渡邉聡美選手は横浜市出身の27歳で、身長170cm。12歳でマレーシア、19歳でイギリスへ渡った世界ランキング6位のプロスカッシュ選手です。
八洲学園大学国際高等学校からローハンプトン大学へ進み、2025年にはワールドゲームズで日本スカッシュ史上初の金メダルを獲得しました。
渡邉聡美の出身地・年齢・身長など最新プロフィール
渡邉聡美選手の出身地は神奈川県横浜市です。1999年1月15日生まれのため、2026年9月現在の年齢は27歳になります。
身長は、日本オリンピック委員会(JOC)の2018年ジャカルタ・パレンバンアジア大会選手プロフィールで170cm、当時の体重は58kgと紹介されています。
基本プロフィールを整理すると、次のとおりです。
項目 確認できる情報
名前 渡邉聡美
読み方 わたなべ さとみ
生年月日 1999年1月15日
年齢 27歳(2026年9月現在)
出身地 神奈川県横浜市
身長 170cm(JOCの2018年大会プロフィール)
体重 58kg(JOCに掲載された2018年当時の登録値)
利き腕 右
種目 スカッシュ女子シングルス
PSAツアー登録 2014年
出身高校 八洲学園大学国際高等学校
進学先 ローハンプトン大学(イギリス)
現在の活動 世界各地のPSAスカッシュツアーに出場
世界ランキング 6位(PSA公式、2026年9月13日確認)
自己最高順位 6位(2025年6月に初到達)
主な実績 2025年ワールドゲームズ金メダル、全日本選手権通算6回優勝
体重の58kgは、19歳だった2018年当時の大会登録値です。体格やコンディションは変化するため、2026年現在の体重として扱うことはできません。
身長についても、資料によってわずかな違いがあります。JOCや日本国内の選手紹介では170cmですが、海外の競技データベース「Squash Info」では171cmと掲載されています。
測定時期や登録方法による差とも考えられますが、本人が最新の身長を統一して発表した資料は確認できませんでした。本記事では、日本の公的な大会資料であるJOCの表記に合わせて170cmとしています。
また、渡邉選手の「所属」を調べる際にも注意が必要です。JOCの2018年アジア大会プロフィールには、当時の所属先としてメッドサポートシステムズ株式会社が記載されています。
しかし、2018年の所属情報をそのまま2026年現在の所属先として紹介するのは正確ではありません。大会や活動時期によって、所属欄に記載される団体が変わる可能性もあります。
2026年9月13日に確認したPSA公式プロフィールでは、渡邉選手は日本国籍の現役プロ選手として掲載されていますが、日本の実業団競技のような現在の所属チームは明記されていません。
そのため、現在の立場は「特定の実業団に所属する選手」と断定するより、PSAスカッシュツアーを世界各地で戦う日本のプロスカッシュ選手と表現するのが最も誤解が少ないでしょう。
基本的な数字だけを見ても、170cmの体格、右利き、15歳でのPSA登録など、早くから世界を視野に入れてきた選手であることが分かります。ただし、渡邉選手の本当の特徴は、その数字へ至るまでの長い海外経験にあります。
渡邉聡美の出身地は横浜市!8歳でスカッシュを始めた経緯
渡邉聡美選手は神奈川県横浜市で育ち、8歳のときにスカッシュを始めました。2024年9月27日に公開されたweb Sportivaの本人取材では、小学校から森村学園へ通っていた経歴も紹介されています。
スカッシュとは、四方を壁に囲まれたコートで、小さなゴム製ボールをラケットで打ち合う競技です。正面だけでなく左右や後ろの壁も利用し、相手が返しにくい位置へボールを運びます。
テニスと似たラケット競技ですが、選手同士が同じコート内を動くことや、壁から跳ね返るボールを予測することが大きな違いです。運動量に加え、相手との位置関係や数秒先の展開を読む判断力が欠かせません。
まるで高速で解き続ける立体パズルのような競技、と表現するとイメージしやすいかもしれませんね。
渡邉選手が競技を始めた横浜市には、国内有数のスカッシュ施設や指導環境があります。海外での活躍が注目される選手ですが、その出発点は横浜でラケットを握った8歳の頃でした。
競技開始から4年後、渡邉選手は大きな決断をします。わずか12歳で親元を離れ、スカッシュの本格的な指導を受けるためにマレーシアへ渡ったのです。
JOCが2026年9月3日に公開したインタビューでも、「12歳でマレーシア、19歳でイギリスへ留学した」という海外挑戦の歩みが紹介されています。
