白井空良が使うスケボーデッキは?愛用モデルとセッティングを解説

白井空良のBlind初プロモデルとスケートボードのパーツを並べたシーン スケートボード

白井空良選手の本人名義モデルは2021年発売のBlind製ですが、現在の大会用デッキや完全なセッティングは公表資料から特定できません。

確認できるのは、初のプロモデル「SORA SHIRAI SAMURAI REAPER NEWPRO」の発売情報と、2021年当時のスポンサーです。プロモデルの販売、スポンサー契約、本人の実使用を混同せず、判明している範囲を整理します。

白井空良のスケボーデッキは現在どのモデル?

結論からお伝えすると、2026年時点で白井空良選手が大会に使用しているデッキのブランド、モデル名、サイズは、今回確認した公表資料だけでは特定できません

一方、ムラサキスポーツによる2021年2月の発売告知では、白井空良選手の本人名義による初のプロモデルが、Blind Skateboards(ブラインド・スケートボード)から発売されたと案内されています。

モデル名は「SORA SHIRAI SAMURAI REAPER NEWPRO」。2021年2月5日から、全国のムラサキスポーツ店舗と同社公式オンラインストアで先行販売されました。

ここで区別しておきたいのは、次の3点です。

  • 本人の名前が付いたプロモデルが発売されたこと
  • 2021年当時、Blind Skateboardsがスポンサーとして紹介されていたこと
  • 本人が特定の大会で、その市販モデルを実際に使ったこと

発売告知によって確認できるのは、主に一つ目と二つ目です。本人がどの大会で、どのサイズを使ったかまで証明する資料ではありません。

そのため、この記事では「現在愛用しているデッキ」とは断定せず、確認できる本人名義の代表モデルとして紹介します。この違いは小さく見えて、用具情報を正確に理解するうえでは大切ですよね。

確認済み情報と未確認情報

ムラサキスポーツの発売告知など、2021年当時の資料から分かる内容をまとめました。

区分 内容 確認状況・注意点
ブランド Blind Skateboards 2021年当時の発売元・スポンサーとして確認
モデル名 SORA SHIRAI SAMURAI REAPER NEWPRO 本人名義の初プロモデル
発売日 2021年2月5日 ムラサキスポーツでの先行発売日
発売時価格 税込1万1,000円 2021年当時。現在の価格や在庫とは異なる可能性あり
先行販売サイズ 7.8インチ、8.25インチ 発売告知に記載
発売予定サイズ 7.3インチ、8インチ 後日の発売完了までは今回の資料で未確認
当時の販売先 全国のムラサキスポーツ店舗、公式オンラインストア 先行販売時の情報
本人の実戦用サイズ 不明 市販サイズからは断定できない
現在の使用モデル 不明 2026年時点の最新用具を示す資料は今回未確認
ウィールの仕様 不明 ブランド、直径、硬度ともに資料への記載なし

7.8インチと8.25インチは先行販売されたサイズ、7.3インチと8インチは当時「発売予定」とされたサイズです。4種類すべてを発売済みとして一括りにするのは正確ではありません。

また、当時の価格は過去の販売情報です。現在の流通状況や中古品を含む価格は変動するため、購入を検討する場合は最新の商品表示を確認してください。


Blind初プロモデルのサイズとデザインは?

「SORA SHIRAI SAMURAI REAPER NEWPRO」は、先行発売時に7.8インチと8.25インチが用意された、和風グラフィックのデッキです。

発売告知では、Blind Skateboardsを象徴するキャラクターに鎧を着せ、日本らしい雰囲気を取り入れたデザインとして紹介されました。

海外ブランドが持つ既存のアイコンと、白井空良選手の出身国を連想させる「侍」の要素を組み合わせた一枚です。名前だけを印刷した商品ではなく、選手の背景をグラフィックでも表現した点が印象に残ります。

プロモデルのデザインは、選手を世界のスケートファンに覚えてもらうための視覚的なサインにもなります。筆者としては、白井選手の個性を海外へ伝える役割まで意識されたモデルだったと考えています。

