清水空跳の高校・中学校はどこ?陸上に打ち込んだ学歴を調査

星稜高校のグラウンドで短距離のスタート練習に励む男子高校生 陸上競技

清水空跳選手は、金沢市立明成小学校、金沢市立長田中学校を経て、石川県金沢市の星稜高等学校へ進学しました。

小学4年生で陸上を本格的に始め、中学では200メートル全国優勝、高校では100メートル10秒00の日本高校記録を樹立しています。

清水空跳の高校・中学校・小学校はどこ?

清水空跳(しみず・そらと)選手は、2009年2月8日生まれ、石川県出身の短距離選手です。

小学校から高校までの学歴と、各年代の主な陸上成績を時系列で整理すると、次のようになります。

在籍時期 学校名 主な陸上競技歴・成績
小学校 金沢市立明成小学校 小学4年生から金沢市小学生陸上教室で本格的に競技を開始
中学校 金沢市立長田中学校 2023年全日本中学校陸上男子200メートル優勝
高校1年 星稜高等学校 100メートル10秒26、2024年インターハイ準優勝
高校2年 星稜高等学校 2025年インターハイで100メートル10秒00、100・200メートル2冠
高校3年 星稜高等学校 2026年U20世界選手権代表に選出後、肉離れのため欠場

学校歴のうち、中学校と高校については、日本陸上競技連盟の選手プロフィールに「所属・星稜高校」「出身校・長田中(石川)」と掲載されています。

小学校については、金沢市小学生陸上教室の卒業生紹介に「明成小―長田中―星稜高」と明記されています。したがって、明成小学校から長田中学校、星稜高校へ進んだ経歴は、競技関係団体が公開した情報で確認できます。

2024年4月に星稜高校へ入学したため、2026年度は高校3年生です。この記事を確認した2026年9月12日時点では、卒業後の進路は日本陸連の公式プロフィールなどで発表されていません。

高校卒業後については、大学名や所属先を予想で断定せず、本人、学校、日本陸連などから正式な発表があった段階で確認するのが確実でしょう。


清水空跳の小学校は金沢市立明成小学校

清水空跳選手の出身小学校は、石川県金沢市にある金沢市立明成小学校です。

金沢市小学生陸上教室が公開している卒業生情報から、明成小学校に通いながら同教室で競技に取り組んでいたことが確認できます。

小学4年生から陸上競技を本格的に開始

清水選手が本格的に陸上を始めたのは、小学4年生のころです。

金沢市小学生陸上教室に入り、走るための基本的な動きや競技の楽しさを学びました。それ以前には水泳や体操も経験しており、幼少期から陸上だけに専念していたわけではありません。

一方、小学校時代の主要大会における順位や公認記録については、今回確認した日本陸連のプロフィールや金沢市小学生陸上教室の卒業生紹介では、具体的な数字を確認できませんでした。

そのため、小学生のころから全国大会で優勝していた、あるいは特定の好記録を持っていたといった情報を、根拠なく付け加えることはできません。

現時点で確認できる小学期の重要な事実は、次の3点です。

  • 金沢市立明成小学校に在籍していた
  • 小学4年生から金沢市小学生陸上教室に参加した
  • 陸上を始める前後に水泳や体操も経験していた

水泳や体操の経験が、後の100メートル10秒00へ直接つながったと証明されているわけではありません。

ただ、筆者としては、体を支える感覚や姿勢、さまざまな動きを幼いころに経験したことは、自分に合う競技を見つけるうえで無駄ではなかったと考えます。

清水選手は、幼少期から短距離だけに特化したというより、複数の運動を経験した後、陸上競技で才能を伸ばしていった選手なのですね。


清水空跳の中学校は金沢市立長田中学校

清水空跳選手の出身中学校は、石川県金沢市の金沢市立長田中学校です。

この学校名は、日本陸上競技連盟の公式プロフィールに「長田中(石川)」と記載されています。

中学3年で200メートル全国優勝

長田中学校時代の清水選手は、100メートルだけでなく、200メートルでも全国トップクラスの成績を残しました。

中学3年生だった2023年、全日本中学校陸上競技選手権大会の男子200メートル決勝に出場し、21秒99(向かい風0.6メートル)で優勝しています。

全日本中学校陸上は、全国各地の参加標準記録を突破した中学生が集まる大舞台です。そこで頂点に立ったことが、清水選手の名前が全国へ知られる大きなきっかけになりました。

