千葉雄大さんは宮城県多賀城市出身。モデルを経て2010年に俳優デビューし、現在は脚本・監督も経験する表現者へ活動を広げています。
1989年3月9日生まれで、2026年9月現在は37歳です。故郷・宮城とのつながりを大切にしながら歩んできた千葉さんの経歴を、転換点が分かるよう時系列でたどってみましょう。
千葉雄大の出身地と経歴は?まず時系列で確認
千葉雄大さんの経歴をひと言で整理すると、宮城県多賀城市で育ち、モデル活動を経て2010年に『天装戦隊ゴセイジャー』で俳優デビューし、2020年代には脚本・監督にも活動を広げたという流れになります。
出演作が多い俳優さんなので、最初に大きな節目を時系列で押さえておくと分かりやすいですよね。
- 1989年3月9日:宮城県生まれ、多賀城市出身
- 学生時代:宮城県内で過ごし、宮城県仙台第三高等学校を卒業
- 高校卒業後:東京へ進学し、モデルとして活動
- 『CHOKi CHOKi』専属モデルとして活躍
- 2010年:『天装戦隊ゴセイジャー』アラタ/ゴセイレッド役で俳優デビュー
- 2012年:母校・多賀城市立城南小学校へ100万円分の図書券を寄贈
- 2016年:映画『殿、利息でござる!』公開
- 2017年:『殿、利息でござる!』で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞
- 2019年3月20日:松島町観光親善大使に就任
- 2019年8月31日:多賀城悠久浪漫大使に就任
- 2022年:『アクターズ・ショート・フィルム2』の『あんた』で監督・脚本を担当
- 2025~2026年:WOWOW『ストロボ・エッジ』シリーズで保科千秋役
- 2026年:テレビ朝日系『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』で鷹羽宗一郎役
こうして並べると、千葉さんのキャリアは「モデル」「俳優」「作り手」と段階的に広がってきたことが見えてきます。
そして、もう一つ忘れてはいけないのが宮城県との関係です。東京で芸能活動を始めた後も、母校への寄贈や地元の大使就任など、故郷との接点が何度も登場しています。
千葉雄大の出身地は宮城県多賀城市!故郷との関係は?
千葉雄大さんは宮城県多賀城市出身です。多賀城市も公式に千葉さんを「多賀城市出身」と紹介しており、2019年8月31日には「多賀城悠久浪漫大使」に任命しています。
多賀城市は仙台市に隣接し、古代東北の政治・文化の拠点だった多賀城跡でも知られる街です。
千葉さんは1989年3月9日生まれ。学生時代を宮城県で過ごし、宮城県仙台第三高等学校を卒業しました。
芸能界で全国的に知られるようになってからも故郷との交流が続いているため、千葉さんの「出身地」を調べるなら、単に住所欄のように多賀城市と覚えるだけでは少しもったいないのです。
母校・城南小学校に777冊の「千葉雄大文庫」
故郷との関係がよく分かる出来事が、母校への図書の寄贈です。
多賀城市によると、千葉さんは2012年、日本テレビ系『世界一受けたい授業』で獲得した100万円分の図書券を、母校である多賀城市立城南小学校へ寄贈しました。
その図書券で購入された本は777冊。学校では「千葉雄大文庫」と名付けられ、現在も子どもたちに読まれていると紹介されています。

芸能人の地元貢献というとイベント出演などを思い浮かべますが、本を残すという形は年月がたっても次の世代へ受け継がれますよね。
私はこの777冊という具体的な数字に、千葉さんと多賀城市との関係を考えるうえで大切な意味があるように感じます。
松島町観光親善大使と多賀城悠久浪漫大使に就任
千葉さんと宮城県との関係は、母校だけではありません。
2019年3月20日には松島町観光親善大使に就任しました。
松島町によると、千葉さんは写真集の撮影やテレビ番組で松島を訪れており、国宝瑞巌寺の「平成の大修理」後の落慶法要を記念した慶祝前夜祭では、伊達家二代目当主・伊達忠宗役として武者行列にも参加しています。
さらに同年8月31日、出身地の多賀城市から多賀城悠久浪漫大使に任命されました。
多賀城市では、市の出身者やゆかりのある人物のうち、さまざまな分野で活躍している人に地域の魅力をPRしてもらう目的で、この大使制度を設けています。
つまり千葉さんは、宮城から東京へ出て芸能活動を始めただけではありません。
全国で知名度を高めた後、今度はその力を故郷の魅力発信へ還元する立場にもなったのですね。
千葉雄大はモデルからどう俳優になった?
