泉谷駿介の身長・出身・経歴まとめ!プロフィールを詳しく紹介

110mハードルと走幅跳の二つの種目で世界に挑む泉谷駿介選手をイメージした陸上競技場 アスリートたち

泉谷駿介選手は身長175cm、神奈川県横浜市出身。八種競技や跳躍を経験し、110mハードル世界選手権5位、走幅跳世界室内4位まで到達した異色のアスリートです。

2026年6月には110mハードルで自己ベストを13秒00へ更新。東京・パリの2大会でオリンピック代表となった泉谷選手のプロフィールと経歴を、学生時代から現在まで分かりやすくまとめます。World Athleticsでも13秒00は2026年6月26日の自己ベスト、走幅跳8m21は2025年3月23日の自己ベストとして掲載されています。 World Athletics

泉谷駿介の身長・出身・プロフィールは?

泉谷駿介選手は2000年1月26日生まれで、2026年8月現在26歳。身長175cm、体重69kgで、順天堂大学を卒業後は住友電工に所属しています。

まずは、検索した方が知りたい基本プロフィールを整理しておきましょう。

  • 名前:泉谷駿介(いずみや しゅんすけ)
  • 英字表記:SHUNSUKE IZUMIYA
  • 生年月日:2000年1月26日
  • 年齢:26歳(2026年8月現在)
  • 出身:神奈川県横浜市
  • 身長:175cm
  • 体重:69kg
  • 出身中学校:横浜市立緑が丘中学校
  • 出身高校:武相高等学校
  • 出身大学:順天堂大学
  • 所属:住友電工
  • 主な種目:110mハードル、走幅跳
  • 110mハードル自己ベスト:13秒00
  • 走幅跳自己ベスト:8m21
  • 三段跳自己ベスト:16m08

世界での実績を見ると「110mハードル専門の選手」と思われがちですが、泉谷選手の競技人生はそれほど単純ではありません。

中学では短距離や跳躍、高校では八種競技と三段跳、大学でもハードルと跳躍に取り組みました。複数種目を経験した末に、110mハードルと走幅跳の双方で世界上位に入ったことが、泉谷選手最大の特徴です。

泉谷駿介の主な経歴を年表で確認

長い経歴を先に一気に把握したい方のために、主要実績だけを並べると次のようになります。

年 主な出来事・成績
2017年 武相高校3年でインターハイ八種競技5916点・優勝
2018年 順天堂大学進学、U20世界選手権110mH銅メダル
2019年 110mHで13秒36、ドーハ世界選手権は負傷で欠場
2021年 日本選手権で当時日本新の13秒06、東京五輪出場
2023年 13秒04の当時日本新、世界選手権5位
2024年 パリ五輪110mH準決勝進出
2025年 世界室内選手権走幅跳で8m21、4位
2026年 日本選手権5度目V、110mH自己新13秒00

こうして並べると、八種競技の高校日本一から世界トップクラスのハードラーへ、さらに走幅跳でも世界4位へという珍しい成長曲線がよく分かりますよね。


泉谷駿介の出身は横浜!武相高校で八種競技の全国王者に

泉谷駿介選手は神奈川県横浜市で育ち、横浜市立緑が丘中学校で陸上競技に取り組み始めました。

現在の実績からは想像しにくいのですが、中学1、2年ごろの短距離では補欠も経験しています。最初から世代を代表する110mハードラーだったわけではありません。

中学3年では四種競技にも挑戦し、走高跳などで能力を伸ばしました。

この「一つの種目に早い段階から固定されなかったこと」が、その後の競技人生を見るうえで重要なポイントです。

武相高校で八種競技に挑戦

中学卒業後は神奈川県の武相高校へ進学。

高校では走高跳、三段跳、110mハードル、そして八種競技へと活躍の幅を広げていきます。

八種競技は、

  • 100m
  • 走幅跳
  • 砲丸投
  • 400m
  • 110mハードル
  • やり投
  • 走高跳
  • 1500m

という8種目の合計得点を競う種目です。

スピードだけでなく、跳躍力、投てき能力、持久力、技術まで必要になります。高校時代の泉谷選手が、すでに幅広い身体能力を磨いていたことが分かりますね。

高校2年だった2016年には八種競技でインターハイに出場し、5342点で14位。

ところが翌2017年、高校3年になると一気に全国トップへ駆け上がります。

神奈川県大会では八種競技5815点を記録し、三段跳でも15m69。さらにインターハイ八種競技では5916点で優勝しました。

前年の全国14位から、わずか1年後に日本一です。

しかも同じインターハイの三段跳でも15m16で3位に入っています。

この実績を見るだけでも、泉谷選手は高校時代から「ハードルだけが得意な選手」ではなかったことが分かります。

高校3年から110mハードルでも急成長

高校3年になると110mハードルでも存在感を高めました。

その後の一般規格110mハードルの年次ベストは、2017年13秒93、2018年13秒75、2019年13秒36と急激に向上していきます。

八種競技で日本一になった選手が、大学進学後にはハードルで世界大会のメダリストへ――。

泉谷選手の場合、「専門種目を早く決めて一直線に強くなった」というより、走る・跳ぶ・障害を越えるという複数の能力の中から、世界で通用する武器が形になっていったと見るほうが経歴に合っているように思います。

