鏡優翔選手は、甲子園や神宮へ足を運び、配信でも試合を追う大の阪神ファンです。推しは木浪聖也選手で、ファンになった時期やきっかけは公表されていません。
2024年の甲子園でのファーストピッチ、2025年の宜野座キャンプ訪問と神宮観戦をたどると、鏡選手の筋金入りの虎党ぶりが見えてきます。
鏡優翔は本当に阪神ファン?根拠と推し選手を先に紹介
2024年パリ五輪レスリング女子76キロ級金メダリストの鏡優翔選手は、日刊スポーツやデイリースポーツなどから「大の虎党」として紹介されている阪神タイガースファンです。
球団行事へ一度出演しただけではありません。甲子園でのファーストピッチ、沖縄・宜野座キャンプの見学、神宮球場での試合観戦と、継続して阪神を応援していることが確認されています。
先に、検索されることの多い三つの疑問へお答えしましょう。
- 阪神ファンである根拠:甲子園、宜野座、神宮での応援や本人のSNS発信がある
- 推し選手:各スポーツ紙で木浪聖也選手と報じられている
- ファンになったきっかけ:現在確認できる公表情報では不明
これまでに確認された主な出来事は、次のとおりです。
日付 場所 確認された出来事 主な発信・報道
2024年9月2日 球団公式サイト 翌日のファーストピッチ出演を発表 阪神タイガース公式
2024年9月3日 阪神甲子園球場 阪神―中日戦でファーストピッチ 阪神球団、日刊スポーツ、スポーツ報知など
2025年2月15日 沖縄県宜野座村 阪神春季キャンプを初訪問 日刊スポーツ、デイリースポーツ
2025年2月15日 同キャンプ取材 木浪聖也選手らと筒井正浩氏に師事していると説明 鏡選手の現地取材発言、各スポーツ紙
2025年8月24日 明治神宮野球場 阪神―ヤクルト戦を観戦 鏡選手のX・Instagram
2025年8月25日 SNS カップは友人と一緒に飲んだ分だと補足 鏡選手のX
2025年8月27日 ウェブ記事 神宮観戦時の写真と反響を紹介 THE ANSWER
日刊スポーツは2025年2月15日付の宜野座キャンプの記事で、鏡選手を「大の虎党」と紹介しました。デイリースポーツも同日、阪神愛を前面に出して初めてキャンプを訪れた様子を伝えています。
同日の現地取材では、鏡選手が球場へ行けないときも配信で阪神戦を見ていることが報じられました。つまり、話題になった試合だけを見るのではなく、日頃からチームを追っているのですね。
ただし、現時点で確認できる本人の発言や球団発表には、阪神ファンになった年齢やきっかけまで詳しく説明したものは見当たりません。
「家族の影響」「幼い頃からのファン」などと想像を広げることはできますが、裏付けのない話を事実のように書くべきではないでしょう。分かっているのは、遅くとも一連の公の場では、鏡選手が熱心な阪神ファンとして認識されていたということです。
鏡優翔の推し・木浪聖也が甲子園でサプライズ登場
鏡優翔選手が阪神甲子園球場でファーストピッチセレモニーを務めたのは、2024年9月3日の阪神タイガース対中日ドラゴンズ戦でした。
阪神タイガースは前日の9月2日、球団公式サイトで鏡選手の出演を告知。試合は午後6時開始予定と案内され、パリ五輪後の金メダリストが甲子園へ登場すると注目を集めました。
当日の鏡選手は、背番号「111」の縦じまユニホーム姿でした。首にはパリ五輪で獲得した金メダルをかけ、甲子園のマウンドへ向かっています。
背番号111は、鏡選手のパリ五輪優勝が日本レスリング協会にとって夏季五輪通算111個目の金メダルだったことにちなんだものと報じられました。数字だけを見れば少し不思議に思えますが、レスリング界の歴史を背負った特別な番号だったのですね。
そして、鏡選手には知らされていなかったサプライズが待っていました。
打席へ入ったのは、鏡選手の推しとして報じられている木浪聖也選手。捕手役は坂本誠志郎選手が務めました。
日刊スポーツやスポーツ報知などの2024年9月3日付の報道では、二人の登場を知った鏡選手が驚き、緊張する様子が伝えられています。
パリ五輪の決勝では世界の強豪と向き合い、堂々と金メダルをつかんだ鏡選手です。それでも、憧れの選手が打席に立てば、緊張するのは私たちと同じなのですね。
その姿を見て、「金メダリストも一人のファンなのだな」と親近感を覚えた方も多かったのではないかしら。
鏡選手は山形県出身で、東洋大学を経てサントリービバレッジソリューションに所属。2022年世界選手権で銅メダル、2023年世界選手権で金メダル、2024年パリ五輪で金メダルを獲得しました。
競技実績を並べると、そのすごさに圧倒されます。一方、甲子園で見せた素直な表情は、世界一という肩書の向こう側にいる22歳当時の若者らしさを感じさせるものでした。
このファーストピッチは、五輪の快挙を阪神ファンと祝う場であると同時に、鏡選手が阪神から大きな贈り物を受け取る時間でもあったのでしょう。
宜野座キャンプで分かった阪神選手との共通点とは?