千葉雄大さんは、俳優として芸能生活をスタートさせたわけではありません。
俳優デビュー以前にはモデルとして活動し、男性向けファッション誌『CHOKi CHOKi』の専属モデルを務めていました。
このモデル時代が、その後の俳優活動へつながる重要な入口になります。
千葉さんの経歴については「モデル活動開始年」「事務所所属年」「大学在籍時期」などが複数の媒体で細かく紹介されていますが、媒体によって記載の粒度に差があります。
そのためこの記事では、確実に経歴の流れを理解するうえで重要な「宮城での学生時代→東京への進学→モデル活動→俳優デビュー」という順序を軸に見ていきます。
『CHOKi CHOKi』専属モデルから俳優へ
『CHOKi CHOKi』でモデルとして誌面に登場したことは、千葉さんのキャリアにおける大きな転換点でした。
現在の千葉さんだけを見ると、ドラマや映画で長く活動してきた生粋の俳優という印象もありますよね。
しかし出発点までさかのぼると、まず「服や髪型を含め、自分自身を誌面で表現するモデル」という仕事があり、その先に俳優という仕事がありました。
ここは後年の監督経験まで含めて考えると、とても興味深いところです。
モデルでは自分自身が被写体となり、俳優では役を通して物語を表現し、監督では画面全体を設計する。
千葉さんはキャリアを重ねるにつれて、作品に関わる範囲そのものを広げてきたと見ることができます。
千葉雄大の俳優経歴は?『ゴセイジャー』から代表作まで
千葉雄大さんの俳優としてのスタートは、2010年から2011年に放送されたテレビ朝日系スーパー戦隊シリーズ『天装戦隊ゴセイジャー』です。
演じたのはアラタ/ゴセイレッド。日本アカデミー賞の公式プロフィールでも、『天装戦隊ゴセイジャー』で俳優デビューしたことが確認できます。
俳優としての第一歩から、作品の中心を担う役だったのですね。
戦隊ヒーローから時代劇・恋愛・コメディーへ
『天装戦隊ゴセイジャー』の後は、テレビドラマや映画へ活動の場を広げました。
初期には『桜蘭高校ホスト部』『白戸修の事件簿』などに出演し、NHK大河ドラマ『平清盛』では高倉天皇役を務めています。
その後も『きょうは会社休みます。』『家売るオンナ』シリーズ、『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』など、作品のジャンルを限定せず出演を重ねました。
映画でも『アオハライド』『黒崎くんの言いなりになんてならない』『帝一の國』などに出演しています。
ここで私が注目したいのは、単純な出演本数ではありません。
戦隊作品の主人公級→大河ドラマの歴史上の人物→連続ドラマのレギュラー→シリーズ映画の継続役と、求められる仕事の性質が変化していることです。
新人時代の「フレッシュな主演級俳優」という立ち位置だけにとどまらず、作品世界の一部分を長く担う俳優へ変化していったことが、千葉さんの経歴の重要なポイントだと考えます。
『殿、利息でござる!』で新人俳優賞
大きな節目となった作品の一つが、2016年公開の映画『殿、利息でござる!』です。
千葉さんは同作で千坂仲内を演じ、翌2017年の第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。日本アカデミー賞の公式記録にも、『殿、利息でござる!』での受賞が掲載されています。
しかも、この映画は千葉さんの出身地である宮城県を舞台とした作品でした。
受賞時にも千葉さんは、出身地の宮城県を舞台とした映画で賞を受けたことへの喜びを語っています。
俳優として評価された大切な作品と故郷が重なったことは、千葉さんの経歴を語るうえで印象深い出来事です。
『家売るオンナ』『スマホを落としただけなのに』では継続役に
キャリアを考えるとき、私は「同じ役を長く演じた作品」にも注目したいと思います。
『家売るオンナ』では足立聡役を演じ、スペシャルドラマや続編『家売るオンナの逆襲』にも登場しました。
映画『スマホを落としただけなのに』では刑事・加賀谷学役を演じ、2018年の第1作だけでなく、2020年公開の『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』、2024年公開のシリーズ作品にも同役で出演しています。
一作限りの若手キャストから、シリーズの世界観を継続して担う俳優へ。
ここにも、デビュー後の年月によって千葉さんの立ち位置が変化していった様子が表れているのではないでしょうか。

千葉雄大は監督もしている?『あんた』で脚本・監督を担当
千葉雄大さんの経歴で、俳優デビューに次ぐ大きな変化として押さえておきたいのが、作品を演じる側から制作する側へ踏み出したことです。