さらに、2023年の日本室内陸上競技大阪大会では、U16男子60メートルを6秒88の大会記録で制しています。

60メートルは、スタートから加速する力が結果に大きく影響する種目です。一方、200メートルでは直線の速さに加え、カーブを崩れずに走る技術や後半まで速度を保つ力が求められます。

性質の異なる両種目で優勝したことから、清水選手は中学生のころから、スタート直後の加速とスピード持久力をバランスよく磨いていたと見られます。

中学3年時の100メートル自己記録は10秒75でした。その後、高校1年で10秒26、高校2年で10秒00まで記録を縮めています。

中学3年から高校2年までの短縮幅は、単純計算で0秒75です。100メートルでは0秒01が順位を左右することも珍しくありませんから、この成長には驚かされますよね。

もっとも、200メートルの経験だけが100メートルの記録向上を生んだと断定することはできません。

それでも、200メートルで必要となる姿勢の維持や後半の走力が、高校で100メートルと200メートルの両方を制する土台の一つになった可能性はあるでしょう。


清水空跳の高校は星稜高等学校

清水空跳選手が在学している高校は、石川県金沢市にある星稜高等学校です。

星稜高校は野球やサッカーの実績で全国的に知られていますが、清水選手は陸上競技部で男子100メートルと200メートルを中心に取り組んでいます。

高校1年で100メートル10秒26

高校へ入学した2024年、清水選手は1年生ながら全国高校陸上の主役の一人となりました。

2024年7月15日の国民スポーツ大会石川県予選会では、少年男子B100メートルを10秒26(追い風1.9メートル)で制しています。

この記録は、公認条件となる追い風毎秒2.0メートル以内で出されたタイムです。金沢市小学生陸上教室の卒業生紹介では、高校1年生の歴代最高記録を大きく更新した走りとして伝えられました。

同年7月28日から8月1日まで福岡市の博多の森陸上競技場で行われた全国高校総体、いわゆる福岡インターハイにも出場しました。

7月29日の男子100メートル決勝では、向かい風1.5メートルの条件で10秒50を記録。西岡尚輝選手の10秒26に続く2位に入りました。

同タイムの選手がいるなかで着順2位となり、高校1年生で全国準優勝を果たしたのです。自己ベストの10秒26だけを見ても速さは分かりますが、向かい風の全国決勝で上級生と競り合った経験にも大きな価値があったのではないでしょうか。

一方、インターハイ後には太もも裏の肉離れを経験したと伝えられています。

短距離では、スタートから一気に速度を上げる過程で脚へ強い負荷がかかります。高校進学後、体の成長と記録向上が同時に進む時期だったからこそ、練習と回復のバランスも重要になったのでしょう。

高校2年で100メートル10秒00の日本高校記録

清水選手の名前を陸上ファン以外にも広く知らしめたのが、2025年7月26日の広島インターハイでした。

広島県のホットスタッフフィールド広島で行われた男子100メートル決勝で、10秒00(追い風1.7メートル)を記録して優勝しました。

この10秒00は、桐生祥秀選手が洛南高校時代の2013年に出した10秒01を、12年ぶりに0秒01更新する日本高校新記録です。

日本陸上競技連盟が管理する記録では、同時にU20日本記録とU18日本記録も更新しました。日本陸連の選手プロフィールにも、自己ベストとして「100m:10.00(2025.7 インターハイ)」と掲載されています。