鏡優翔選手は2025年2月15日、沖縄県宜野座村で行われていた阪神タイガースの春季キャンプを初めて訪問しました。
この日は阪神と東北楽天ゴールデンイーグルスの練習試合が組まれていました。日刊スポーツとデイリースポーツが同日、鏡選手の見学風景と現地での発言を報じています。
鏡選手は、阪神の選手をこれほど近い距離で見られる機会はなかなかないという趣旨で喜びを表しました。現地のファンから声をかけられたことにも感謝しています。
キャンプで特に熱心に見学したのは、木浪聖也選手の打撃練習と桐敷拓馬投手のブルペン投球でした。
推し選手を目で追うのはファンとして自然なことですよね。ただ、鏡選手の観察は「格好いい」「会えてうれしい」だけでは終わっていませんでした。
木浪聖也の「重心の落とし方」に注目
2025年2月15日付の日刊スポーツなどによると、鏡選手は木浪選手が練習で重心の落とし方を意識していると聞き、そこに注目して見学したと説明しています。
また、選手が一つひとつ目的を持って練習していることを感じたという趣旨の感想も述べました。
ここまでは鏡選手本人の現地での説明として報じられた事実です。
一方、木浪選手の動作がレスリングへそのまま応用できると鏡選手が断言したわけではありません。野球とレスリングの重心に共通点を見いだす部分は、競技を見続けてきた筆者としての解釈になります。
レスリングでは、相手から押されたり引かれたりする中で姿勢を保ち、攻撃や防御へ素早く移らなければなりません。腰が浮いて重心が不安定になると、相手のタックルや崩しに対応しづらくなります。
野球の内野手も、打球に反応して一歩目を出し、捕球から送球へ移るための準備姿勢が大切です。動作の目的や相手との距離は異なりますが、次の動きへ遅れず移るための土台をつくるという点では通じるものがあります。

私は、鏡選手が「重心」という言葉に反応したこと自体に、トップアスリートらしさを感じました。
好きな選手の練習を楽しみながら、その動きの目的まで見ようとする。世界一になっても、他競技の練習場で学ぶ姿勢を失わないところが印象的です。
ただし、木浪選手の練習を見たことが、その後の鏡選手の技術や成績へ直接影響したとまでは確認できません。ファンとしての時間と競技上の成果を安易に結びつけず、まずは「現役選手の視点でも練習を観察していた」と捉えるのが正確でしょう。
木浪聖也・坂本誠志郎と同じメンタルコーチに師事
宜野座キャンプの現地取材で明らかになった意外な共通点が、鏡選手と木浪聖也選手、坂本誠志郎選手が、いずれも筒井正浩氏からメンタル面の指導を受けていることです。
この事実は、2025年2月15日のキャンプ取材で鏡選手自身が説明した内容として、日刊スポーツやデイリースポーツなどに掲載されました。
競技は違っても、国際大会やプロ野球という大きな重圧の中で力を出すため、心理面の準備が重要であることは共通しています。
甲子園のサプライズで登場した木浪選手と坂本選手が、実は同じメンタルコーチにつながるアスリートでもあったのです。単に「推しとファン」というだけではない、不思議なご縁を感じますね。
もっとも、筒井氏が三人に同一の課題や方法を用いていると確認されたわけではありません。面談の内容や指導頻度も公表されていないため、正確に言えるのは「同じメンタルコーチに師事している」という範囲です。
トップ選手への心理的な指導は、競技特性や本人の課題に応じて異なる可能性があります。内容を想像で補わないことも、選手のプライバシーを守りながら情報を受け取るうえで大切でしょう。
神宮観戦の「18杯」は一人分?本人が説明した事実
鏡優翔選手は2025年8月24日、明治神宮野球場で行われた阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズ戦を観戦しました。
同日、鏡選手はXで阪神の勝利を喜ぶ「とらほー」の投稿を行いました。翌25日にはInstagramでも観戦時の写真を公開し、阪神からいつも力をもらっているという感謝を記しています。
この投稿を取り上げたのが、2025年8月27日付のTHE ANSWERの記事です。
観戦席で笑顔を見せる鏡選手の左手には、たくさんのカップが重ねられていました。その数が18杯に見えたことから、SNS上では驚きの声が広がったのです。
しかし、ここは写真だけで判断してはいけません。
18杯に見えたカップは、鏡選手一人で飲んだ分ではありませんでした。
鏡選手は8月25日、自身の投稿を引用する形で、一緒に観戦した友人と飲んだ分だと説明しています。本人の補足まで確認すれば、「一人で18杯」という受け取り方が正しくないことが分かります。
また、写真だけでは、積み重なったすべてのカップに何が入っていたのかも正確に特定できません。そのため、飲料の種類や量について、画像から推測した内容を断定するのは避けるべきです。
