志治群青選手の所属エージェンシー掲載の支援先は10社・ブランドで、契約区分や年収、賞金額は非公表です。
15歳で愛知・名古屋2026アジア競技大会の日本代表に内定した志治選手。その活躍を支える企業や家族の存在、収入の実情を、公表資料の範囲から整理します。
志治群青選手は、2011年8月11日生まれ、愛知県出身のスケートボード・パーク選手です。
2025年の日本オープン優勝、日本選手権準優勝を経て、2026年に地元で開かれる愛知・名古屋アジア競技大会の日本代表に内定しました。
これほど若くして国内トップクラスへ駆け上がると、「スポンサーはどこ?」「中学生なのに年収はいくら?」と気になりますよね。
ただし、最初に押さえておきたいのは、企業名の掲載数と現金収入の額は一致しないという点です。
2026年8月19日時点で確認できる関係を、先に整理しました。
区分 企業・ブランド 確認できる事実
現在の選手ページ掲載 POWELL-PERALTAほか10社・ブランド Front Row Athlete Agencyの志治群青選手ページに掲載
過去のスポンサー公表 株式会社中部システム 2023年11月17日に企業側がスポンサーアスリートと公表
着用が紹介されたブランド WACKO MARIA 取材時の着用を紹介。個人スポンサーとの記載は確認できない
大会協賛 マイナビ、ムラサキスポーツなど 大会を支援する企業。志治選手個人との契約を意味しない
年収・契約金・賞金 金額非公表 公開情報から根拠のある推定はできない
家族による競技支援 両親が整備した専用パーク 2023年に自宅近くの空き倉庫を練習場へ整備
現在掲載されている10社と、2023年にスポンサー関係を公表した中部システムは確認時点が異なります。
したがって、「スポンサーは合計11社」と単純に足すことはできません。この違いも含めて、一つずつ見ていきましょう。
志治群青のスポンサー・支援先10社はどこ?
Front Row Athlete Agencyの志治群青選手ページには、2026年8月19日の確認時点で、次の10社・ブランドが掲載されています。
- POWELL-PERALTA
- 187 KILLER PADS
- PRO-TEC
- SIDEWAY BEARING
- BLACKLINE
- HASCO ENTERPRISES
- Advance Marketing
- チロル接骨院・整体院
- Hair Grande Seeek
- 株式会社オンラインドクター.com
これが、現在の公開情報から確認できる「10社・ブランド」の根拠です。
ただし、掲載ページからは、10社すべてが同一条件の現金スポンサーなのか、用品提供やサービス面のサポートを含むのかまでは分かりません。
そのため、本記事では誤解を避けるために、「所属エージェンシー掲載のスポンサー・支援先」として扱います。
10社を支援分野別に見ると?
企業名やブランド名から確認できる事業分野を踏まえると、掲載先は大きく次のように整理できます。
支援分野 掲載されている企業・ブランド 選手にとって考えられる重要性
ボード・競技用品関連 POWELL-PERALTA、SIDEWAY BEARINGなど ボードやベアリングは滑走感覚に関わり、消耗品の安定確保も重要
安全装備関連 187 KILLER PADS、PRO-TEC パーク種目の転倒から身体を守り、継続的な練習を支える
スケートボード関連企業 BLACKLINE、HASCO ENTERPRISES 競技用品や流通との接点を持つ可能性があるが、個別の支援内容は非公表
身体・生活面のサポート チロル接骨院・整体院、Hair Grande Seeek、株式会社オンラインドクター.com 身体管理や競技外の生活環境を支える可能性がある
事業・発信関連 Advance Marketing 具体的な役割や提供内容は公表されていない
この分類は、各社の名称や公表されている事業分野を基に整理したものであり、志治選手との契約内容を示すものではありません。
特に、BLACKLINE、HASCO ENTERPRISES、Advance Marketingなどについては、志治選手へ何を提供しているかを確認できる資料がないため、役割を決めつけないことが大切です。
成長期のパーク選手に安全装備が重要な理由
スケートボードのパーク種目では、すり鉢状の曲面や壁を使い、高さと回転を伴う技を連続して披露します。
競技用ボードだけでなく、ヘルメットや膝・肘のプロテクターも、日々の練習を続けるうえで欠かせません。
とりわけ志治選手は成長期にある15歳です。新しい技へ挑戦しながら身体を守る安全装備の存在は、目立つ大会成績とは別の意味で競技人生を支えていると考えられます。
私は、10社の顔ぶれから見える最大の特徴は、単に企業数が多いことではなく、競技用品、安全装備、身体管理、生活周辺という複数の方向から支えられる体制にあると感じました。
現金契約の規模は分からなくても、競技を長く続けるための環境が少しずつ整っていることは、若い選手にとって心強いですよね。
中部システムは現在の10社とは別枠
株式会社中部システムは、2023年11月17日付のお知らせで、志治群青選手を「スポンサーアスリート」と公表しました。
同社は、同年11月初旬に行われた「第6回マイナビ日本スケートボード選手権大会」で、志治選手が3位に入ったことも報告しています。
企業側がスポンサー関係を明記した資料として、これは大切な情報です。
しかし、2026年8月19日に確認したFront Row Athlete Agencyの10社・ブランドには、中部システムの名前が含まれていません。
したがって、整理は次のようになります。
- 2023年11月時点では、中部システムがスポンサー関係を公表
- 2026年8月時点では、所属エージェンシーの掲載一覧に中部システムは見当たらない
- 契約終了や継続についての公表資料は確認できない
- 現在掲載の10社に加えて「11社目」と数えることはできない
スポンサー契約は追加、更新、終了があり得ます。
過去に支援した企業への敬意を持ちながらも、現在の契約状況とは分けて伝えるのが正確でしょう。
WACKO MARIAや大会協賛企業は個人スポンサーなの?
