久保建英と柏レイソル時代を振り返る!在籍歴や活躍を総まとめ

久保建英選手に柏レイソルの在籍歴はありません。国内で所属したトップチームはFC東京と横浜F・マリノスです。

2019年に移籍した相手も柏レイソルではなく、スペインのレアル・マドリードでした。「柏時代の成績」が見つからないのは、久保選手が柏に所属していなかったためです。

この記事では、クラブとJリーグの公式発表を基に、久保建英選手の正しい所属歴を時系列で確認します。

あわせて、なぜ「久保建英 柏レイソル」という組み合わせが検索されるのか、確認できる事実と筆者の考察を分けながら整理しました。

久保建英は柏レイソルに在籍していた?

久保建英選手が柏レイソルに在籍した事実は、公式の所属記録では確認できません。

FC東京が2019年6月15日に発表したプロフィールには、2015年のFC東京U-15むさし加入以降、FC東京U-18、FC東京、横浜F・マリノス、再びFC東京という所属歴が掲載されています。

この経歴の中に、柏レイソルは含まれていません。

Jリーグ公式が掲載した横浜F・マリノスへの期限付き移籍発表や、FC東京への復帰発表にも、柏へ加入した記録はありません。

柏レイソルでの記録を整理すると、正確な表現は次のようになります。

確認項目 久保建英の柏レイソルでの記録
在籍期間 該当なし
加入・移籍発表 該当なし
登録番号・背番号 該当なし
柏所属選手としての公式戦出場 該当なし
柏所属選手としての得点 該当なし
2019年のJ2優勝への関与 なし

在籍していない選手について「0試合」「0得点」と書くと、柏に登録されながら出場しなかったようにも受け取れます。

そのため、ここでは在籍歴がないため「該当なし」とするのが適切です。

2019年の柏レイソルは、ネルシーニョ監督の下でJ2リーグを戦い、優勝とJ1復帰を成し遂げました。

しかし、久保建英選手はそのチームの登録選手ではありません。したがって、「久保建英が柏のJ2優勝を後押しした」「2019年後半に柏へ期限付き移籍した」という説明は、実際の経歴と一致しません。

一部の記事や自動生成された文章では、実在するシーズン、監督、クラブの成績に別の選手名が結び付けられることがあります。

固有名や数字が細かく書かれていると、つい本当らしく感じてしまいますよね。

けれども、選手の在籍歴は、物語の自然さではなく、クラブの加入発表や公式登録記録で判断しなければなりません。

久保選手の場合、柏への加入発表、背番号、年度別登録、公式戦出場記録のいずれも存在しないことが、在籍説を否定する重要なポイントです。


久保建英の正しい国内所属歴は?

久保建英選手が日本のトップチームで所属したクラブは、FC東京と横浜F・マリノスです。

久保選手は2001年6月4日生まれ、神奈川県出身です。

幼少期にはFCパーシモンや川崎フロンターレU-10でプレーし、2011年にスペインへ渡ってFCバルセロナの育成組織に加入しました。

2015年に日本へ戻ると、FC東京U-15むさしへ加入します。

その後はFC東京U-18へ昇格し、育成年代のチームに所属しながらトップチームの公式戦にも出場できる「2種登録選手」となりました。

2016年11月5日には、明治安田生命J3リーグのAC長野パルセイロ戦でFC東京U-23の選手としてJリーグ初出場を果たします。

当時は15歳5カ月1日でした。

2017年4月15日のセレッソ大阪U-23戦ではJリーグ初得点を記録し、同年11月にFC東京とプロ契約を結びました。

公式発表で確認できる国内時代の流れは、次の通りです。

時期 所属先 主な出来事
2015年5月~2016年3月 FC東京U-15むさし スペインから帰国後に加入
2016年4月~2017年10月 FC東京U-18 2種登録でトップカテゴリーにも出場
2017年11月~2018年8月 FC東京 プロ契約
2018年8月~12月 横浜F・マリノス 期限付き移籍
2019年1月~6月 FC東京 復帰してJ1リーグ13試合4得点
2019年6月~ レアル・マドリード 完全移籍