SNSでは短い文章や一枚の写真が、元の意図を離れて広がることがあります。特に有名選手の場合、目を引く数字だけが独り歩きしがちですよね。
今回の出来事は、発信した本人による追加説明まで確かめる大切さを、分かりやすく示した例でもあります。
試合では阪神が勝利し、一部のファンから鏡選手を「勝利の女神」と呼ぶ反応も寄せられました。ただし、これはSNS上の一部の声であり、阪神球団が公式に認定した呼称ではありません。
甲子園の主役から神宮の観客へ――鏡優翔の虎党ぶりを考察
鏡優翔選手と阪神の交流を振り返ると、甲子園と神宮での立場の違いがとても印象的です。
2024年9月の甲子園では、パリ五輪金メダリストとしてマウンドに立ち、大勢の観客から拍手を送られる主役でした。
一方、2025年8月の神宮では、自らがスタンドの観客となり、阪神の選手へ声援を送っています。
応援される選手が、休日には誰かを応援するファンになる。この立場の入れ替わりに、鏡選手の阪神愛が最も自然な形で表れていると私は感じました。
宜野座では、さらにもう一つの顔を見せています。木浪選手の練習を楽しむファンでありながら、重心の置き方や練習の目的へ目を向ける現役アスリートでもありました。
甲子園では主役、神宮では観客、宜野座では観察者。この三つの姿を並べると、鏡選手と阪神の関係が一時的な話題づくりではないことが分かります。
もっとも、「阪神を応援しているから競技でも強くなれる」といった因果関係までは証明されていません。鏡選手がInstagramで阪神から力をもらっていると表現したことと、競技成績への具体的な効果は分けて考える必要があります。
筆者としては、結果への直接的な効果よりも、厳しい勝負の世界にいる鏡選手が、心から夢中になれるチームを持っていることに意味があるのではないかと考えます。
世界大会へ出場する選手も、競技だけを考えて暮らしているわけではありません。好きなチームの勝利を喜び、推し選手に会って緊張し、友人と球場で楽しい時間を過ごす――そんな素顔を知ると、応援する側との距離も少し近く感じられますよね。
そして、鏡選手の虎党ぶりには、ただ熱狂するだけではない面白さがあります。木浪選手の重心へ注目したように、好きな対象を深く観察し、自分なりに受け取ろうとする姿勢があるからです。
今後、鏡選手が再び球団行事やキャンプへ登場する可能性はあります。ただし、次回のファーストピッチや公式応援企画など、発表されていない予定を先回りして断定することはできません。
新たな交流については、阪神タイガースの球団公式発表や鏡選手本人の公式SNSを確認するのが確実です。
まとめ
鏡優翔選手は、甲子園や神宮へ足を運び、配信でも試合を追っている大の阪神ファンです。推し選手は木浪聖也選手と報じられていますが、虎党になった時期やきっかけは公表されていません。
2024年9月3日の甲子園では、阪神対中日戦のファーストピッチを担当。木浪選手が打席、坂本誠志郎選手が捕手としてサプライズ登場しました。
2025年2月15日の宜野座キャンプでは木浪選手の重心の使い方に注目し、鏡選手、木浪選手、坂本選手が筒井正浩氏からメンタル面の指導を受けているという共通点も明らかになっています。
同年8月24日の神宮観戦では、18杯に見えるカップの写真が話題になりました。ただし、一人で飲んだものではなく、同行した友人と一緒に飲んだ分だと鏡選手本人が説明しています。
甲子園では声援を受ける主役となり、神宮では阪神を応援する観客となった鏡選手。世界一のレスラーが見せる飾らない虎党ぶりも、多くの人から親しまれる理由の一つなのではないでしょうか。
よくある質問
鏡優翔選手は本当に阪神ファンですか?
はい。日刊スポーツやデイリースポーツから「大の虎党」と紹介され、甲子園でのファーストピッチ、宜野座キャンプ訪問、神宮での試合観戦、配信視聴が報じられています。
鏡優翔選手の阪神での推しは誰ですか?
木浪聖也選手です。2024年9月3日の甲子園では、木浪選手がサプライズで打席に入り、坂本誠志郎選手が捕手を務めました。
鏡優翔選手が阪神ファンになったきっかけは何ですか?
ファンになった時期や詳しいきっかけは、現在確認できる公表情報では明らかになっていません。家族の影響などと断定できる根拠もありません。
神宮球場で18杯を一人で飲んだのですか?
いいえ。鏡選手は2025年8月25日のXで、一緒に観戦した友人と飲んだ分だと説明しています。写真だけから、すべてのカップの中身を特定することもできません。
春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター)


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