結論からいうと、衣服の着用や大会名への企業名掲載だけでは、志治群青選手個人のスポンサーとは判断できません。
誤認されやすい企業やブランドをまとめました。
名称 確認できる関係 個人スポンサーと断定できるか
WACKO MARIA 取材時にセットアップを着用していたと紹介 できない
マイナビ 2025年日本オープンの大会名に掲載 できない
ムラサキスポーツ 日本オープンや日本選手権の大会協賛 できない
NIKE SB 2025年日本選手権の協賛企業として掲載 できない
ブルボン 2025年日本選手権の協賛企業として掲載 できない
WACKO MARIAは取材時の着用ブランド
愛知県スポーツ局スポーツ振興課が運営するaispo!webは、2025年9月15日に志治選手の特集を公開しました。
記事では、ストリートファッションブランド「WACKO MARIA」のセットアップを着用した志治選手が紹介されています。
ただし、同記事はWACKO MARIAをスポンサーとは記載していません。所属エージェンシーの10社一覧にも、同ブランドの名前は確認できませんでした。
選手が着ている服には、本人の私物、取材用の衣装、商品提供、正式な契約品など、さまざまな可能性があります。
ファッションが印象的だからこそ気になるところですが、写真や服装だけから契約関係を推測するのは避けたいですね。
マイナビとムラサキスポーツは大会を支援
志治選手が優勝した2025年の大会は、「第3回マイナビスケートボード日本OPEN supported by Murasaki Sports」です。
大会名にはマイナビとムラサキスポーツが入っていますが、これは大会を支える企業としての表示です。
また、ワールドスケートジャパンが公開した2025年の「第8回日本スケートボード選手権大会 supported by Murasaki Sports」では、NIKE SB、ブルボン、ムラサキスポーツが協賛企業として記載されました。
大会運営を支える協賛と、出場選手一人ひとりとの個人契約は別の関係です。
大会名や会場看板に企業名があるかではなく、本人、所属先、企業のいずれかが個人契約を公表しているかを見ることが、スポンサー情報を正しく判断するポイントになります。
志治群青の年収・契約金・賞金はいくら?
