数の数字が出てきて、少し分かりにくいですよね。
ここは進路記事でも誤解しやすい部分ですので、一度整理しておきましょう。
- 13秒45(+0.1m):2025年6月にマークしたシニア規格の男子110mハードル日本高校記録
- 13秒18(+2.2m):2025年全国高校総体決勝の追い風参考記録
- 13秒05(-0.5m):2026年U20アジア選手権でマークしたU20規格のU20日本新記録
- 12秒95(+0.3m):2026年U20世界選手権準決勝でマークした99.0cm規格のU20アジア新記録
日本陸上競技連盟によると、古賀選手は2025年6月の南関東大会で準決勝13秒58、決勝13秒45と高校記録を連続更新しました。World Athleticsの記録一覧でも13秒45が確認できます。
一方、2025年全国高校総体で出した13秒18は追い風が+2.2mでした。
公認記録となる追い風の上限を超えているため正式な高校記録にはなりませんが、4years.は追い風参考を含めてもU20世界歴代で極めて高い水準だったと伝えています。
ここで注意したいのが、13秒45と12秒95を「半年ほどで0秒50縮めた」と単純比較してはいけないことです。
13秒45はシニア規格で行われた110mハードルの記録ですが、2026年U20世界選手権は99.0cmのU20用ハードルで実施されています。World Athleticsも大会結果を「110m Hurdles(99.0cm)」として掲載しています。
ハードルの条件が異なりますので、数字だけを並べて「半年で0秒50も速くなった」と考えるのは正確ではないのですね。
ただ、それでも大学進学後の成長を示す材料は十分にあります。
順天堂大学公式によると、古賀選手は2026年4月の織田記念でシニア規格の13秒40をマークして2位となりました。高校時代の正式な13秒45から、大学1年目の春に自己記録を更新したことになります。
このシニア規格13秒40こそ、大学進学後の成長を見るうえで見逃せない数字ではないでしょうか。

順天堂大学進学後の最新成績は?U20世界選手権で銀メダル
古賀ジェレミー選手は、順天堂大学進学後の2026年シーズンに国内だけでなく国際大会でも大きな結果を残しました。
まず5月28日から31日に香港で開催されたU20アジア陸上競技選手権。
古賀選手は男子110mハードル決勝を13秒05(-0.5m)で制し、金メダルを獲得しました。この記録は大会新記録であり、当時のU20日本新記録でもありました。
そして8月、アメリカ・オレゴンで開かれたU20世界陸上競技選手権に日本代表として出場します。
日本時間8月8日に行われた予選では13秒54で準決勝へ。
続く準決勝で古賀選手は一気に記録を伸ばし、12秒95(+0.3m)をマークしました。これはU20アジア新記録で、決勝進出を決めています。
そして記事を書き直している2026年8月9日、新しい結果が入りました。
男子110mハードル決勝で古賀選手は12秒97(+0.7m)を記録し、銀メダルを獲得したのです。World Athleticsの公式リザルトでも12秒97が確認でき、TBS NEWS DIGは日本勢今大会2人目の表彰台入りと報じています。
決勝では好スタートから先頭に立ち、その後アメリカ選手にかわされたものの、接戦となった2位争いを制してフィニッシュしました。
これは進路をテーマにした記事としても、大きな更新ポイントでしょう。
つい2026年4月まで「順天堂大学に入った高校記録保持者」と紹介されていた選手が、4か月後にはU20世界選手権の銀メダリストになったのです。
私はこの結果を見て、順天堂大学への進学を「高校卒業後の行き先」というだけで捉えるのは、もう少し違うように感じました。
古賀選手の場合、大学生活そのものと世界挑戦が同時に始まっているのですね。
大学1年生として新生活に慣れていく一方で、アジア選手権、世界選手権と国際舞台を経験する。
一般的な大学アスリートの成長曲線とは少し違う、非常に速いスピードで競技人生が進んでいるように見えます。
古賀ジェレミーは順大でどこまで伸びる?シニア規格への移行が最大の焦点
では、U20世界選手権で銀メダルを獲得した古賀ジェレミー選手は、このままシニアの世界でもすぐにトップへ行けるのでしょうか。
私は、ここは期待と冷静さの両方を持って見たいと思っています。
U20世界選手権で12秒95というアジア新記録を出したことは、間違いなく大きな成果です。
しかし先ほど触れた通り、U20世界選手権は99.0cmのハードル規格です。