※画像はAIによるイメージ

泉谷駿介の大学時代は?順天堂大学で13秒06の日本記録

2018年、泉谷駿介選手は順天堂大学へ進学しました。

大学では110mハードルの才能が本格的に開花しますが、三段跳などの跳躍種目も続けています。

2018年U20世界選手権で銅メダル

大学1年の2018年7月、フィンランド・タンペレで開催されたU20世界選手権に出場。

男子110mハードル決勝で13秒38(+0.3)を記録し、銅メダルを獲得しました。日本陸連によると、この13秒38は当時U20日本歴代3位の記録でした。 日本アートフォーラム

高校時代は八種競技の全国王者だった選手が、大学1年でハードルの世界大会メダリストになったのです。

ここから泉谷選手の名前は、110mハードルの次世代エースとして一気に知られるようになります。

2019年は13秒36もドーハ世界選手権を欠場

大学2年だった2019年には、日本選手権110mハードルで13秒36を記録して2位。

当時の日本タイ記録に並ぶ好タイムでした。

しかし、日本学生選手権の4×100mリレーで右太腿裏を負傷。代表に選ばれていたドーハ世界選手権を欠場することになりました。

世界大会に出場できず観客席から見ることになった経験は、泉谷選手にとって大きな悔しさとして残りました。

華々しい記録ばかりに目が向きますが、世界へ駆け上がる途中にはこうした故障もあったのですね。

2021年に13秒06、日本記録を樹立

大きな飛躍を見せたのが大学4年の2021年です。

東京オリンピック代表選考を兼ねた日本選手権男子110mハードルで、泉谷選手は13秒06を記録して優勝。当時の日本記録を更新しました。

東京オリンピックにも出場し、準決勝まで進出。

武相高校時代に八種競技へ取り組んでいた青年が、順天堂大学卒業を前に日本最速のハードラーへと成長したのです。


泉谷駿介は住友電工で世界5位!走幅跳でも世界4位

大学卒業後、泉谷駿介選手は住友電工へ入社しました。

社会人になってからは110mハードルで日本記録をさらに縮め、ついに世界選手権決勝へ進出します。

2023年に13秒04、世界選手権5位

2023年6月の日本選手権では13秒04(-0.9)で優勝。自身が持っていた日本記録13秒06を0秒02更新し、日本選手権3連覇を達成しました。 日本アートフォーラム

さらにダイヤモンドリーグ・ローザンヌ大会でも勝利し、世界トップ選手と直接競り合える力を示しました。

そして同年のブダペスト世界選手権では、準決勝を13秒16で1着通過。

決勝では13秒19で5位に入り、男子110mハードルで日本勢として初めて世界選手権入賞を果たしました。日本陸連も2023年の泉谷選手による5位を、同種目の日本人最高成績として記録しています。 日本アートフォーラム

国内記録を争う選手から、「世界選手権の決勝で順位を争う選手」へ。

泉谷選手のキャリアの中でも、2023年は大きな節目だったと言えるでしょう。

東京・パリの2大会でオリンピック代表

泉谷選手は東京2020大会に続き、2024年のパリオリンピックにも110mハードル日本代表として出場しました。

パリ大会でも準決勝へ進出。

オリンピックではまだ決勝進出を果たしていませんが、世界選手権ではすでに5位に入っており、国際大会のファイナルを争える実力を証明しています。

110mハードルは10台のハードルを高速で越えるため、わずかな接触やリズムの乱れが結果へ大きく影響します。

世界のトップと戦うレベルになるほど、「速さを持っていること」と「大舞台の一発で走りをまとめること」の両方が求められる競技なのだと感じます。

2025年は走幅跳8m21で世界室内4位

そして泉谷選手のプロフィールをさらにユニークなものにしたのが、2025年の走幅跳です。

南京で開催された世界室内選手権男子走幅跳に出場し、8m21の自己ベストを記録して4位に入りました。

World Athleticsでも8m21は2025年3月23日に記録された泉谷選手の走幅跳自己ベストとして掲載されています。 World Athletics

110mハードルでは世界選手権5位。

走幅跳では世界室内選手権4位。

この二つを同じ選手が成し遂げているところに、泉谷選手の経歴の面白さがあります。

2025年東京世界選手権は準決勝でDNF

2025年9月の東京世界選手権にも、泉谷選手は男子110mハードル日本代表として出場しました。

予選1組では13秒52(-0.6)で5着。着順では4位以内に入れませんでしたが、タイムによって準決勝へ進出しています。

翌日の準決勝1組ではDNF(途中棄権)となり、決勝進出は果たせませんでした。日本陸連の大会リザルトにも「予選1組5着13秒52、準決勝1組DNF」と記録されています。 日本アートフォーラム+1

