泉谷駿介選手は2026年4月から大橋祐二コーチの専門指導を受け、110mハードルの越え方を基本から見直しています。狙いは、これまで以上に脚を速く刻むことではなく、ハードル通過時のロスを減らして本来のスピードを生かすことです。 月陸Online|月刊陸上競技+1
世界選手権5位、ダイヤモンドリーグ優勝という実績を持つ泉谷選手が、なぜ26歳になってリード脚や抜き脚から作り直すのか。大橋コーチの経歴と2026年の取り組みを追うと、これは単純な「コーチ交代」ではなく、世界の12秒台を見据えた技術の再構築だと見えてきました。
泉谷駿介のコーチは誰?2026年4月から大橋祐二コーチが専門指導
泉谷駿介選手が2026年から110mハードルの専門的な指導を受けているのが、大橋祐二(おおはし・ゆうじ)コーチです。
2026年4月29日の織田幹雄記念国際大会後、泉谷選手は、より細かな技術や専門的な知識を求めて同年4月から大橋コーチの指導を受け始めたことを明かしています。 日刊スポーツ+1
ここは表現に少し注意したいところです。
報道では「新コーチ」と紹介された例もありますが、それまで関わってきた指導者との関係をすべて終了し、指導体制を全面的に大橋コーチへ一本化したとまでは確認できません。
そのため、この記事では「2026年4月から大橋祐二コーチの専門指導を受け始めた」と整理します。
そして、その新しい取り組みを進めながら臨んだのが、4月29日にホットスタッフフィールド広島で行われた第60回織田記念でした。
男子110mハードル決勝で泉谷選手は、向かい風0.2mの条件下で13秒38をマークして優勝。
2位に入った順天堂大学1年の古賀ジェレミー選手との差はわずか0秒02でした。野本周成選手や阿部竜希選手といった国内トップクラスもそろった決勝を制しています。 月陸Online|月刊陸上競技+1
ただ、泉谷選手自身の評価は手放しの喜びではありませんでした。
レース後には、練習で行ってきた動きを十分再現できなかったという趣旨で振り返っています。つまり、「大橋コーチに習ったらすぐ速くなった」という単純なお話ではないのですね。 月陸Online|月刊陸上競技
むしろ私が興味深いと感じるのは、大きな技術変更の途中でも国内の強豪を相手に勝ち切ったという点です。
完成したフォームで出した13秒38ではなく、作り直している途中の13秒38。
この違いは、これからの泉谷選手を見るうえで覚えておきたいポイントではないでしょうか。
大橋祐二コーチとは?元110mハードラーで現在は大学准教授
では、泉谷駿介選手が専門的な知識を求めた大橋祐二コーチとは、どのような指導者なのでしょうか。
大橋コーチは現在、日本女子体育大学体育学部スポーツ科学科の准教授を務めています。
大学公式プロフィールによると、専門分野は「スポーツ方法学(陸上競技)」で、研究テーマは「ハードル走におけるトレーニング方法に関する研究」です。 JWCPE
さらに大橋コーチは、日本陸上競技連盟の強化にも長く携わっています。
大学が公開している経歴では、2024年12月から日本陸連強化委員会のディレクター(ハードル)を担当。それ以前にもハードル部門の委員や強化育成部のコーディネーターなどを務めてきました。 業績レポート
2026年度の日本陸連強化方針でも、大橋コーチはハードルブロックのディレクターとして方針を説明しています。
男子110mハードルについて、2025年東京世界選手権5位の村竹ラシッド選手、野本周成選手、泉谷選手、13秒12を持つ阿部竜希選手など日本勢の戦力を分析し、アジア競技大会で日本代表2人によるワンツーフィニッシュを目標の一つに掲げています。 日本アートフォーラム
つまり大橋コーチは、泉谷選手一人を見るだけの立場ではなく、日本のハードル界全体と世界との差を俯瞰している専門家でもあるのですね。
そして、大橋コーチ自身も元110mハードラーです。
本人が日本女子体育大学の紹介記事で振り返っているところによると、大学卒業後も実業団チームで110mハードルを続け、オリンピック出場を目指していました。
最も北京五輪に近づいた2008年には参加標準記録を突破していたものの、最終選考会となった日本選手権で3位となり、代表入りを逃した経験があります。 JWCPE
大学・大学院時代にはスポーツバイオメカニクス研究室に所属し、現在も主に動作分析を用いて、スプリント走やハードル走のパフォーマンス向上につながるヒントを探っていると説明しています。 JWCPE
- 元110mハードル選手として五輪を目指した競技経験
- ハードル走のトレーニング方法を研究する大学教員
- 動作分析やバイオメカニクスの知識
- 日本陸連ハードル・ディレクターとしての強化経験
こうして並べてみると、泉谷選手が「専門的な知識」を求めた相手として、とても分かりやすい経歴ですよね。
競技者の感覚だけでも、研究室の理論だけでもありません。
「自分でハードルを走った経験」と「動きを客観的に分析する視点」を両方持っている。
私は、ここが大橋コーチの大きな特徴だと思います。
なぜ泉谷駿介はハードリングを一から見直した?