web Sportivaの2024年9月27日公開インタビューによると、マレーシアでは世界ランキング5位まで上がったトップ選手の指導を受けました。ところが、現地での練習には当初なかなかついていけず、悔しい経験もしたそうです。
海外へ行けば自然に強くなれるわけではありません。練習方法や生活習慣、周囲とのコミュニケーションまで、日本にいた頃とは異なる環境へ自分をなじませる必要があります。
育成年代の選手を見守ってきた立場から考えると、12歳での単身留学は競技面だけでなく、生活面でも大きな負担を伴う選択だったと感じます。その環境で練習を続けた時間自体が、現在の幅広い対応力を支える土台になったのではないでしょうか。
もちろん、「海外生活を経験したから精神的に強くなった」と、本人の言葉なしに単純化することはできません。
確実に言えるのは、渡邉選手が成長期から日本とは異なる練習方法、試合のテンポ、さまざまな球質を体験できたということです。国内だけでは得にくい多様な相手との経験を、10代前半から積み重ねてきました。
横浜は単なる出生地ではなく、渡邉聡美選手がスカッシュと出会い、世界を目指す夢を育て始めた競技人生の原点なのですね。
渡邉聡美の高校と大学はどこ?学歴を時系列で確認
渡邉聡美選手の出身高校は、沖縄県に本校を置く通信制の八洲学園大学国際高等学校です。
学校名は、JOCが公開している2018年ジャカルタ・パレンバンアジア大会選手プロフィールの「在学校名・最終学歴」欄で確認できます。
一方、web Sportivaの本人取材には、小学校から森村学園へ通っていたことが記されています。森村学園に通っていたという情報と、八洲学園大学国際高等学校を卒業したという情報は、時期を分けて考えれば矛盾しません。
渡邉選手は12歳からマレーシアを拠点に練習していたため、一般的な通学生活とは異なる環境にありました。通信制高校を選んだことは、海外でのトレーニングと学習を両立させるための現実的な方法だったと考えられます。
ただし、通信制を選んだ理由について、本人が「スカッシュのためだった」と明確に説明した一次資料は確認できません。競技歴と学校の仕組みから推測できる部分と、確認された事実は分けて受け取る必要があります。
高校卒業後、渡邉選手は19歳でイギリスへ渡り、ロンドンにあるローハンプトン大学へ進学しました。この進学歴は、JOCが2026年9月3日に公開したインタビューでも紹介されています。
イギリスはスカッシュ発祥の地です。競技レベルの高い環境で学びながら、渡邉選手はPSAツアーへの挑戦を続けました。
所属事務所First Waveの選手紹介では、大学在学中の2021年にイギリス国内の大学スカッシュ大会で優勝した経歴も掲載されています。この実績は、学業と競技を並行していた時期の成果として注目されます。
一方、ローハンプトン大学を卒業した時期や、取得した学位の名称まで明記した一次資料は、2026年9月13日までに確認できませんでした。
そのため、「ローハンプトン大学卒業」や特定の学位取得を断定せず、ローハンプトン大学へ進学し、在学中に競技を続けたとするのが慎重な書き方です。
渡邉選手の学歴と海外挑戦を時系列にすると、次のようになります。
- 8歳:横浜でスカッシュを始める
- 小中学校期:森村学園に通った経歴が本人取材で紹介される
- 12歳:本格的な指導を受けるためマレーシアへ渡る
- 2014年:15歳でPSAツアーに登録
- 高校時代:八洲学園大学国際高等学校で学ぶ
- 19歳:イギリスへ渡り、ローハンプトン大学へ進学
- 大学在学中:学業とPSAツアーへの挑戦を両立
- 2021年:イギリス国内の大学スカッシュ大会で優勝した経歴が紹介される
- 2023年:日本人女子として初めて世界ランキング20位以内へ入る
- 2025年:世界ランキング6位へ到達し、ワールドゲームズで優勝
この経歴で印象的なのは、留学を一度きりの華やかな挑戦で終わらせていないことです。
マレーシアでは育成年代に必要な競技の土台を作り、イギリスでは大学生活とプロ活動を並行しました。成長段階に応じて環境を選び直し、世界との距離を少しずつ縮めています。
私は、渡邉選手を「早くから海外へ行った天才」と一言でまとめるだけでは、その努力の輪郭を十分に伝えられないと感じます。
慣れない環境で学び、練習し、試合に出続けた年月があったからこそ、現在の世界ランキングへつながったのでしょう。階段を一段ずつ確かめながら上ってきたような経歴ですよね。

渡邉聡美の世界ランキングと主要実績は?