WOWOWの短編映画プロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム2』で、千葉さんは短編映画『あんた』の監督・脚本を担当しました。
『あんた』は2022年2月6日に放送され、伊藤沙莉さんと千葉さん自身が主演。WOWOWでも「監督・脚本:千葉雄大」と明記されています。
ここは以前の記事で「若い頃から制作側に関心を持っていた」と広く説明していましたが、本人の過去の関心を必要以上に推測するより、2022年に実際に脚本・監督を担当したという確認できる事実からキャリアを読み解くほうが正確でしょう。
『あんた』は出演しただけではない
『あんた』で重要なのは、肩書に「監督」が一つ加わったことだけではありません。
千葉さん自身が脚本を書き、演出を行い、さらに出演者として伊藤沙莉さんと作品の中に立っています。
WOWOWの『アクターズ・ショート・フィルム』は、俳優たちが同じ条件のもとで25分以内の短編映画制作に挑むプロジェクトです。つまり通常のドラマ出演とは、求められる役割そのものが違います。
さらに『あんた』で主演した伊藤沙莉さんは、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2022のジャパン部門ベストアクターアワードを受賞。
作品自体も2023年、バンフ・ワールド・メディア・フェスティバルのロッキー賞Short Form Fiction部門にノミネートされました。
この事実まで含めると、『あんた』は千葉さんの経歴の中で単なる「監督初挑戦」という一行では終わらない作品です。
俳優として積み上げてきたキャリアから、物語を作り、演出する仕事へ職能を広げたことを示す具体的な一本と言えるでしょう。
2025~2026年は若者を見守る大人の役も
制作側へ活動を広げても、千葉さんは俳優として出演を続けています。
WOWOW『ストロボ・エッジ』Season1、Season2では、光ヶ﨑高校の養護教諭保科千秋役を担当しました。
WOWOWの人物紹介では、保科は高校生たちを温かく見守る養護教諭として設定されています。
これは2010年の『天装戦隊ゴセイジャー』から千葉さんを知る方にとって、なかなか感慨深い変化ではないかしら。
20代前半には若者側の主人公を演じていた俳優が、30代後半になると物語の中の若者を見守る大人を演じるようになったのです。
単なる年齢の変化ではなく、物語の中で任される役割が変わってきたと見ると、16年間の俳優生活がより立体的に見えてきます。
2026年『おコメの女』では経済産業大臣役
2026年にはテレビ朝日系『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』にも出演しました。
千葉さんが演じた鷹羽宗一郎は、元大物政治家を父に持つ経済産業大臣という役どころです。番組公式の人物紹介でも、二世議員として若くして内閣入りした人物として設定されています。
第5話では鷹羽宗一郎をめぐる疑惑が物語に関わり、第8話では元経済産業大臣となった宗一郎が鷹羽家にまつわる情報を語る展開も描かれました。
『ゴセイジャー』の青年ヒーローから、養護教諭、そして大臣という社会的立場を背負った人物へ。
代表作を単に並べるよりも、こうした役柄の年齢、責任、物語上の立場の変化を追うほうが、千葉雄大さんの現在地はよく分かると私は考えています。
千葉雄大の経歴をどう見る?16年間で変わった「役割」
ここからは、確認できる経歴を踏まえた筆者なりの考察です。
千葉雄大さんのキャリアを調べて特に興味深かったのは、人気作品の数そのものではなく、作品の中で担う役割と、作品への関わり方の両方が変化していることでした。
2010年の『天装戦隊ゴセイジャー』ではアラタ/ゴセイレッドとして物語の中心に立ちました。
その後、『平清盛』のような時代劇、『家売るオンナ』のような連続ドラマ、『スマホを落としただけなのに』のようにシリーズをまたいで同じ人物を演じる映画へと活動を広げています。
そして2022年の『あんた』では、自分が与えられた役を演じるだけでなく、脚本を書き、監督として作品全体を組み立てる立場になりました。
ここには「主演級として注目されること」とは別方向のキャリアの成熟が見えるように思います。
俳優の経歴は、主演作品の本数だけで語られがちです。
けれど長く活動する俳優を見る場合、「何本出たか」に加えて、「作品の中でどんな立場を任されるようになったか」「演じる以外の仕事へどこまで領域を広げたか」を見ると、その人ならではの歩みが分かりやすくなります。