国際的な位置づけについて、本記事では表記を「U18世界最高記録」に統一します。

World Athleticsの男子100メートルU18歴代リストでは、清水選手の10秒00がトップに掲載されています。一方、日本国内では「U18世界記録」と紹介されることもありますが、正式な記録区分との混同を避けるため、ここでは「U18世界最高記録」と表現するのが適切です。

従来のU18世界最高は10秒06でしたから、清水選手はそれを0秒06上回ったことになります。

また、10秒00は2025年東京世界陸上の男子100メートル参加標準記録と同じタイムで、記録を出した時点の日本歴代順位では5位タイに相当しました。

高校生の大会記録にとどまらず、シニアの世界大会を意識できる水準へ達したことが、この走りの特別なところです。

9秒995でも公式記録は10秒00

大会主催者から示された1000分の1秒単位の計時は、9秒995でした。

それでも、男子100メートルの公式記録は100分の1秒単位で処理されるため、正式な記録は9秒99ではなく10秒00です。

「実質的には9秒台だった」と言いたくなる数字ですが、競技記録としては9秒99まで0秒005に迫った公式10秒00と理解するのが正確でしょう。

わずかな違いに見えますが、記録競技では計時規則を守って表現することが選手の実績を正しく伝えることにつながります。

清水選手自身は大会後、前半は思い描いた走りができた一方、後半は力みが出たという趣旨で振り返っています。

この言葉から見ると、10秒26から10秒00への成長は、ただ脚力が増しただけではなく、スタートから加速局面へ移る動きの完成度が高まった結果とも考えられます。

しかも、改善点として後半を挙げられるところに、さらなる可能性を感じます。10秒00は完成形ではなく、技術的な伸びしろを残して出た記録なのかもしれません。

※画像はAIによるイメージ

200メートル20秒39でインターハイ2冠

清水選手は同じ2025年のインターハイで、男子200メートルにも出場しました。

3組によるタイムレース決勝で20秒39(追い風2.7メートル)を記録して優勝し、100メートルとの短距離2冠を達成しています。

ここで間違えやすいのが「20秒39」と「20秒34」の違いです。

清水選手が決勝で記録したタイムは20秒39で、20秒34は当時の男子200メートル日本高校記録です。二つは同じレース結果を別の資料が違って伝えたものではありません。

また、追い風2.7メートルは、公認記録の上限である毎秒2.0メートルを超えています。そのため、20秒39は正式な自己記録としては残らない追い風参考記録です。

それでも、カーブを走ってから直線へ入る200メートルで高校記録に迫る水準を示したことは、清水選手の強みを理解するうえで見逃せません。

100メートルの前半だけが得意な選手ではなく、高い速度を後半まで運ぶ力を持っているからこそ、二つの種目で全国の頂点に立てたと考えられます。


清水空跳の高校3年時のけがと今後は?

清水空跳選手は高校3年生となった2026年、アメリカ・オレゴン州ユージーンで開催されたU20世界選手権の日本代表に選ばれました。

男子100メートルと男子4×100メートルリレーへの出場が予定されていましたが、日本陸上競技連盟は2026年8月4日、清水選手の欠場を発表しています。

日本陸連の発表によると、大会前から肉離れの治療と調整を続け、本人と関係者が協議しながら出場を目指していました。

しかし、現地で回復状況を確認した結果、選手の安全と今後の競技生活を優先して欠場が決まりました。大会全体の開催期間は、現地時間の2026年8月5日から9日までです。

2024年の高校1年時にも太もも裏の肉離れを経験したと報じられていますが、2026年の症状が同じ部位の再発だったのか、別の部位だったのかまでは、今回確認した公式発表から断定できません。

そのため、「同じけがを繰り返した」と決めつけるのではなく、高校時代に複数回、肉離れによって大会や調整に影響が出たと整理するのが慎重です。

年代別世界大会を欠場する悔しさは、小さなものではなかったでしょう。それでも筆者としては、この判断は将来へ向けた後退ではなく、長い競技人生を守るための選択だったと受け止めています。