7.8インチと8.25インチの差

1インチは約2.54センチです。7.8インチは約19.8センチ、8.25インチは約21.0センチとなり、幅には約1.1センチの差があります。

一般論として、細めのデッキは板を回す動作で軽快さを感じる人がいる一方、幅のあるデッキは着地時に足を置ける面を確保しやすくなります。

ただし、操作感を決めるのは幅だけではありません。

  • デッキの全長
  • 前後の車軸間隔に関わるホイールベース
  • 板の横方向の反りであるコンケーブ
  • ノーズとテールの形状
  • トラックの幅や高さ
  • ウィールの直径と硬さ

こうした条件が組み合わさって、板の回しやすさや着地時の感覚が変わります。

白井空良選手は、ストリート種目で複数のトリックを組み合わせ、障害物を使いながら技の難度や完成度を競う選手です。高難度の回転技には板を動かす反応性が求められますが、大きな技を着地するには安定感も欠かせません。

だからこそ、映像を見ただけで「細い板に違いない」「着地重視だから8.25インチだろう」と決めつけることはできないのです。ホイールベースやトラックの調整によっても乗り味は変わるため、デッキ幅だけから本人の狙いを読み切るのは難しいでしょう。

市販サイズは本人の使用サイズを示すのか

市販されたサイズは、白井空良選手本人が大会で使ったサイズをそのまま表すとは限りません。

プロモデルは本人の好みや意見を反映して作られることがありますが、一般の購入者にも選んでもらえるよう、複数の幅で展開される場合があります。

今回のモデルでは、先行販売分と発売予定分を合わせると、7.3インチから8.25インチまでの展開が案内されました。その差は0.95インチ、約2.4センチです。

一人の競技用設定を忠実に再現するだけなら、これほど幅広いサイズを用意する必要はないかもしれません。複数サイズの設定には、体格や滑り方が異なるファンにも選択肢を届ける商品上の狙いがあったと考えられます。

これは、本人の競技用デッキと、本人名義で販売されるプロモデルを分けて見るべき理由でもあります。


白井空良の2021年当時のセッティング情報は?

2021年当時のライダー紹介では、デッキ以外にもVENTURE TRUCKS、Andale Bearings、Grizzly Griptapeなどのスポンサー名が掲載されていました。

パーツとの対応を整理すると、次のようになります。

パーツ・用品 2021年当時に確認できるブランド 型番・詳細
デッキ Blind Skateboards 本人名義モデルの発売を確認
トラック VENTURE TRUCKS モデル、幅、高さは不明
ベアリング Andale Bearings 製品名は不明
デッキテープ Grizzly Griptape 種類や貼り方は不明
シューズ Nike SB 当時の具体的モデルは不明
ウィール 確認できず ブランド、直径、硬度ともに不明
国内サポート ムラサキスポーツ 2021年当時の掲載情報

この表は、2021年当時のスポンサー関係をパーツ別に整理したものです。各ブランドの製品を使った完全なセッティング表ではありません。

スポンサーとしてブランド名が掲載されていても、使用する製品は時期や大会によって変わる可能性があります。トラックの締め具合やグリップテープの加工といった、選手個人の調整方法も公表されていません。

なぜブランド名だけでは再現できない?

スケートボードは、デッキにトラック、ウィール、ベアリングなどを組み合わせて完成します。

例えば、トラックは左右への曲がり方や着地時の安定感に関係する部品です。同じVENTURE TRUCKSでも、幅、高さ、ブッシュの硬さ、ナットの締め具合が異なれば感覚は変わります。

ベアリングはウィールの回転を支えますが、走行感はベアリングだけで決まりません。ウィールの直径や硬さ、路面の状態、整備状況も影響します。

ところが、今回の資料ではウィールのブランドさえ確認できませんでした。この部分を知名度や映像の見た目だけで補えば、誤った「白井空良セッティング」を広めることになりかねません。

したがって、正確に言えるのは、2021年当時に関係が確認されたブランドの一部までです。型番や調整値を含む完全再現はできません。

※画像はAIによるイメージ

Blindのプロモデル発売はなぜ注目された?