古賀選手が2028年ロサンゼルスオリンピックを目指すなら、最終的にはシニア規格の110mハードルで日本代表争いを勝ち抜く必要があります。
古賀選手自身は2026年時点でシニア規格でも13秒40まで到達しています。
これは大学1年生として十分に注目すべき水準ですが、日本の男子110mハードルには村竹ラシッド選手や泉谷駿介選手をはじめ、世界大会で戦ってきた選手たちがいます。
つまり古賀選手の次のテーマは、「U20でどこまで速くなるか」だけではありません。
U20規格で発揮している高速のリズムを、より高いシニア規格でも再現できるか。
ここが今後の成長を見るうえで最も重要なポイントだと私は考えています。
その意味で興味深いのが、古賀選手自身が技術をかなり細かく考えるタイプであることです。
4years.の取材では、大学入学前の古賀選手は身長185cm、体重78kgと紹介されています。また、日本陸連の事業でアメリカへ渡り、ALTISでハードリング時の腕の使い方について新しい技術を学んだことも伝えられています。
古賀選手はそこで、教わった動きを自分の身体で再現する能力への自信を語っていました。
私は、ここが古賀選手の将来性を考えるうえで重要ではないかと思っています。
身体能力に恵まれた高校生が、大学へ進むと急に伸び悩むことは珍しくありません。
大学やシニアでは周囲の選手も速くなり、体格や脚力だけでは差をつけにくくなるからです。
その段階で必要になるのが、自分の動きを分析し、新しい技術を理解して、実際のレースで再現する力ですよね。
古賀選手が順天堂大学でさまざまなハードル技術に触れ、それを自分自身の動きに落とし込めるなら、高校時代とは違った成長の余地がまだ残されているように思います。
古賀ジェレミーの目標はロス五輪金メダル!大学3年で迎える2028年
古賀ジェレミー選手が掲げる大きな目標は、2028年ロサンゼルスオリンピックでの金メダルです。
2026年4月の順天堂大学入学時にも、TBS NEWS DIGは古賀選手がロサンゼルス五輪の金メダルを目標としていることを伝えています。
ここで改めて年齢と進路を重ねてみると、とても興味深いことが分かります。
2026年春に大学1年生となった古賀選手にとって、2028年ロサンゼルス五輪は大学3年生になる年にやってきます。
大学を卒業して完成された選手になってから五輪へ挑戦するわけではありません。
大学で競技力を伸ばしている真っただ中で、世界最高峰の舞台が訪れるのです。
2026年にはすでにU20世界選手権で銀メダル。
ここから2027年、2028年へ向けて焦点となるのは、シニア規格でどこまで記録を縮め、日本の代表争いへ食い込めるかでしょう。
2026年のセイコーゴールデングランプリでは途中でバランスを崩すレースも経験しました。
世界銀メダルという華々しい結果だけを見ると忘れそうになりますが、まだ大学1年生です。
技術的なミスをするレースもあれば、身体づくりやシニア規格への対応など、これから向き合う課題も少なくないでしょう。
だから私は、「U20世界銀メダルだからロス五輪でもメダル確実」といった見方はしたくありません。
むしろ面白いのは、まだ課題がある19歳の段階で、すでに世界大会の表彰台まで来ていることです。
完成しているから期待できるのではなく、完成していないのにここまで来ている。
そこに、古賀ジェレミー選手を大学4年間追いかけていく面白さがあるように感じます。
古賀ジェレミーの順天堂大学進学をどう見る?今後を考察
ここからは、確認できた事実を踏まえて私なりに古賀ジェレミー選手の進路を考えてみます。
順天堂大学へ進んだことの価値は、「陸上の強豪大学だから」という一言では説明しきれないと思っています。
古賀選手は高校時代の時点で、シニア規格13秒45の高校記録を持っていました。全国高校総体では追い風参考ながら13秒18まで走り、高校生同士だけを見れば、すでに非常に高い水準に到達していました。
ですから、大学で必要なのは「高校で勝つ方法をさらに磨くこと」ではありません。
国内シニア、日本代表、世界大会と、競争する相手そのものを一段ずつ上げていくことです。
その最初の年にU20アジア選手権優勝、U20世界選手権銀メダルという結果を残したことには、大きな意味があるでしょう。
ただ、筆者としては12秒95という数字以上に注目したい点があります。
それは、大学1年目の段階で「勝てたレース」と「うまくいかなかったレース」の両方を経験していることです。
ハードル種目では、一つのミスがレース全体を変えます。