100メートルの9秒台は、10秒00から数字を一つ変えれば自然に達成できるものではありません。

スタートの反応、加速時の姿勢、最高速度、終盤の維持、風、気温、体調など、多くの条件を一つのレースでそろえる必要があります。特に成長期の高校生には、記録への挑戦と故障予防を両立する視点が欠かせません。

私が今後注目したいのは、「いつ9秒台を出すか」だけではありません。

中学時代から磨いてきた200メートルの能力をどう伸ばすのか。そして、年間を通して安定して練習と試合を重ねられる体をどう作るのか。この二つが、国内記録を超えて世界で戦い続けるための鍵になると考えています。

明成小学校で陸上を始め、長田中学校で全国優勝し、星稜高校で日本高校記録へ到達した清水選手。その歩みは、突然現れた天才という一言だけでは表せない、地元・金沢での積み重ねの物語なのですね。


清水空跳の学歴と陸上成績まとめ

清水空跳選手は、金沢市立明成小学校、金沢市立長田中学校、星稜高等学校の順に進学しました。

小学4年生から金沢市小学生陸上教室で競技を始め、中学3年時には全日本中学校陸上の男子200メートルを21秒99で制覇。高校1年では100メートル10秒26を記録し、福岡インターハイで10秒50の準優勝を果たしました。

高校2年の2025年には、広島インターハイの100メートルで10秒00を記録。日本高校記録、U20日本記録、U18日本記録を更新し、World AthleticsのU18歴代リストでトップとなる世界最高記録を残しました。

同大会の200メートルでも20秒39で優勝していますが、追い風2.7メートルだったため参考記録です。

高校3年の2026年にはU20世界選手権代表へ選ばれたものの、肉離れの回復状況と安全面を考慮して欠場しました。

華やかな10秒00だけでなく、小学校から中学校、高校へと進むなかで磨いてきた200メートルの力や、けがと向き合った時間も清水選手の大切な競技歴です。焦らず体を整え、その先の舞台で再び伸びやかな走りを見せてほしいですね。


確認した主な一次情報・公式記録

学校歴や競技成績は、2026年9月12日時点で、次の発表主体と資料を中心に照合しました。

  • 日本陸上競技連盟「清水空跳選手プロフィール」
  • 日本陸上競技連盟の日本記録、U20日本記録、U18日本記録
  • 全国高校総体の2024年男子100メートル公式結果
  • 全国高校総体の2025年男子100メートル、200メートル公式結果
  • 全日本中学校陸上競技選手権大会の2023年男子200メートル公式結果
  • 日本室内陸上競技大阪大会の2023年U16男子60メートル公式結果
  • 日本陸上競技連盟の2026年U20世界選手権代表・欠場発表
  • World Athleticsの男子100メートルU18歴代リスト
  • 金沢市小学生陸上教室の卒業生紹介

小学校時代の主要大会記録や高校卒業後の進路については、上記資料で確認できない情報を推測で補っていません。


よくある質問

清水空跳選手の高校はどこですか?

石川県金沢市にある星稜高等学校です。2024年4月に入学し、2026年度は高校3年生です。

清水空跳選手の出身中学校はどこですか?

金沢市立長田中学校です。中学3年だった2023年には、全日本中学校陸上の男子200メートルを21秒99で制しました。

清水空跳選手の出身小学校と陸上を始めた時期は?

出身小学校は金沢市立明成小学校です。小学4年生から金沢市小学生陸上教室に入り、本格的に陸上競技へ取り組み始めました。小学時代の主要な公認記録は、今回確認した資料では特定できませんでした。

春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター/日本陸連の選手プロフィール、公式大会結果、国際競技団体の歴代リストを照合しながら若手選手の歩みを発信)

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