結果だけを見れば悔しい大会でしたが、ここで競技人生が止まらなかったことが、その翌年の自己ベスト更新につながります。


泉谷駿介の2026年現在は?13秒00へ自己ベスト更新

2026年、泉谷駿介選手は26歳になっても110mハードルの自己ベストを更新しています。

まず6月14日、愛知・パロマ瑞穂スタジアムで行われた第110回日本選手権男子110mハードル決勝を13秒17(+1.0)で制しました。

これで2年連続、通算5度目の日本選手権優勝です。

同大会は愛知・名古屋2026アジア競技大会の代表選考を兼ねており、日本陸連は泉谷選手のアジア大会日本代表内定も発表しています。 日本アートフォーラム

さらに12日後の6月26日、クロアチア・ザグレブで大きな記録が生まれました。

男子110mハードルで13秒00をマークし、2023年の13秒04を0秒04更新。World Athleticsのプロフィールでも13秒00が現在の自己ベストとして掲載されています。 World Athletics

現在の日本記録は村竹ラシッドの12秒92

ここは過去のプロフィール記事を読む際に注意したいところです。

泉谷選手は2021年に13秒06、2023年に13秒04と日本記録を更新しましたが、2026年現在の男子110mハードル日本記録保持者ではありません

現在の日本記録は村竹ラシッド選手が2025年8月16日に記録した12秒92(+0.6)です。日本陸連も2026年日本選手権時点の日本記録として12秒92を掲載しています。 日本アートフォーラム

そのため、泉谷選手の13秒00は日本歴代2位となります。

「日本記録保持者」と書かれた古い記事が間違っているわけではなく、掲載後に日本記録が更新されたということですね。

プロフィール情報は身長や出身校だけでなく、こうした競技記録の「いつの時点か」を確認することも大切です。


泉谷駿介はなぜ身長175cmで世界と戦える?経歴から強さを考察

ここからは、泉谷駿介選手の経歴を追ってきたうえでの私なりの考察です。

泉谷選手の強さを単に「万能型だから」とまとめるより、助走速度、接地と踏み切り、リズム、そして複数種目を続けてきた競技選択という4つの視点で見ると、魅力が分かりやすいと感じます。

1.世界レベルの助走・スプリント能力

110mハードルも走幅跳も、土台には高いスプリント能力があります。

ハードルでは障害の間を高速で走り続け、走幅跳では助走で作った速度を踏み切りにつなげなければなりません。

もちろん両種目の技術は別物です。

ただ、泉谷選手が110mハードル13秒00と走幅跳8m21を両立している事実を見ると、「速く走った状態で複雑な動作を行う能力」が大きな武器になっていると考えることはできそうです。

2.跳躍種目で磨いてきた接地と踏み切り

泉谷選手は中学時代の走高跳、高校時代の三段跳や八種競技、そして現在の走幅跳まで、長く跳躍種目と関わってきました。

だからといって「跳躍経験があるからハードルが速い」と単純に結論づけることはできません。

それでも、短い接地の中で力を発揮することや、高速で身体をコントロールすることなど、競技特性に共通する部分はあります。

泉谷選手の経歴を見ると、それぞれの種目を別々の才能として考えるより、高いスピードと跳躍能力を併せ持つ身体特性が、複数競技で表れていると考えるほうが自然ではないかしら。