セイコーゴールデングランプリでの失敗もあれば、U20世界選手権では準決勝でアジア新記録を出し、決勝では銀メダルを手にしました。
トップ選手にとって大切なのは、一度も失敗しないことではなく、失敗したあとに技術を修正し、次の大会で再現性の高い走りを作れるかどうかでしょう。
そう考えると、古賀選手の2026年シーズンは「順調な成功物語」というより、世界トップへ進むために必要な経験をものすごい速さで積んでいるシーズンにも見えます。
そしてもう一つ、進路との関係で見逃せないのが2028年までの時間です。
大学1年の2026年にU20世界銀メダル。
そこからロサンゼルス五輪までは約2年です。
この2年間で必要なのは、U20でさらにタイトルを集めることだけではありません。
シニア規格で13秒40からどこまで記録を縮められるか、日本トップクラスの選手と同じレースでどれだけ戦えるか、そして国際大会でもシニア用のハードルを崩さず高速で処理できるか。
私は、この「U20の世界トップ級からシニアの世界トップ級へ渡る橋」が、古賀選手の順天堂大学時代における最大のテーマになると考えています。
順天堂大学には泉谷駿介選手、村竹ラシッド選手、阿部竜希選手らにつながるハードルの系譜があります。
だからといって、同じ道を歩けば古賀選手も同じように成功するとは限りません。
選手ごとに身体も技術も違います。
むしろ重要なのは、先輩たちの成功例をそのままコピーすることではなく、古賀選手自身の185cmという体格や、動きを細かく考え再現しようとする特徴に合わせて、独自のハードリングを完成させることではないでしょうか。
2026年8月9日現在、古賀ジェレミー選手はもう「将来有望な高校記録保持者」だけではありません。
順天堂大学1年生にしてU20世界選手権銀メダリストです。
わずか4か月ほどで肩書が大きく変わったことを考えると、この先の大学生活も目が離せませんね。
まとめ|古賀ジェレミーの進路は順天堂大学、世界銀メダルまで急成長
古賀ジェレミー選手の高校卒業後の進路は順天堂大学です。2026年4月3日に入学式を迎え、陸上競技部で男子110mハードルを続けています。
一方、「なぜ順天堂大学を選んだのか」という直接的な理由は、現在確認できる本人の公表発言だけでは断定できません。
ただし順天堂大学には、泉谷駿介選手や村竹ラシッド選手、阿部竜希選手ら世界レベルへ進んだ110mハードラーの系譜があり、古賀選手が世界を目指すうえで非常に興味深い競技環境であることは確かです。
高校時代にはシニア規格で13秒45の日本高校記録を樹立し、全国高校総体では追い風参考ながら13秒18をマークしました。
大学進学後はシニア規格で13秒40へ自己記録を更新。
U20規格では2026年5月のアジア選手権で13秒05を記録して優勝し、8月のU20世界選手権準決勝では12秒95のU20アジア新記録を樹立しました。
さらに2026年8月9日の決勝では12秒97で銀メダルを獲得しています。
ここから先で最も注目したいのは、U20規格の12秒台という速さを、シニア規格の110mハードルへどうつなげていくかです。
目標は2028年ロサンゼルスオリンピックの金メダル。
順天堂大学への進学は、古賀ジェレミー選手にとって単なる高校卒業後の進路ではなく、世界のトップハードラーを目指す本格的な挑戦のスタート地点になっているように感じます。
よくある質問
古賀ジェレミーの進路はどこの大学ですか?
古賀ジェレミー選手は順天堂大学へ進学しました。2026年4月3日に入学式を迎え、陸上競技部で男子110mハードルに取り組んでいます。
古賀ジェレミーの最新記録と成績は?
2026年8月のU20世界選手権準決勝で、99.0cm規格の110mハードルを12秒95(+0.3m)で走り、U20アジア新記録を樹立しました。決勝では12秒97(+0.7m)で銀メダルを獲得しています。
古賀ジェレミーの目標は何ですか?
古賀ジェレミー選手は、2028年ロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲得することを大きな目標として掲げています。2028年は大学3年生となる年で、今後はシニア規格への対応と日本代表争いが大きな注目ポイントです。
春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター)


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