車いすテニス・小田凱人(ときと)全豪オープン2023準優勝！戦績・試合の経過は？

真夏を迎えたオーストラリア南部の都市メルボルンで、今年もテニスの4大国際大会の一つ、全豪オープンが開催されました。

車いすテニス・小田凱人(おだときと)選手も出場し、準優勝というスゴイ成績に耀きました。

全豪オープンでの、それぞれの試合結果は、どうだったのでしょうか。

気になったので調べて見ました。

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去年4月からプロに転向し、2022年5月の「全仏オープン」で準決勝進出のベスト4、10月の「楽天ジャパン・オープン」では決勝で国枝慎吾さんに惜敗し準優勝、11月に出場した年間成績トップ8選手しか出場できない「NEC車いすシングルスマスターズ」優勝！と2022年は大活躍だった車いすテニスの若き天才、小田凱人選手（東海理化）。

2023年になって、最初の大きな世界大会となる全豪オープン。

直前に、国枝慎吾さんの現役引退が発表され、注目が集まる中での大会出場となりました。

小田凱人選手が準優勝を決めた全豪オープンでの試合結果

真夏のオーストラリア・メルボルンで行われた、全豪オープン2023。

小田さんの試合の経過とハイライトを、テニス未経験ど素人のshigeが解説します。

とんちんかんだったらゴメンナサイ。

1回戦・1月24日

C.ラツラフ(米) VS 小田凱人(愛知県)

1-6,5-7で小田さんが2セット先取。

1セット目は順当に先取。

2セット目に入り、5-3 と追い込まれた小田さんは、驚異の巻き返しを見せ、5-5 → 5-6 とデュースに持ち込み、勝利を勝ち取りました。

粘り強く打ち返す姿が印象的でした。

小田選手勝利し、準々決勝に進出です。

準々決勝・1月25日

眞田卓 VS 小田凱人

3-6,4-6で小田凱人選手が2セット先取。

小田さんの、スピードのある強いボールが、後のラインぎりぎりを狙って打ち込まれ、眞田さんが追いつけない場面がたびたびありました。

スピード感のある、速い試合展開と、お互いによく知り合っているチームメイト同士での試合だからこそ、競技を楽しんでさえいるような雰囲気、お互いにリスペクトし合っているのがよく伝わり、いい試合でした。

小田選手勝利し、準決勝に進出です。

準決勝・1月26日

小田凱人 VS G.フェルナンデス

6-2,4-6,7-5で小田凱人選手が2セット取り勝利。

パワーとパワーのぶつかり合い、どちらもけして負けておらず、速い試合展開での打ち込み合いでした。

勝負の行く手は3セット目・デュースにもつれ込み、小田さんが打ち勝って勝利しました。

試合時間は2時間7分のタフな試合でした。

小田選手、決勝に進出です。

決勝・1月28日

A. ヒューエット VS 小田凱人

6-3,6-1でヒューエット選手が2セット先取。

巧者同士の技のせめぎあい、という感じの試合でした。

これまでの最強レジェンド国枝慎吾さん引退後、初めての大きな国際大会で、ヒューエットさんの気合の入り具合が、なみなみならぬものがあったように感じます。

終始、小田さんがリードされる試合展開。

ヒューエットさんは、返球も速く、球威もあり、何より狙いが正確で、小田さんが対応しにくい場所を知っているかのように狙って打ち込んできていました。

ヒューエット選手勝利し優勝、

小田選手、準優勝です。

小田凱人(おだときと)のプロフィール

名前：小田　凱人　（おだ　ときと）

誕生日：2006年5月8日

出身地：愛知県一宮市

趣味：スニーカーを集めること、ギター

好きな飲み物：コーヒー(毎日、ブラックで５杯は飲みます。)

こだわりの髪型：ハイフェード

所属：東海理化

↓↓全豪オープン2023・準優勝の表彰式↓↓

次の表彰式からは先に名前を呼ばれないように頑張ります💪🏼
現地、wowowでの応援ありがとうございました。#枯れない花に俺はなる pic.twitter.com/6u6YM7NNZe

— Tokito oda 小田凱人 (@OdaTokito) January 28, 2023

全豪オープン、まとめと感想

小田凱人さんは負け試合を栄養にして成長します。

2022年の全仏オープン、2022年の楽天オープン、負け試合の後、大きく成長しているのが分かります。

今回の全豪オープン、本当に悔しそうな表情で表彰式に臨む小田さんの顔が印象的でした。

この試合をバネに、いっそう研鑽を積んで、5ヵ月後の全仏オープン優勝に繋がるのだと思います。

この、全豪オープンでの悔しい準優勝があったからこその、全仏オープン優勝。

全部つながっている小田凱人さんの努力と成長。

ずっと応援して、見守っていきたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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⇒小田凱人さんが、車いすテニスを始めたきっかけについては、こちら⇒⇒

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