田中英司さんという、ホテルコンシェルジュが話題です。
ホテルのコンシェルジュとは、泊まりに来たお客様をおもてなしし、旅行中のお客様が快適に過ごせるよう、ご要望に応えたり、お客様が困ったときに手助けをする仕事です。
何でも田中英司さんという方は、イギリスの超高級五つ星ホテルで、ヘッドコンシェルジュを何年も務めていたスゴイ方だとか。
田中さんは、いったいどんな経歴をお持ちなのでしょうか。
そして、田中さんのような、超一流のホテルコンシェルジュともなると、どのくらいの収入を得ているのでしょうか。
興味が湧いたので調べてみました。
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まずは、かるく田中英司さんのプロフィールを紹介します↓↓
田中英司の プロフィール
名前:田中 英司 (たなか えいじ)
生年:1973年
出身地:京都府生まれ、奈良県育ち
出身大学:公表していません
留学先:スイスホテルマネジメントスクール、ロンドンホテルスクール
職歴:
①2000年~Montcalm Hotel London、ポーター・レセプション・フロントを経て、コンシェルジュに就任
②2006年~InterContinental London Park Lane、コンシェルジュを経て、シニアコンシェルジェに就任
③2015年~Shangri-La Hotel At The Shard London、ヘッドコンシェルジュ
④2021年~現職:ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts、ヘッドコンシェルジュ
2021年1月、現職に着任
2021年9月16日、現在の職場・ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts開業
職歴にある①~③のホテル、いずれもロンドンにある英国最高級の5つ星ホテルだそうです。
田中英司さんがヘッドコンシェルジュを務めているホテル・ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsは、ヒルトンのラグジュアリーブランド、LXR Hotels & Resortsが、アジア太平洋地域への初進出として、2021年9月、京都市北区・洛北に開業した新しいホテルです。
田中英司の経歴・ホテルコンシェルジュへの道のり
上記のプロフィールでご紹介したとおり、田中さんはホテルマンになるための専門学校で学んでいらっしゃいます。
しかも、スイスとイギリスに留学して、それぞれの国のホテルスクールで学んでいます。
おそらく、スイスの学校ではドイツ語もしくはフランス語、ロンドンの学校では英語で授業を受けていたのではないかと思います。
田中さんは子供の頃、お父様の仕事の関係上、海外生活が長かったので、語学については海外の学校での勉強も、苦にはならなかったかも知れません。
最初に就職したロンドンのモントカームホテルでは、ポーターから、職歴が始まっています。
お客様の荷物運び係りです。
就職したばかりの新人さんが、最初に担当させられる仕事なのではないかと思います。
ここから1つずつ仕事を覚えて、お客様へのホスピタリティを身に付けて、仕事の幅を広げていったのだろうと思います。
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ホテルコンシェルジュの年収はどのくらい?
それでは、ホテルコンシェルジュの年収、その中でも、田中英司さんのような、超一流五つ星ホテルの、ヘッドコンシェルジュの年収は、いくら位なのでしょうか。
田中さんご本人に、年収いくらですか、と聞く訳にも行きませんので、求人情報や統計などから推察してみました。
その前に、コンシェルジュという職種は、他にどんな仕事があるのかも合わせて調べてみました。
マンションコンシェルジュ
高級マンションに居住されている方の、日常生活をサポートするお仕事です。
・マンションにお住まいの入居者様が必要とする情報を提供する
・マンション施設内にある、ゲストルームや共用ジム・パーティールームなどの共用施設の予約・ご使用時の管理や案内
・来訪者様のご案内
・マンション内に併設されている、ショップやカフェでの接客・販売
等々、入居者様に、より快適に生活していただくためのサービスを提供する、という仕事をしています。
マンションコンシェルジュの年収は?
マンションコンシェルジュのお給料は、マンションの管理をしている会社が支払います。
財源はマンションに入居している人たちが支払う管理料金ですが。
マンションによって、あるいは、コンシェルジュを雇う管理会社によって、収入の違いがあります。
金額は幅があり、入職したばかりだと、年収280万円~350万円ぐらい。
大手が運営している高級マンションのコンシェルジュの場合は、年収400万~700万ぐらい、という所もありますので、マンションによっては、大きな差があるようです。
医療コンシェルジュ
病院に来院した患者さんの、不安や不満を取り除いて、安心かつ納得して医療を受けられるように、相談や案内などのサポートを行うお仕事です。
例えば、患者さんの代理人として最適な病院を選んだり、セカンドオピニオンなどのアドバイスをしたり、病院内を案内したりします。
医療コンシェルジュの年収は?
雇う病院によって、あるいは、派遣している医療コンシェルジュ会社によって違うようです。
平均年収400万円ぐらい、年収の範囲は、250万円~580万円、という数字が出ています。
なかなかに厳しい世の中です。
ホテルコンシェルジュの年収は?
さて本題の、ホテルコンシェルジュの年収ですが、これも、お勤めするホテルによって、年収は大きく変わります。
日本の平均年収と比べると、若干、低い傾向があり、初任給は月給20万円程度、全体の平均だと月給で29万円ぐらいが相場のようです。
この仕事に就いている人全体の平均年収は、約351万円ぐらいだそうです。
正社員の給料分布を見ると、人数が多いのは、291万円〜373万円の水準で、平均年収の351万円も、この水準の中に含まれています。
全体の年収の幅としては、291〜951万円のようですので、勤め先や経験・スキルによって、大きく幅ができるのかな、と思います。
田中英司さんクラスの、超一流ホテルのヘッドコンシェルジュの年収は?
それでは、田中英司さんのような、超一流高級ホテルのヘッドコンシェルジュの年収は、いくらぐらいになるのでしょいうか。
おそらく、業界トップクラスの年収、ということになるかと思います。
ただし、業界の年収水準そのものが、格別高いわけではないので、他の業界と比較すると、若干地味な金額になるかと思います。
この、ホテルコンシェルジュという仕事は、お金のためではなく、お客様に喜んでいただくための仕事、と言う事でしょうか。
田中英司・ホテルコンシェルジュの年収・勤務先・経歴等々の情報、まとめ
大学を卒業して、25歳でスイスのホテル学校に留学して23年間、ずっと外国で、ホテルマンとしての修行の旅をしていた田中さん。
ロンドンの超高級ホテルでコンシェルジュをしていた時も、日本でコンシェルジュやりたい、という思いを募らせていたそうです。
きっと、シャングリラホテルで完璧な仕事をこなしながら、家に帰ったら、日本の観光地や交通網、世界遺産や神社仏閣・景勝地などの勉強を続けていたのではないかと思います。
願いが叶って、やっと日本に、それも京都に帰ってこれた田中さん。
コロナ禍も下火になり、円安で、これから日本に来る観光客はグングン増えると思います。
田中さんを始め、観光業に従事している方々は、これからもっと忙しくなることでしょう。
お体を大事に、元気で働き続けて欲しいと思います。
私もいつかお金を貯めて、田中さんに面倒をかけに京都に行きたいです。
さいごまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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