FC東京が公表した経歴にも、2018年8月から12月までの移籍先は横浜F・マリノスと明記されています。

つまり、久保選手は「FC東京から柏レイソルへ移籍し、その後に欧州へ渡った」のではありません。

正しくは、FC東京から横浜F・マリノスへ期限付き移籍し、FC東京へ復帰した後にレアル・マドリードへ移籍したという流れです。

育成年代から追いかけるとクラブ数が多く、複雑に見えるかもしれません。

それでも、国内のプロキャリアに絞れば、FC東京、横浜F・マリノス、FC東京という明快な順序になります。


期限付き移籍先は柏ではなく横浜F・マリノス

※画像はAIによるイメージ

久保建英選手が国内で経験した期限付き移籍は、2018年8月の横浜F・マリノスへの移籍です。

Jリーグは2018年8月16日、横浜F・マリノスがFC東京から当時17歳の久保選手を期限付き移籍で獲得したと伝えました。

移籍期間は2018年12月31日まででした。

発表の中で久保選手は、自身の得意なプレーとして、相手選手の間でボールを受けてからのドリブル、シュート、状況判断を挙げています。

この本人コメントからも、移籍先で自分の攻撃面の特徴を発揮し、出場機会を得ようとしていたことが分かります。

移籍前の2018年シーズンは、FC東京のJ1リーグ戦で4試合に出場し、得点はありませんでした。

横浜F・マリノスではJ1リーグ5試合に出場し、1得点を記録しています。2019年1月にFC東京へ復帰した際も、Jリーグ公式がこの成績を紹介しました。

その1得点が生まれたのは、2018年8月26日のヴィッセル神戸戦です。

移籍後初めて先発した久保選手は、ペナルティーエリア付近から左足でゴールを決めました。育成年代やJ3では得点を挙げていましたが、これがJ1リーグでの初得点となります。

