田中英司さんという、超一流ホテルのコンシェルジュをされている方が話題です。
とても知的で、気遣いが行き届いていて、清潔感があって好感度の高い田中さん。
旅行で京都を訪れた方々をおもてなしする、接客業のプロフェッショナルです。
田中さんのさわやかな笑顔の写真…
わたしは、この、田中さんがスーツの襟につけている、金色の一対のバッジが、数日前から気になって仕方がありません。
よく見ると、右と左、同じマークのようです。
金色の鍵が交差しているように見えます。
鍵は、ピアノ調律師の友人が昔持っていたピアノの鍵に似ているような…
いや、でもコンシェルジュがピアノの鍵を持ち歩く訳も無いし…
お勤めしているホテルのマークかと思いましたが、ROKU KYOTO, LXRホテルの、ホームページのどこを探しても、こんなマークありませんでした。
謎は深まります。
今日は、この、ホテルコンシェルジュの襟のバッジについて調べたいと思います。
⇒田中英司コンシェルジュの年収・勤務先・経歴・プロフについての情報はこちら⇒
ホテルコンシェルジュの襟のバッジは、最上級のサービスの証
ホテルコンシェルジュという職務を持つ方は、1つのホテルに多くても通常若干名、ヘッドコンシェルジュは、一名しかおりません。
一人で孤独に仕事しながら勉強するより、商売敵といえども、他のホテルの同業者と手を結んで、それぞれが持つ能力、知恵、知識などを結集させ、共有することで、サービスの質を向上させることが出来ます。
こうした考えで、1929年、フランス・パリのグランドホテルのコンシェルジュ11名が、コンシェルジュのネットワーク組織を設立しました。
現在はこの組織が大きくなり、コンシェルジュの国際的ネットワークとして成長しています。
この、コンシェルジュのネットワーク組織のことを、レ・クレドール“Les Clefs d’Or”と言います。
ホテルコンシェルジュの襟のバッジのマークは、この、レ・クレドール“Les Clefs d’Or”のシンボルマークなのです。
会員(ホテルコンシェルジュ一人ひとり)の持つ能力、知恵、知識などを結集させることで、お客様に対するサービスを向上させ、それと同時に一人ひとりがさらに優れたコンシェルジュに成長しようという考えから作られた組織のマークだったのです。
納得です。
⇒田中英司コンシェルジュの年収・勤務先・経歴・プロフについての情報はこちら⇒
交差した2本の黄金の鍵に、秘められた意味は?
それでは、レ・クレドール“Les Clefs d’Or”コンシェルジュのシンボル、『2本の金色の鍵』には、どんな意味があるのでしょうか。
もともと、コンシェルジュ、という言葉は、歴史的に遡ると、ホテルやアパートの門番を、こう呼んでいたらしいのです。
だから、門番の象徴である、鍵なんですね。
それから、仕事の内容が、ホテルでお客様のお世話やサポートをする事に、特化していったらしいのです。
レ・クレドールでは、この黄金の鍵を、『旅行者のために、どんなドアも開けて差し上げましょう』、という精神のもと、 コンシェルジュのシンボルにしているのだそうです。
このバッジは、レ・クレドールという国際ネットワーク組織の正会員として承認を得た、一流のホテルコンシェルジュだけが、つけることを認められた襟章なんだそうです。
田中英司コンシェルジュの襟章の意味・情報、まとめ
と言うわけで、コンシェルジュの襟章について調べてみました。
コンシェルジュの方々は、お客様から何か頼まれごとをされるのを待っていらっしゃいます。
旅行に行ったら、ホテルでコンシェルジュを見つけたら、どうぞ何か用事をお願いするといいと思います。
美味しいラーメン屋はどこか、甘さ控えめの和菓子屋はないか、中学生の娘へのお土産は何がいいか…。
コンシェルジュの方々は、喜んであなたのご希望を叶えるべく働いてくれると思います。
私もお金を貯めて、旅行に行って、超一流の高級ホテルにお泊りして、金色の鍵を襟に付けたコンシェルジュさんに、面倒をかけたいと思います。
さいごまで読んでいただいて、ありがとうございました。
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