このデッキが特別だった理由は、白井空良選手にとって初のプロモデルであり、Blind Skateboardsから日本人選手のプロモデルが発売される初の事例として紹介されたことです。

2021年2月8日付のムラサキスポーツによる紹介では、白井選手は2001年11月3日生まれ、神奈川県出身。当時19歳のスケートボード強化指定選手と記載されていました。

プロモデルは、選手名が入った記念品というだけではありません。ブランドが一人のプロスケーターとして名前を掲げ、商品を展開する点に大きな意味があります。

ただし、「日本人初」という情報についても、あくまで当時の発売主体による案内に基づく表現です。この記事では、その発表範囲を超えて「別ブランドを含む日本人初」などと意味を広げません。

発売前に積み重ねていた国際実績

発売告知では、白井空良選手が2019年に国内外の大会で残した実績も紹介されていました。

  • WORLD SKATE OI STU OPEN:優勝
  • X GAMES Minneapolis:3位
  • SLS LOS ANGELES:6位
  • DEW TOUR Long Beach:2位
  • ARK LEAGUE SKATE ARK:優勝
  • Damn Am Japan:優勝

Damn Am Japanについては、2018年と2019年の2年連続優勝として紹介されています。

この成績を見ると、19歳での初プロモデル発売は、単に若手選手の将来性だけを期待した企画ではなかったことが分かります。すでに世界規模の大会で表彰台を経験し、競技面で実績を積んでいた時期でした。

私見では、プロモデル発売の重要性は、大会順位とは異なる形で白井選手の価値が認められた点にあります。

大会ではその日の演技が順位になりますが、プロモデルでは滑りのスタイル、ブランドとの関係、ファンへの訴求力など、競技結果だけでは測れない評価も関わると考えられるからです。

Blindの歴史はどう関係する?

Blind Skateboardsは、1989年にマーク・ゴンザレスが立ち上げたブランドとして知られています。

2021年の紹介記事では、ブランド名が、彼が以前所属していたVISION SKATEBOARDの「VISION」に対して反対の意味を持つ言葉として付けられた経緯も説明されていました。

また、ジェイソン・リーらが出演し、スパイク・ジョーンズが撮影やディレクションに関わったスケート映像「VIDEO DAYS」でも知られるブランドです。

こうした歴史を持つBlindから本人名義のモデルが発売されたことは、白井空良選手が競技大会の枠だけでなく、スケートボード文化の中でも期待されていたことを示す一材料と考えられます。

もっとも、ブランドの歴史がそのまま現在の使用用品を証明するわけではありません。ここでも、プロモデル発売の価値と最新セッティングの確認は切り分けて捉える必要があります。


白井空良と同じデッキを選ぶには?

白井空良選手のモデルに憧れて選ぶ場合も、市販されたサイズの中から自分の体格や滑り方に合うものを選ぶことが大切です。

本人が使用した可能性だけを基準に、7.8インチか8.25インチのどちらかへ無理に合わせる必要はありません。そもそも、本人がどちらを実戦で使用したかは確認できていないからです。

選ぶ際は、次の点を専門店で相談すると分かりやすいでしょう。

  • 普段履いているシューズのサイズ
  • スケートボードの経験年数
  • ストリートやパークなど主に滑る場所
  • 回転技と安定感のどちらを重視したいか
  • 現在使っているトラックの幅
  • 完成車として組むのか、デッキだけ交換するのか

デッキだけを購入する場合は、トラック、ウィール、ベアリング、デッキテープ、取り付け用ボルトなどが別途必要です。

既存のパーツを移す場合も、トラックと新しいデッキの幅が大きくずれていないか、部品が摩耗していないかを確認したいところです。組み立てに慣れていない方は、販売店や経験者に見てもらうと安心ですよね。

好きな選手のプロモデルを選ぶことは、練習への意欲にもつながるでしょう。ただ、プロの道具から学ぶべきなのはブランド名だけではなく、自分の滑りに合わせて調整する姿勢なのだと私は思います。


白井空良のデッキ情報をどう見るべき?