この試合は、「将来を期待される少年」という評価だけでなく、J1の試合でも結果を残せることを示した一戦でした。

ただし、横浜F・マリノスでの期間は約4カ月です。

わずかな出場数だけで、その後の成長のすべてを説明することはできません。

筆者として注目したいのは、限られた期間でも、FC東京とは異なる環境に身を置いた点です。

当時の横浜F・マリノスはアンジェ・ポステコグルー監督の下で、ボールを保持しながら前方へ選手を配置し、積極的にゴールを目指すサッカーに取り組んでいました。

久保選手が公式コメントで挙げた「間で受ける」「状況を判断する」という特徴は、選手同士の距離や立ち位置が重視される攻撃の中で生かしやすいものです。

もちろん、横浜での経験が後のスペイン移籍を直接決定づけたと断定することはできません。

それでも、出場機会を求めて環境を変え、J1初得点という具体的な結果を残したことは、若い久保選手にとって大切な経験だったと私は考えます。

この期限付き移籍を柏レイソルでの出来事として語ってしまうと、久保選手が横浜F・マリノスで実際に積み重ねた歩みが見えなくなってしまいます。


2019年はFC東京からレアル・マドリードへ移籍

2019年の久保建英選手はFC東京でJ1リーグ13試合4得点を記録し、6月にレアル・マドリードへ完全移籍しました。

横浜F・マリノスへの期限付き移籍を終えた久保選手は、2019年1月にFC東京へ復帰しました。

Jリーグ公式は同年1月12日、FC東京への復帰とともに、前年の横浜F・マリノスでの成績が5試合1得点だったことを伝えています。

2019年は開幕からJ1リーグで出場機会を得ました。

久保選手は右サイドを中心に起用され、左足のドリブルやパス、シュートでFC東京の攻撃に変化を加えます。

5月12日のジュビロ磐田戦では、FC東京のトップチームにおけるJ1リーグ初得点を記録しました。

6月1日の大分トリニータ戦では2得点を挙げ、移籍が決まるまでのリーグ戦成績は13試合4得点となっています。

Jリーグ公式も、レアル・マドリードへの完全移籍を伝えた記事で、この13試合4得点という数字を掲載しました。

そして2019年6月15日、FC東京は久保選手がレアル・マドリードへ完全移籍することを正式に発表しました。

発表日を6月14日とする情報も見られますが、これはスペイン側の発表時刻や報道日との違いによるものです。

日本時間で確認できるFC東京とJリーグの公式掲載日は、いずれも2019年6月15日です。

FC東京がサポーター向けに説明した移籍の経緯によると、久保選手は加入当初から海外で再びプレーしたいという思いを持っていました。

18歳を迎えた時点で複数クラブからオファーが届き、最終的にレアル・マドリードを選択したとされています。

したがって、柏レイソルがJ2リーグを戦っていた2019年後半、久保選手は柏の昇格争いに参加していたのではありません。

すでにスペインへ渡り、新しい挑戦を始めていました。

筆者としては、久保選手の国内時代を評価するうえで重要なのは、存在しない「柏時代」を付け加えることではなく、FC東京へ復帰した半年間でJ1の試合に継続して出場し、4得点を挙げた事実だと考えます。

将来性だけで注目される段階から、首位争いをするチームの一員として結果を求められる段階へ進んだことが、2019年前半の大きな変化でした。


なぜ「久保建英・柏レイソル」と混同されるの?

確認できる事実として、2026年の柏レイソルには「久保藤次郎」という別の久保選手が所属しています。

一方、「横浜F・マリノスへの移籍を柏と取り違えた」「スペインのクラブに関する情報が重なった」といった説明は、特定の誤情報の発信者が理由を明かしたものではありません。

ここでは、確認済みの事実と、そこから考えられる要因を分けて見ていきましょう。

確認できる事実は柏所属の久保藤次郎がいること

柏レイソルの2026年選手一覧には、背番号24のMF久保藤次郎選手が掲載されています。

久保藤次郎選手は1999年4月5日生まれ、愛知県出身です。

中京大学から藤枝MYFCへ進み、名古屋グランパス、サガン鳥栖を経て、2025年から柏レイソルでプレーしています。

久保建英選手とは名字が同じですが、別の選手です。

比較項目 久保建英 久保藤次郎
読み くぼ・たけふさ くぼ・とうじろう
生年月日 2001年6月4日 1999年4月5日
出身地 神奈川県 愛知県
主なポジション 右ウイング、攻撃的MF MF、サイドアタッカー
柏レイソル所属 なし 2025年から所属
主な国内所属 FC東京、横浜F・マリノス 藤枝、名古屋、鳥栖、柏