千葉さんの場合、まさにそこが面白いところでしょう。
「宮城」と「表現者としての変化」が二本の軸
もう一つの軸が、故郷・宮城との関係です。
多賀城市で育ち、東京へ進んで芸能活動を始めた後も、2012年の城南小学校への100万円分の図書券寄贈、2019年の松島町観光親善大使と多賀城悠久浪漫大使への就任など、宮城との接点が続いています。
さらに俳優として評価された節目の一つである『殿、利息でござる!』も宮城県を舞台にした映画でした。
こうして並べると、「宮城県多賀城市出身」という情報は、千葉さんのプロフィールの最初に書かれているだけの過去の情報ではありません。
芸能界入り後の活動にも何度もつながってくるルーツなのです。
一方で仕事の面では、モデルから俳優へ進み、俳優としてジャンルや役柄を広げ、さらに脚本・監督まで経験しました。
私はこの「故郷とのつながりは残しながら、仕事上の役割は変化し続けている」という組み合わせこそ、千葉雄大さんの経歴を理解するうえで特徴的な部分だと感じます。
今後は出演作だけでなく制作側の仕事にも注目
2026年9月時点で、今後どのような作品を監督するのか、あるいは脚本を手掛けるのかは、発表されていないことまで断定できません。
ただ、すでに『あんた』で監督・脚本・出演を経験していることは確かです。
その一方、『ストロボ・エッジ』シリーズや『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』のように俳優としても活動を続けています。
そのため筆者としては、これからの千葉さんを見る際には「次は何のドラマに出るのだろう」という視点に加えて、再び物語を作る側に立つ機会があるのかにも注目したいと思っています。
モデル時代から数えれば長い芸能生活ですが、仕事の形を変えながら新しい領域へ進めることは、長期的なキャリアを考えるうえでも興味深いところですよね。
千葉雄大の出身地と経歴まとめ
千葉雄大さんは1989年3月9日生まれ、宮城県多賀城市出身です。
宮城県で学生時代を過ごした後に東京へ進み、『CHOKi CHOKi』の専属モデルとして活動。その後、2010年の『天装戦隊ゴセイジャー』でアラタ/ゴセイレッドを演じ、俳優デビューしました。
俳優としてはドラマ、映画など幅広い作品に出演し、宮城県を舞台にした『殿、利息でござる!』では第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
2022年には『アクターズ・ショート・フィルム2』の短編映画『あんた』で監督・脚本を担当し、自身も伊藤沙莉さんと主演。モデルから俳優へ、さらに脚本・監督へと作品への関わり方を広げてきたことが分かります。
2025~2026年の『ストロボ・エッジ』シリーズでは高校生たちを見守る養護教諭・保科千秋、2026年の『おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-』では経済産業大臣・鷹羽宗一郎を演じました。
そして故郷との糸も切れていません。
母校・城南小学校には100万円分の図書券を寄贈し、777冊の「千葉雄大文庫」が誕生。2019年には松島町観光親善大使、多賀城悠久浪漫大使にも就任しました。
故郷との関係を保ちながら、仕事では自分の役割を広げ続けている。
出演作品の数だけではなく、この二つの流れを重ねて見ることで、千葉雄大さんがどんな道を歩いてきた俳優なのかが、よりはっきり見えてくるのではないかしら。
よくある質問
千葉雄大の出身地はどこですか?
千葉雄大さんは宮城県多賀城市出身です。多賀城市も公式に出身者として紹介しており、2019年8月31日には「多賀城悠久浪漫大使」に任命しています。
母校の多賀城市立城南小学校には2012年、100万円分の図書券を寄贈。それによって購入された777冊は「千葉雄大文庫」と名付けられています。
千葉雄大の俳優デビュー作は何ですか?
俳優デビュー作は2010年から放送されたテレビ朝日系『天装戦隊ゴセイジャー』です。
千葉さんはアラタ/ゴセイレッド役を担当しました。日本アカデミー賞の公式プロフィールでも同作で俳優デビューしたことが確認できます。
千葉雄大は映画監督もしているのですか?
はい。2022年放送のWOWOW『アクターズ・ショート・フィルム2』で、短編映画『あんた』の監督・脚本を担当しています。
千葉さん自身も伊藤沙莉さんと主演しており、俳優だけではなく物語を作り、演出する立場まで経験しています。
春野滋


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