志治群青選手の年収、スポンサー契約金、出演料、賞金の具体的な金額は公表されていません。
2011年8月11日生まれの志治選手は、2026年8月19日時点で15歳です。愛知県の強化指定選手紹介では、蟹江町立蟹江北中学校3年とされています。
未成年選手でもあり、公開されていない契約金や家庭の収支を外部から推測して「年収は○百万円」と断定することはできません。
スポンサーが10社でも年収を計算できない理由
選手への支援には、現金以外の形もあります。
収入・支援の種類 内容 志治群青選手の公表状況
スポンサー契約料 企業から支払われる現金報酬 金額非公表
大会賞金 成績に応じて支払われる賞金 確認できる金額なし
出演料 広告、イベント、番組などの報酬 有無・金額とも非公表
商品提供 ボード、防具、ウェアなど 各社の提供内容は非公表
遠征支援 交通費、宿泊費などの補助 負担主体・金額とも非公表
家族の支援 練習場、送迎、生活面の支え 専用パークの整備が報道済み
たとえば、ボードや防具を提供してもらえば、家庭の用具費負担は軽くなります。
しかし、提供された商品の価格を、そのまま本人の現金年収に加えることはできません。遠征費の補助も同様です。
スポンサー数だけを見て高年収と判断するのも、大会賞金が確認できないから無収入と決めつけるのも、どちらも正確ではないのですね。
2025年日本オープン優勝の賞金額は不明
志治選手は、2025年4月5日から6日に鵠沼海浜公園スケートパークで開かれた日本オープン男子パークで初優勝しました。
大会レポートによると、決勝では76.26点を記録。櫻井壱世選手の70.02点、パリ五輪日本代表・永原悠路選手の68.55点を上回りました。
悪天候による中断もあったなか、志治選手は最後の3本目を滑り切り、首位へ浮上しています。
プレッシャーのかかる最終ランで結果を出したことは、15歳になる前の選手とは思えない勝負強さですよね。
一方、確認できる大会レポートには、優勝賞金の記載がありません。
賞金があったのか、副賞のみだったのか、支給された場合にいくらだったのかは、公開情報から判断できません。
日本選手権は賞状とメダルを明記
第8回日本スケートボード選手権大会のパーク競技は、2025年10月16日から19日まで、ムラサキパークかさまで開催されました。
男子は永原依弦選手が優勝し、志治選手が2位、猪又湊哉選手が3位に入りました。
大会要項に明記されている表彰は、各クラス1位から3位への「賞状およびメダル」です。賞金についての記載は確認できません。
大会上位は強化指定や代表選考、知名度の向上につながる価値ある実績ですが、順位をそのまま金銭収入へ置き換えることはできないのです。
海外選手のデータを扱うThe Boardrでは、志治選手の「Earnings」が0ドルと表示されています。
ただし、これは同サイトが把握する大会賞金などの集計値であり、スポンサー契約料、商品提供、出演料、未収録大会の賞金を含む本人の所得資料ではありません。「年収0円」という意味ではない点に注意が必要です。

両親が整備した専用パークはどんな支援?
志治群青選手に対する支援のうち、内容を具体的に確認できるのが、ご両親による専用スケートパークの整備です。
CBCテレビが2026年4月19日に公開した特集によると、父・友之さんと母・智沙さんは2023年、自宅近くの空き倉庫を利用して練習場を整えました。
施設には、すり鉢状のコースと高さ3メートルのU字型二面があります。
aispo!webの2025年9月15日付特集でも、試合で使用されるものと同規模のハーフパイプを備えた練習環境が紹介されました。
志治選手は学校が終わった後に練習し、長い日には5~6時間滑ると報じられています。
建設費や維持費は公表されていませんが、本番に近い設備で毎日練習できる環境は、金額だけでは測れない支援でしょう。
専用パークが競技力へ与える意味
パーク種目では、高難度の技を一度成功させるだけでなく、45秒のランの中で複数の技を組み合わせ、流れを保ちながら着地する力が求められます。
大会と同規模の設備を日常的に使えるなら、技の高さ、進入速度、着地位置を繰り返し確かめられます。移動時間を抑えられることも、学校生活と練習を両立する中学生には大きいでしょう。
CBCは、このパークを現在ではほかの選手も利用できると伝えています。
志治選手だけの練習場所にとどまらず、仲間から刺激を受け、地域の競技環境を広げる場所にもなっているのかもしれません。
また、志治選手は11歳ごろから専属コーチを置かず、自分で技を考えながら磨いてきたと紹介されています。
私は、専属コーチがいないこと以上に、思いついた技をすぐ試せる本番規模の環境が身近にある点へ注目しました。
転び、考え、もう一度挑む。その積み重ねを可能にした専用パークは、スポンサー契約とは異なる形で成長の根を支えているのでしょう。
国内優勝・世界27位・アジア大会で支援価値はどう変わる?