筆者として最も重要だと考えるのは、プロモデル、市販サイズ、スポンサー、本人の実戦用セッティングを同じ情報として扱わないことです。

白井空良選手について確認できる詳しいデッキ情報は、主に2021年2月の発売時点に基づきます。そこから2026年現在までには時間が経過しており、スポンサーや用具が変わっている可能性もあります。

しかし、古い情報だから価値がないわけではありません。

「SORA SHIRAI SAMURAI REAPER NEWPRO」は、白井選手が19歳のときに発売された初の本人名義モデルです。当時の国際大会での実績と合わせて見れば、若くして競技力と存在感を評価されていたことが読み取れます。

一方で、その歴史的な価値を「現在も愛用している」という話へ置き換えるのは慎重であるべきです。発売された事実と、現在の実使用は別の証拠を必要とします。

滑りの特徴からサイズを推測できる?

白井空良選手のように、回転を伴う高難度のトリックと大きな着地を組み合わせる選手では、一般に反応性と安定感の両方が求められます。

細めのデッキなら回転動作で軽快さを感じる可能性があり、幅のあるデッキなら足を置く面の広さを得やすいでしょう。ただし、これはあくまで用具選びの一般的な傾向です。

実際の選択には、デッキの形状、ホイールベース、トラック、ウィール、選手自身の足の使い方が関係します。映像上の滑りの特徴だけからインチ数を特定することはできません。

私自身、スポーツを長く見ていると、見事な演技ほど「どんな道具なら同じことができるのか」と知りたくなります。

けれども、選手の技術を支えているのは、商品名だけではなく、自分の感覚に合わせて細部を調整してきた時間です。白井選手のデッキを知る際にも、分かっている数字と推測の境界を守ることが、かえって選手の技術への理解を深めると感じます。

今後、本人や現在のスポンサーからデッキ幅、トラック、ウィールまで含む最新情報が公表されれば、2021年の初代プロモデルとの比較もできるでしょう。

新旧モデルの形状やサイズを比べることで、競技スタイルや用具への考え方がどのように変化したのかまで見えてくるかもしれません。


まとめ

白井空良選手について公表資料から確認できる本人名義の代表的なスケボーデッキは、Blind Skateboardsの「SORA SHIRAI SAMURAI REAPER NEWPRO」です。

ムラサキスポーツの発売告知によると、2021年2月5日に先行発売され、当時の価格は税込1万1,000円。先行販売サイズは7.8インチと8.25インチで、7.3インチと8インチは発売予定として案内されました。

Blindのキャラクターに鎧を着せた和風グラフィックが採用され、白井選手にとって初のプロモデル、同ブランドでは日本人選手初のプロモデルとして紹介されています。

2021年当時のスポンサー情報では、VENTURE TRUCKS、Andale Bearings、Grizzly Griptape、Nike SBなどの名前も確認できます。ただし、これは各パーツの型番や調整値まで示す完全なセッティング情報ではありません。

現在の大会用デッキ、本人が実戦で選ぶ幅、ウィールの仕様などは未確認です。したがって、2021年のプロモデルを現在の愛用モデルとして断定したり、市販サイズから完全なセッティングを作ったりすることはできません。

それでも、この初代モデルは、白井空良選手が19歳までに積み上げた国際実績と、スケーターとしての評価を伝える大切な記録です。用具情報の日付と出所を確かめながら見ていくと、一枚のデッキが生まれた背景まで、より深く味わえるのではないでしょうか。


よくある質問

白井空良の現在のデッキブランドはBlindですか?

2021年にはBlind Skateboardsから本人名義の初プロモデルが発売されました。ただし、2026年現在の大会用デッキやスポンサーについては、今回確認した公表資料だけでは特定できません。

白井空良のプロモデルは何インチですか?

2021年の先行販売では7.8インチと8.25インチが案内され、7.3インチと8インチは発売予定とされました。本人が実戦で使用したサイズは公表資料から確認できません。

白井空良と同じセッティングを再現できますか?

完全な再現はできません。2021年当時の関連ブランドは確認できますが、トラックやベアリングの型番、ウィールのブランドと仕様、各部の調整値が明らかになっていないためです。

※情報確認時点:2026年8月。主にムラサキスポーツが2021年2月に公開したプロモデル発売告知および当時のライダー・スポンサー情報を参照し、発売情報と実使用情報を分けて整理しました。

春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター)

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