では、すでに世界トップクラスで戦ってきた泉谷駿介選手が、なぜ2026年になってハードリングを基本から見直したのでしょうか。
理由を理解するキーワードが、「インターバル」と「ハードリング」です。
110mハードルには10台のハードルが置かれ、男子のトップ選手は基本的にハードル間を3歩で走ります。
泉谷選手はこれまで、この3歩の区間で脚を素早くさばき、リズムよく進むことを重視してきました。
ところが2026年の織田記念では、従来の考え方について本人が「これ以上」の高速化は難しいと感じていたことを明かしています。そこでインターバルをさらに細かく刻もうとする発想から離れ、ハードルを越える技術そのものへ目を向けました。 月陸Online|月刊陸上競技+1
新たに磨いているのが「ハードリング」です。
ハードリングとは、簡単にいえば、ハードルへ踏み切ってから越え、着地し、再び走りへつなぐまでの一連の技術のこと。
泉谷選手は特にリード脚と抜き脚の動きを一から見直しています。 日刊スポーツ
リード脚は、ハードルを越える際に先に前方へ出す脚。
抜き脚は、踏み切ったあとからハードルを越え、身体の前へ戻してくる反対側の脚です。
泉谷選手は、抜き脚をハードルへ当てないよう身体をリード脚側へ寄せながら、抜き脚を前方へ運ぶ意識へ変更したことを説明しています。 月陸Online|月刊陸上競技
「そんな数センチ単位の動きで変わるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
けれど110mハードルは、この小さな違いを10台繰り返す競技です。
ハードルを越えるたびに身体が必要以上に上へ浮けば、それだけ前方向へのスピードを生かしにくくなります。
抜き脚が遅れれば、着地後の一歩目も遅れ、その次の3歩、さらに次のハードルへの踏み切りにも影響がつながります。
ですから泉谷選手が変えようとしているのは、見た目だけのフォームではありません。
「3歩をもっと速くする」のではなく、「3歩を始める時点でスピードを失わない走り」に変えようとしている。
私は、この発想の転換こそ今回の技術改造の核心ではないかと考えています。

大橋祐二コーチの指導で泉谷駿介の走りはどう変わる?
大橋祐二コーチとの取り組みで注目したいのは、「きれいなフォーム」にすること自体ではありません。
重要なのは、ハードルを越える際の減速を抑え、次の3歩へどれだけ速さを持ち越せるかです。
大橋コーチは、動作分析によってスプリント走やハードル走の競技力向上につながる要素を研究しています。 JWCPE
110mハードルでは、
1台に近づく。
踏み切る。
リード脚を送り出す。
抜き脚を通す。
着地する。
3歩で次のハードルへ向かう。
この流れを10回繰り返します。
泉谷選手ほど地上での走力が高い選手になると、単純に「もっと脚を速く回す」だけでは伸びしろを作りにくくなるのかもしれません。
本人自身がインターバルの刻みについて限界を感じたことからも、その課題意識はうかがえます。 日刊スポーツ
そこで考え方を反転させるわけです。
ハードル間の3歩そのものを無理に速くするのではなく、ハードルを越えた瞬間から速く走れる状態を作る。
ここが今回の改造を見るうえで、私にはとても面白く感じられます。
これは料理にたとえるなら、火力をさらに上げるのではなく、熱が逃げている場所を見つけ直すようなものかもしれません。
泉谷選手には、すでに世界と戦える「火力」があります。
だからこそ今は、その速さを10台のハードルでなるべく失わないことが、新しい伸びしろになるのでしょう。
13秒38で織田記念優勝!新フォームは完成した?
2026年4月29日の織田記念で、泉谷駿介選手は13秒38(-0.2)で優勝しました。
古賀ジェレミー選手が13秒40で迫りましたが、泉谷選手が0秒02差で先着しています。 月陸Online|月刊陸上競技+1
ただ、この13秒38を「大橋コーチとの新フォームが完成した証拠」と見るのは早いでしょう。
泉谷選手の自己ベストは13秒04です。
2023年6月の日本選手権で向かい風0.9mの条件ながら13秒04をマークし、当時の日本記録を更新しました。 バーチャルミュージアム
同年のブダペスト世界選手権では、日本男子110mハードル史上初めて世界選手権決勝へ進み、13秒19で5位入賞。
さらにダイヤモンドリーグのローザンヌ大会では13秒22(-1.0)で優勝し、日本男子として初めて同種目のダイヤモンドリーグを制しました。 日本アートフォーラム+1
つまり、泉谷選手の最高水準を考えれば、13秒38自体は驚異的な自己新記録ではありません。
しかも本人は織田記念後、練習してきた走りを十分に再現できなかったと振り返っています。 月陸Online|月刊陸上競技
では何が収穫だったのでしょうか。
私は、フォーム改造中にもかかわらず国内トップ級との接戦を勝ち切れたことだと思います。
ハードルの技術を変更すると、身体が新しい動きを覚えるまで、これまで自然にできていたリズムまで崩れる可能性があります。
特に110mハードルは、一度タイミングがずれると次の3歩にも影響しやすい競技です。
その段階で古賀選手、野本選手、阿部選手らが出場した決勝を勝った。
これは完成の証明ではありませんが、改造と勝負を並行して進められているという意味では前向きな材料に見えます。
2025年東京世界選手権の経験は2026年の再構築とどうつながる?