渡邉聡美選手のPSA女子世界ランキングは、2026年9月13日に確認したPSA公式プロフィールで6位です。自己最高順位も6位で、2025年6月に初めて到達しました。
ランキングは大会結果によって変動する情報です。そのため、「現在6位」という数字は固定された経歴ではなく、2026年9月13日時点の確認値として見る必要があります。
PSA公式プロフィールには、同日の画面表示で通算261勝、決勝進出21回、獲得タイトル11回というツアー成績が掲載されていました。
これらはPSAが集計する対象大会に基づく公式プロフィール上の数字であり、国内大会やジュニア大会をすべて含めた生涯通算成績という意味ではありません。ランキングと同様、今後の出場によって更新されます。
国内では、2017年に18歳で全日本スカッシュ選手権女子シングルスを初制覇しました。その後、2021年まで5連覇を達成し、2024年にも優勝して通算6回目の日本一に輝いています。
国際舞台での大きな転機は2023年です。同年1月、米国フロリダ州で開催されたWomen’s Kinetic Orange Ball 30K Challengerで優勝し、PSA女子世界ランキングで日本人初のトップ20入りを果たしました。
2025年1月には、米国オハイオ州で行われた「Squash in the Land」で優勝。日本スカッシュ協会が2025年1月20日に公開したニュースによると、世界ランキング上位の選手を準々決勝と準決勝で破り、PSAシルバー大会で初優勝しました。
一度だけ大きな番狂わせを起こしたのではなく、複数の上位選手を破って頂点へ進んだことが重要です。世界トップ層と争える位置まで競技力が高まったことを、結果で示した大会でした。
さらに大きな実績となったのが、2025年8月8日から12日まで中国・成都で開催されたワールドゲームズです。
女子シングルス第1シードとして出場した渡邉選手は決勝へ進み、フランスのマリー・ステファン選手と対戦しました。
World Squashの大会報告によると、決勝のスコアは11-8、11-8、11-7の3-0です。渡邉選手は相手をコートの各所へ動かしながら主導権を握り、1ゲームも落とさずに優勝しました。
相手を前後左右へ動かしたという部分はWorld Squashが伝えた試合描写であり、そこから筆者が注目したのは、競り合った3ゲームをすべて取り切った点です。
11-8、11-8、11-7というスコアは圧倒的な大差ではありません。それでも各ゲームの終盤で先に11点へ到達した事実には、決勝の重圧のなかで勝負をまとめる安定感が表れています。
この優勝により、渡邉選手は日本のスカッシュ選手として初めてワールドゲームズの金メダルを獲得しました。Olympics.comも2025年8月12日付の記事で、渡邉選手の優勝を歴史的な結果として報じています。
全日本選手権通算6回優勝は国内での継続的な強さ、世界ランキング6位はツアーを通じた国際評価、ワールドゲームズ金メダルは大舞台で勝ち切った実績を示します。
この3つがそろっている点に、渡邉聡美選手のプロフィールの重みがあります。単発の好成績だけで注目されたのではなく、国内外で積み上げてきた結果が現在の評価につながっているのです。
渡邉聡美の経歴から見える選手としての魅力
渡邉聡美選手の経歴で最も注目したいのは、海外へ出た年齢の早さだけではありません。環境を変えるたびに、そこで経験を積み重ね、次の段階へつなげてきた点です。
横浜で8歳から競技を始め、12歳でマレーシアへ渡り、15歳でPSAツアーに登録しました。19歳からはイギリスの大学で学びながら、世界各地のプロツアーへ挑戦しています。
これだけを見ると、順調なエリートコースのように感じるかもしれません。しかし、マレーシアでは練習についていけなかった時期もあり、すぐに世界上位へ進んだわけではありませんでした。
2023年のトップ20入りは、競技開始からおよそ16年、PSA登録から約9年を経て達成したものです。そこから2025年に世界6位とワールドゲームズ優勝へ進みました。