久保藤次郎選手は2025年7月、東アジアE-1サッカー選手権に臨む日本代表にも選出されました。

日本代表と柏レイソルの両方に関係する「久保選手」という情報が増えたことで、名字だけを見た方が久保建英選手と取り違える場面は考えられます。

ただし、検索候補が生まれた直接の原因が久保藤次郎選手だと証明されたわけではありません。

あくまで、混同が起きやすい要素の一つとして考えられるという位置付けです。

横浜F・マリノスへの期限付き移籍との取り違え

久保建英選手には、若い時期にFC東京から別のJリーグクラブへ短期間移籍した経歴があります。

実際の移籍先は横浜F・マリノスですが、「17歳で関東圏のクラブへ期限付き移籍した」という一部分だけが記憶に残れば、別のクラブ名と結び付く可能性はあります。

ここで確認すべきなのは、記憶や検索候補ではなく、移籍発表の日付と移籍先です。

公式記録では、2018年8月16日に横浜F・マリノスへの加入が発表され、期間は同年12月31日までとなっています。

柏への期限付き移籍発表はありません。

ビジャレアルとの関係は久保建英の柏在籍を示さない

久保建英選手は、スペイン移籍後の2020-21シーズン前半にビジャレアルでプレーしました。

そのため、柏レイソルとビジャレアルに関する育成や交流の話題を目にした際、久保選手の名前を連想する方もいるかもしれません。

しかし、久保選手がビジャレアルに所属したことと、柏レイソルに在籍したことはまったく別の話です。

仮に両クラブの交流情報と久保選手の記事が同じ検索結果に表示されても、それだけでは選手と柏の直接的な関係を示す根拠になりません。

このようなケースでは、「名前が同じ記事群に登場した」という関連性と、「選手として契約・登録された」という所属歴を切り分ける必要があります。


久保建英の柏レイソル在籍説を確認する3つの方法

久保建英選手の柏在籍説は、加入発表、年度別登録、公式戦記録の3点を照合すれば確認できます。

一般的な情報リテラシーの話を広げるより、今回の事例に即して見る方が分かりやすいでしょう。

  • 柏レイソルによる加入発表があるか
  • 年度別の選手一覧に久保建英の名前があるか
  • 柏所属選手としての公式戦記録や背番号があるか

久保選手については、この三つがいずれも確認できません。

一方で、2018年の横浜F・マリノス加入、2019年のFC東京復帰、レアル・マドリードへの完全移籍には、それぞれクラブやJリーグの公式発表があります。

この差はとても明確です。

移籍が事実なら、通常は移籍元と移籍先のクラブから発表があり、選手名、移籍形態、期間、コメントなどが記録されます。

さらに、実際に登録されれば、選手一覧や年度別成績に背番号、出場数、得点数が残ります。

久保選手の柏在籍説には、この一連の記録がありません。

反対に、横浜F・マリノスへの期限付き移籍には、加入日、移籍期間、本人コメント、5試合1得点という成績がそろっています。

筆者としては、これこそが今回の誤情報を見分ける最も大切なポイントだと考えます。

「詳しく書かれているから正しい」のではなく、移籍の前後が公式記録で一本の線につながっているかを見ることが重要です。

久保選手の本当の経歴は、誤ったクラブ名を加えなくても十分に印象的です。

15歳でJリーグに出場し、17歳で出場機会を求めて横浜F・マリノスへ移り、J1初得点を記録しました。

そして18歳になった2019年、FC東京で13試合4得点を残し、レアル・マドリードへの移籍を選びました。

まだ十代だった選手が、環境を変えるたびに新しい課題へ向き合ってきた。その実際の歩みを正確にたどる方が、作られた物語よりもずっと胸に響くのではないかしらと感じます。


まとめ

久保建英選手に、柏レイソルへの在籍歴はありません。

柏所属選手としての加入発表、年度別登録、背番号、公式戦成績は、いずれも該当しません。

久保選手が国内で所属したトップチームはFC東京と横浜F・マリノスです。

2018年8月にFC東京から横浜F・マリノスへ期限付き移籍し、J1リーグ5試合1得点を記録しました。

2019年にFC東京へ復帰すると、J1リーグ13試合4得点を挙げ、同年6月15日にレアル・マドリードへの完全移籍が発表されています。

「久保建英 柏レイソル」という組み合わせが検索される背景には、柏に久保藤次郎選手が所属していることや、横浜F・マリノスへの期限付き移籍を別クラブと取り違えた可能性などが考えられます。

ただし、これらは検索が発生した直接の原因として確認されたものではありません。

確定しているのは、久保建英選手の公式な所属歴に柏レイソルが含まれていないことです。

正しい記録をたどると、FC東京と横浜F・マリノスで経験を積み、18歳でスペインへ渡った久保選手の成長の速さが、よりはっきりと見えてきますね。


よくある質問

久保建英は柏レイソルに在籍していましたか?

いいえ。久保建英選手が柏レイソルに加入、登録された記録はありません。

国内のトップチームでは、FC東京と横浜F・マリノスに所属しました。

久保建英が期限付き移籍したJリーグクラブはどこですか?

2018年8月から12月まで、FC東京から横浜F・マリノスへ期限付き移籍しました。

横浜F・マリノスではJ1リーグ5試合に出場し、1得点を記録しています。

2019年の久保建英はどこに所属していましたか?

2019年1月から6月まではFC東京に所属し、J1リーグ13試合4得点を記録しました。

FC東京とJリーグは2019年6月15日、レアル・マドリードへの完全移籍を発表しています。

柏レイソルに所属している久保選手は誰ですか?

2026年の柏レイソルには、背番号24のMF久保藤次郎選手が所属しています。

久保建英選手とは別人です。

エンタメ&スポーツ愛好家ライター 春野滋

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