泉谷駿介選手の2026年を考えるとき、前年の東京世界選手権も気になるところですよね。
ただし、ここでは事実と推測をきちんと分けたいと思います。
東京世界選手権での結果が、大橋祐二コーチに指導を求めた直接の理由だったとは公表されていません。
2025年9月15日の男子110mハードル予選で、泉谷選手は13秒52をマークして1組5着。
着順・タイムによる通常の進出条件を満たせず、その時点では準決勝進出を逃しました。5着を分けた差はわずか0.002秒だったと報じられています。 オリンピック
ところが翌16日、フランスのラファエル・ゾヤ選手が欠場したため、泉谷選手の準決勝繰り上がり出場が急きょ決まりました。
本人が出場を知らされたのはレースのおよそ1時間前で、その時は自宅。会場へ急ぎ、招集の20~15分ほど前に到着したと振り返っています。 日刊スポーツ
準決勝ではレース途中に転倒し、決勝進出はなりませんでした。
かなり特殊な条件でのレースだったため、この一戦だけを取り上げて技術上の問題を断定することはできないでしょう。
そして2026年の大橋コーチとの取り組みを、東京世界選手権の転倒だけに結びつけるのも適切ではないと思います。
むしろ注目したいのは、泉谷選手が2026年に「次のステップ」へ進むため、インターバルの刻み方という長く使ってきた考え方そのものを見直していることです。 月陸Online|月刊陸上競技
一大会で失敗したから慌ててフォームを変えたというより、世界レベルでさらに上へ行くため、自分の技術の限界を整理した結果の再構築と見るほうが自然ではないでしょうか。
泉谷駿介は12秒台へ行ける?大橋コーチとの挑戦を考察
ここからは、確認できた事実を踏まえた私なりの考察です。
泉谷駿介選手と大橋祐二コーチの取り組みで最も面白いのは、泉谷選手が自分の武器を捨てたのではなく、武器をより生かす方法へ発想を変えたことだと思います。
泉谷選手は2023年に13秒04を出し、世界選手権5位、ダイヤモンドリーグ優勝まで到達しました。
そのレベルまで来た選手に対して「もっと頑張って脚を速く動かそう」だけでは、次の0秒1、0秒05を縮めるのは難しいのでしょう。
だからこそ、ロスする場所に目を向ける。
ハードルを越える。
着地する。
3歩へ戻る。
この接続部分を整えることで、泉谷選手のもともとのスプリント能力をもっとレース全体に残そうとしているように見えます。
しかも2026年6月のダイヤモンドリーグ・パリ大会後には、泉谷選手自身が男子110mハードルの12秒台について自信を示しています。世界では同大会でジャマル・ブリット選手が12秒89をマークしており、12秒台が現実の勝負ラインとして目前にある時代です。 オリンピック
ここで私は、大橋コーチのもう一つの強みが効いてくるのではないかと感じます。
大橋コーチは泉谷選手だけを見ているのではなく、日本陸連のハードル・ディレクターとして、世界とアジアの男子110mハードル全体を分析している立場です。 日本アートフォーラム
現在の日本には、村竹ラシッド選手、野本周成選手、阿部竜希選手ら、世界水準のハードラーが複数います。
2025年東京世界選手権では村竹選手が5位に入り、野本選手と泉谷選手も準決勝を経験しました。阿部選手も13秒12を記録しています。 日本アートフォーラム
国内代表争いそのものが、とても厳しい時代なのですね。
大橋コーチは2026年度の強化方針として、アジア競技大会で金メダルを含む複数メダルを狙うことに加え、2027年北京世界選手権を見据えて海外競技会への参加を促す方針を示しています。 日本アートフォーラム
泉谷選手自身も織田記念後、2026年はダイヤモンドリーグを転戦し、世界アルティメット選手権やアジア大会で結果を残すことを理想として挙げました。
同時に、まだ現実的にできないことがあるため、一つずつ修正しながらレベルアップすると話しています。 月陸Online|月刊陸上競技
この姿勢が私は泉谷選手らしいなあと感じます。
目標は世界。
けれど作業は、抜き脚一本、リード脚一本というところまで細かい。
大きな夢へ向かうほど、やることは地味な基本へ戻っていくのですね。
世界選手権の決勝まで行った選手が「自分はもう完成している」と考えず、26歳で一からハードリングを見直す。
私は、その柔軟さこそ泉谷選手が再び大きく伸びる可能性を感じさせる部分ではないかと思っています。
走り幅跳びとの二刀流はどうなる?110mハードル再構築との両立にも注目