この時間の長さを考えると、渡邉選手の歩みは「海外留学によって一気に成功した物語」ではなく、異なる環境で課題へ向き合い続けた積み重ねの物語だと分かります。
筆者としては、身長170cmという数字以上に、多様な相手と長年戦ってきた経験が渡邉選手の大きな財産だと考えます。
スカッシュでは、選手によってボールの速さ、壁の使い方、ラリーのテンポが異なります。育成年代から海外の選手と対戦してきた経験は、相手に応じてプレーを調整するための引き出しを増やしたと考えるのが自然でしょう。
ただし、これは公開された経歴と試合内容を踏まえた筆者の見方です。海外経験と特定の技術を直接結びつける本人の説明が確認できない部分については、事実として断定すべきではありません。
渡邉選手のプロフィールを調べると、出身地、身長、学校名といった点の情報が一本の線につながっていきます。
横浜での競技開始、マレーシアでの育成、通信制高校での学習、イギリスの大学とプロツアーの両立。そのすべてが、世界ランキング6位という現在地へ続いているのですね。
若い選手の経歴では、華やかな優勝や順位に目を奪われがちです。しかし、その数字の後ろにある時間まで見ることで、選手の魅力はより立体的に伝わってきます。
渡邉選手の場合、12歳の少女が異国で感じた悔しさも、大学で学びながら試合を回った日々も、世界の舞台で勝つための長い助走だったのではないかしら。
まとめ
渡邉聡美選手は、神奈川県横浜市出身、1999年1月15日生まれの27歳です。身長はJOCの2018年大会プロフィールで170cmと掲載されています。
八洲学園大学国際高等学校で学び、高校卒業後はイギリスのローハンプトン大学へ進学しました。卒業時期や取得学位を確認できる一次資料は見当たらないため、大学卒業については断定せず、進学および在学中の競技活動までを確認済みの経歴としています。
8歳でスカッシュを始め、12歳でマレーシア、19歳でイギリスへ渡ったことが、渡邉選手のプロフィールを語るうえで欠かせない特徴です。
2025年にはワールドゲームズ女子シングルスで日本選手初の金メダルを獲得。2026年9月13日に確認したPSA公式プロフィールでは、世界ランキング6位、通算261勝、決勝進出21回、11タイトルと掲載されています。
数字だけを並べると華やかですが、その背景には10代前半から異なる環境へ挑み続けた年月があります。一歩ずつ世界との距離を縮めてきた渡邉聡美選手を、これからも温かく応援したいですね。
なお、本記事では、JOCの2018年大会プロフィールと2026年9月3日公開インタビュー、PSA公式プロフィールの2026年9月13日表示、日本スカッシュ協会の2025年1月20日付ニュース、World SquashおよびOlympics.comの2025年ワールドゲームズ大会報告、web Sportivaの2024年9月27日公開インタビュー、First Waveの選手紹介を事実ごとに照合しました。
よくある質問
渡邉聡美選手の出身地はどこですか?
神奈川県横浜市です。横浜で8歳のときにスカッシュを始め、12歳で本格的な指導を受けるためマレーシアへ渡りました。
渡邉聡美選手の年齢と身長は?
1999年1月15日生まれで、2026年9月現在は27歳です。身長はJOCの2018年大会プロフィールで170cmと掲載されています。
渡邉聡美選手の高校と大学はどこですか?
高校は八洲学園大学国際高等学校です。高校卒業後はイギリスへ渡り、ロンドンのローハンプトン大学へ進学しました。ただし、卒業時期や取得学位を確認できる一次資料は見当たらないため、大学卒業とは断定していません。
春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター)


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