3.110mハードルで求められる高速リズム

男子110mハードルでは、高さ1.067mのハードルを10台越えます。

スタートしてから1台目へ入り、そこからハードル間を基本的に3歩で刻み続けるため、単純な最高速度だけでは勝てません。

泉谷選手は身長175cm。

より長身の世界トップ選手と比べれば、「体格だけで有利になる選手」とは言いにくいでしょう。

それでも世界選手権5位、自己ベスト13秒00まで到達しています。

私はここに、泉谷選手を身長だけで評価してはいけない理由があると思っています。

体格そのものではなく、スピードを落とさず10台を処理するリズムと身体操作まで含めて一つの競技力なのですね。

4.専門を一つに固定しなかった競技人生

そして最も興味深いのは、競技選択です。

中学では短距離や跳躍、高校では八種競技と三段跳、大学では110mハードルと跳躍。社会人になって世界選手権5位へ進んだ後も、走幅跳への挑戦を続けました。

一見すると、110mハードルだけに集中したほうが効率的にも思えますよね。

ところが泉谷選手は2025年に走幅跳で世界室内4位となった翌2026年、110mハードルでも13秒00の自己ベストを出しています。

少なくとも結果だけを見れば、走幅跳への挑戦とハードルの成長は両立しているのです。

これは泉谷選手の競技人生を見るうえで、とても面白いポイントだと思います。

挫折後に再び自己ベストを出したことも大きい

泉谷選手の歩みは、ずっと上り坂だったわけでもありません。

高校2年のインターハイ八種競技は14位。

2019年は負傷でドーハ世界選手権を欠場し、東京・パリのオリンピックはいずれも準決勝。2025年東京世界選手権も準決勝DNFという悔しい結果でした。 日本アートフォーラム

それでも2026年、日本選手権を再び制し、その12日後に13秒00。

私はこの流れを見ると、泉谷選手の「万能さ」は生まれ持った身体能力だけを意味する言葉ではないように感じます。

競技を変えたり広げたりしながら、自分に必要なものを探し、結果が出なかった大会の後にも修正を続ける。

何種類もの競技の引き出しを持ちながら、26歳になっても自己ベストを更新できていることこそ、泉谷選手の本当の強さなのではないでしょうか。

13秒00まで来れば、次に期待したくなるのは12秒台です。

もちろん「必ず出せる」とは言えません。しかし2026年に3年ぶりの自己ベストを更新した事実を考えると、110mハードルでどこまで記録を縮められるのか、これからも目が離せませんね。

そして愛知・名古屋2026アジア競技大会では、日本選手権5度目の王者としてどんな走りを見せてくれるのかにも注目です。 日本アートフォーラム


まとめ|泉谷駿介は身長175cm、八種競技から世界へ進んだアスリート

泉谷駿介選手は身長175cm、神奈川県横浜市出身。横浜市立緑が丘中学校、武相高校、順天堂大学を経て、住友電工に所属しています。

高校では八種競技でインターハイ優勝。順天堂大学1年の2018年にはU20世界選手権110mハードルで銅メダルを獲得し、2021年には13秒06の当時日本新記録を樹立しました。 日本アートフォーラム

2023年には13秒04へ日本記録を更新し、ブダペスト世界選手権では5位。2025年には走幅跳8m21で世界室内選手権4位に入っています。 日本アートフォーラム+1

そして2026年6月、日本選手権110mハードルで13秒17を記録して通算5度目の優勝。その後、ザグレブで13秒00の自己ベストをマークしました。 日本アートフォーラム+1

中学で補欠も経験した少年が、高校で八種競技日本一となり、110mハードルと走幅跳の二つで世界上位へ。

泉谷駿介選手は、身長175cmという一つのプロフィールだけでは語り切れない選手です。

多種目で培った幅広い競技力を持ちながら、26歳の今も110mハードルの自己ベストを伸ばしている。

その「まだ完成形が見えないところ」こそ、これからも泉谷選手を追いかけたくなる大きな魅力だと私は感じています。


よくある質問

泉谷駿介の身長は何cm?

泉谷駿介選手の身長は175cm、体重は69kgとされています。

110mハードルでは2023年世界選手権5位となり、2026年には自己ベスト13秒00を記録しています。 World Athletics

泉谷駿介の出身地や出身校は?

泉谷駿介選手は神奈川県横浜市出身です。

横浜市立緑が丘中学校から武相高校、順天堂大学へ進み、大学卒業後は住友電工に所属しています。

泉谷駿介の110mハードル自己ベストは?

自己ベストは、2026年6月26日に記録した13秒00です。World Athleticsの公式プロフィールにも同日付の自己ベストとして掲載されています。 World Athletics

現在の日本記録は村竹ラシッド選手が2025年8月16日に記録した12秒92で、泉谷選手の13秒00は日本歴代2位です。 日本アートフォーラム

泉谷駿介は110mハードル以外にも出場する?

はい。走幅跳でも世界トップレベルの実績があります。

走幅跳の自己ベストは8m21で、2025年南京世界室内選手権では4位。高校時代には八種競技でインターハイ優勝し、三段跳にも取り組んでいました。 World Athletics

泉谷駿介はオリンピックに何回出場した?

2026年8月現在、東京2020オリンピックとパリ2024オリンピックの2大会に男子110mハードル日本代表として出場しています。

世界選手権では2023年ブダペスト大会で5位。2025年東京大会では予選を13秒52で通過した後、準決勝でDNFとなりました。 日本アートフォーラム+1

春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター)

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