ここからは、公表されている戦績と支援状況を踏まえた筆者の考察です。
志治選手は2025年日本オープンで国内優勝を果たし、同年の日本選手権では2位に入りました。
さらに、2026年のワールド・スケートボード・ツアー世界選手権サンパウロ大会では、自身初の予選突破を達成しています。
Front Row Athlete Agencyが2026年4月8日に公表した大会報告では、準々決勝で得意のロデオ540を含むランを披露し、最終順位は27位でした。
この「国内優勝、世界大会27位、地元アジア大会」という三つの段階は、選手の現在地を考えるうえで重要です。
国内実績は信頼、世界大会は成長性を示す
国内大会の優勝や準優勝は、日本のトップ層で戦える実力の証明になります。
一方、世界大会27位という成績は、表彰台には届いていなくても、予選を初めて突破し、次の段階へ進んだことに価値があります。
企業が若い選手を支える際には、現在の順位だけでなく、成長の余地、競技への姿勢、発信力、地域との結びつきなども注目点になり得ます。
志治選手の場合、15歳という若さ、本番規模の専用パークで磨いた独自性、国内優勝の勝負強さ、世界大会での進歩が一つの物語としてつながっています。
もちろん、これによってスポンサー料が上がった、新規契約が決まったという発表はありません。
ただ、筆者としては、世界の舞台で経験を重ねるほど、用品の消耗、身体のケア、海外遠征など、必要な支援も広がっていくと考えます。
成績が伸びれば収入だけが増えるのではなく、競技を続けるための費用や管理項目も増えるという視点が必要でしょう。
日本選手権2位は代表選考対象となった実績
2025年の第8回日本スケートボード選手権は、ワールドスケートジャパンの大会要項で「第20回アジア競技大会の代表選考大会」と位置づけられていました。
志治選手は、その男子パークで2位に入っています。
愛知県の2026年度強化指定選手資料には、この準優勝と、ワールドスケートジャパンによるアジア競技大会日本代表内定が記載されました。
日本選手権2位は、代表選考の対象となった実績の一つと見るのが適切です。準優勝だけが内定を決めたと、直接的な因果関係まで断定することはできません。
愛知・名古屋2026アジア競技大会は、2026年9月19日から10月4日まで開催されます。
スケートボード競技は9月24日から27日まで、愛知県国際展示場の展示ホールBで行われる予定です。
愛知県出身の志治選手にとって、地元開催の国際総合大会は、競技力だけでなく、人柄や歩みを幅広い人に知ってもらう機会になるでしょう。
何より、ご両親が作った練習場で育った技を地元の大舞台で披露するという流れには、応援する側の心を動かす力がありますよね。
私は、現在の推定年収を無理に数字へ置き換えるより、アジア大会でどのようなランを組み立て、世界との距離をどこまで縮めるのかを見守りたいと思います。
まとめ
志治群青選手の所属エージェンシーの選手ページには、2026年8月19日時点で10社・ブランドが掲載されています。
POWELL-PERALTA、187 KILLER PADS、PRO-TEC、SIDEWAY BEARING、BLACKLINE、HASCO ENTERPRISES、Advance Marketing、チロル接骨院・整体院、Hair Grande Seeek、株式会社オンラインドクター.comです。
ただし、各社が現金スポンサー、用品提供、サービス支援のどれに当たるのか、契約期間や支援額はいずれも公表されていません。
中部システムは2023年11月17日にスポンサー関係を公表しましたが、現在の10社一覧には含まれていないため、合計11社とは数えられません。
WACKO MARIAは取材時の着用ブランド、マイナビやムラサキスポーツなどは大会協賛として確認された企業です。これらを志治選手個人のスポンサーと断定する根拠は確認できませんでした。
年収、スポンサー契約金、出演料、大会賞金も非公表です。現物提供や遠征補助は競技を続けるうえで大きな助けになりますが、本人の現金年収と同じではありません。
そして、志治選手の成長を足元から支えているのが、父・友之さんと母・智沙さんが2023年に空き倉庫へ整備した専用パークです。
2025年日本オープン優勝、日本選手権2位、2026年世界選手権での初予選突破を重ね、地元のアジア大会へ向かう志治選手。公表されていない収入を想像するより、確認できる支援の輪と競技での成長を温かく見守りたいですね。
※本記事の情報基準日は2026年8月19日です。スポンサー契約や支援先は変更される可能性があるため、最新情報は本人、所属エージェンシー、各企業、競技団体の公式発表をご確認ください。
よくある質問
志治群青のスポンサー・支援先は何社ですか?
2026年8月19日時点では、所属するFront Row Athlete Agencyの選手ページに10社・ブランドが掲載されています。ただし、個別の契約区分や支援内容は非公表です。
志治群青の年収はいくらですか?
年収、スポンサー契約金、出演料、大会賞金の具体的な金額は公表されていません。用品提供や遠征補助を現金収入と同一視できないため、根拠のある年収額は算出できません。
志治群青の専用パークは誰が作ったのですか?
父・友之さんと母・智沙さんが、2023年に自宅近くの空き倉庫を利用して整備しました。高さ3メートルのU字型二面などを備え、ほかの選手も利用できる練習場になったと報じられています。
執筆:春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター)


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