泉谷駿介選手といえば、110mハードルだけでなく走り幅跳びでも高い能力を持つ「二刀流」として知られています。
2025年には走り幅跳びでも8mを超える跳躍を見せていますが、東京世界選手権前には、まず110mハードルをメインに練習し、走り幅跳びについては脚の状態を見ながら判断する考えを示していました。 日刊スポーツ
この点から考えても、二刀流を続けるか、どの大会でどちらを選ぶかは、コンディションと競技計画を見ながら判断されていくのでしょう。
私が2026年にまず注目したいのは、やはり110mハードルです。
大橋コーチと取り組み始めたハードリングは、単なる微調整ではなく、リード脚と抜き脚という基本からの再構築だからです。
ここが身体になじんだ時、泉谷選手の高いスプリント能力がどのようなタイムへ変わるのか。
そして、その技術が安定したうえで走り幅跳びとの両立をどのように組み立てるのか。
「二刀流だからすごい」と見るだけではなく、世界で勝つために何を優先するのかという競技者としての選択にも注目していきたいですね。
まとめ|泉谷駿介は大橋祐二コーチと「速さを失わないハードリング」へ
泉谷駿介選手は2026年4月から、日本女子体育大学准教授で日本陸連ハードル・ディレクターを務める大橋祐二コーチの専門指導を受けています。 日刊スポーツ+1
大橋コーチは自身も110mハードラーとして北京五輪を目指した経験を持ち、現在はハードル走のトレーニング方法を研究する指導者です。スポーツバイオメカニクスや動作分析の知識も持ち、競技経験と研究の両面からハードルを見ています。 JWCPE+1
泉谷選手が2026年に見直しているのは、これまで武器としてきた3歩のインターバルをさらに細かく刻むことではありません。
リード脚や抜き脚といったハードリングを基本から作り直し、障害を越える際に失うスピードを減らして、そのまま次の3歩へつなげることが大きなテーマになっています。 月陸Online|月刊陸上競技+1
4月29日の織田記念では、まだ新しい動きを十分再現できなかったとしながらも13秒38(-0.2)で優勝。
古賀ジェレミー選手を0秒02差で抑えました。 月陸Online|月刊陸上競技
完成したから勝ったのではなく、完成へ向かう途中でも勝負できた。
私は、この見方が現在の泉谷選手には一番合っていると思います。
13秒04、世界選手権5位、ダイヤモンドリーグ優勝まで経験した選手が、さらに上へ行くためハードルの越え方そのものへ戻った。
そして、その横には元110mハードラーで、研究者でもあり、日本のハードル強化全体を見ている大橋祐二コーチがいます。
世界の男子110mハードルでは12秒台の争いが現実になっています。
泉谷選手の速さと新しいハードリングがぴたりとかみ合った時、13秒04の先にどんな数字が出てくるのか。
1台を越えたあとの最初の一歩までじっくり見ながら、応援していきたいですね。
よくある質問
泉谷駿介の現在のコーチは誰ですか?
泉谷駿介選手は2026年4月から大橋祐二コーチの専門指導を受け始めています。大橋コーチは日本女子体育大学准教授で、日本陸連強化委員会のハードル・ディレクターも務めています。 日刊スポーツ+1
ただし、それ以前の指導者との関係をすべて終了したと確認されているわけではないため、「全面的なコーチ交代」と断定せず、「大橋コーチの専門指導を新たに受けている」と捉えるのが正確です。
大橋祐二コーチはどんな人ですか?
大橋祐二コーチは元110mハードル選手で、大学卒業後も実業団で競技を続けました。
2008年には北京五輪の参加標準記録を突破していましたが、日本選手権3位で代表入りを逃しています。現在はハードル走のトレーニング方法を研究し、動作分析を競技力向上へ生かしている大学教員・指導者です。 JWCPE+1
大橋祐二コーチの指導で泉谷駿介は何を変えていますか?
大きく変えているのはハードリングの考え方です。
従来はハードル間の3歩を速く刻むことを重視していましたが、2026年はその考え方を見直し、リード脚や抜き脚の動きを一から確認しています。ハードルを越える際のロスを減らし、着地後の3歩へスムーズにつなげることが注目ポイントです。 月陸Online|月刊陸上競技+1
執筆:春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター)


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