緑川あかりの経歴と実績!注目スカッシュ選手の戦績を総まとめ

四面ガラスのスカッシュコートで力強くボールを打つ若手女子選手 スカッシュ

緑川あかり選手は、全日本選手権を2度制し、杭州アジア大会でも5位に入った女子スカッシュ選手です。

10歳で競技を始め、アジアジュニアU17優勝や海外PSA大会2連勝を経て、2023年と2025年に日本一となりました。ここではプロフィールから主要戦績、2028年ロサンゼルス五輪へ向けた課題まで、確認できた事実と筆者の見方を分けながら整理します。

緑川あかりの経歴とは?10歳で始めて全日本女王になるまで

緑川あかり選手は、2005年8月15日生まれ、千葉県出身の女子スカッシュ選手です。PSA Squash Tourの選手ページでは、身長151センチ、右利きと紹介されています。

日本スカッシュ協会の「全日本TOP4-2023」選手紹介によると、所属はGreetings、血液型はO型。コーチは海道泰喜さんで、プレースタイルは「ドライブで相手を崩す」とされています。

まずは、公式資料などで確認できたプロフィールを見てみましょう。

項目 内容
名前 緑川あかり(みどりかわ・あかり)
英語表記 Akari Midorikawa
生年月日 2005年8月15日
出身地 千葉県
身長 151センチ
利き腕 右
所属 Greetings
出身小学校 千葉市立高洲小学校
出身中学校 千葉市立高洲第一中学校
高校 八洲学園大学国際高等学校
競技開始 10歳
競技を始めたきっかけ 母親がスカッシュをしていたため
コーチ 海道泰喜
プレースタイル ドライブで相手を崩す
自己最高世界ランキング 89位

緑川選手がスカッシュを始めたきっかけは、お母さまが競技をしていたことでした。幼いころから身近にあったスポーツが、やがて日本一を争う舞台へつながっていったのですね。

スカッシュを始めたのは10歳です。2018年には千葉市の教育・文化・スポーツ等功労者表彰を受けており、中学生になるころには、地域から将来を期待される選手だったことが分かります。

学歴については、資料によって高校名の表記に違いがあります。

日本スカッシュ協会の選手紹介では「八洲学園大学付属国際高等学校」、杭州アジア大会のJOC選手名鑑では「八洲学園大学国際高校」と記載されていました。

一方、学校公式サイトで案内されている正式名称は「八洲学園大学国際高等学校」です。本記事では、学校自身が示している名称を採用しています。

また、一部の紹介記事では「2021年にプロ転向」とされていますが、今回参照した日本スカッシュ協会、JOC、PSA Squash Tourの公開情報では、プロ転向年を明記した一次資料を確認できませんでした。

緑川選手がPSA公認大会に出場する選手であることは確認できます。ただし、転向した年については、本人や所属先などから明確な発表が確認できるまでは断定しない方が誠実でしょう。

こうした表記の違いや未確認情報を分けて考えることも、選手の経歴を正しく知るためには大切ですよね。


緑川あかりの戦績は?ジュニア時代からの成長を時系列で紹介

緑川あかり選手は、U13、U15、U17、U19と年齢カテゴリーが上がっても優勝や上位進出を重ね、シニアの全日本選手権でも頂点に立ちました。

以下の戦績は、PSA Squash Tourの選手ページ、日本スカッシュ協会のプロフィールおよび大会資料に掲載された実績をもとに整理しています。大会名は資料で使われている英語表記を基本としました。

年月 大会・カテゴリー 結果
2018年7月 Japan Junior Open U13 優勝
2018年8月 Korea Junior Open U13 優勝
2019年3月 全日本ジュニアU15 優勝
2019年8月 Japan Junior Open U15 優勝
2019年12月 Scottish Junior Open U15 優勝
2019年12月 KL Junior Open U15 4位
2022年3月 全日本ジュニアU17 優勝
2022年6月 Asian Junior Individual Championships U17 優勝
2022年7月 PSA Bendigo Open 3K 優勝
2022年7月 PSA Victoria Open 5K 優勝
2022年10月 Penang Junior Open U19 3位
2023年3月 第51回全日本選手権 3位
2023年3月 全日本ジュニアU19 優勝
2023年6月 Penang Junior Open U19 3位
2023年7月 Japan Junior Open U19 優勝
2023年8月 Hong Kong Junior U19 4位
2023年11月 第52回全日本選手権 優勝
2024年 第53回全日本選手権 準優勝
2025年11月 第54回全日本選手権 優勝

最初に国際的な存在感を示したのは、2018年のU13カテゴリーでした。7月のJapan Junior Openに続き、8月のKorea Junior Openでも優勝しています。

2019年には、全日本ジュニア、Japan Junior Open、Scottish Junior Openの各U15カテゴリーで優勝。国内だけではなく、海外で行われた大会でも同世代の上位に入りました。

大きな節目となったのが2022年です。

6月のAsian Junior Individual Championships U17で優勝し、アジアの同年代で頂点に立ちました。さらに翌7月には、オーストラリアで行われたPSA Bendigo Open 3KとPSA Victoria Open 5Kを続けて制しています。

PSAとはProfessional Squash Associationの略で、世界のプロツアーを運営する組織です。ジュニア大会での活躍だけでなく、PSA大会でも優勝したことは、シニアの国際舞台へ進むうえで重要な実績といえるでしょう。

2023年には全日本ジュニアU19とJapan Junior Open U19で優勝。ジュニア年代で結果を残しながら、同年11月にはシニアの第52回全日本選手権も制しました。

筆者が特に注目したいのは、カテゴリーが変わっても結果を残し続けた点です。

U13で活躍した選手が、そのままU15、U17、U19でも勝てるとは限りません。年齢が上がれば、対戦相手の体格、球の速さ、ラリーの組み立て方も変わってくるからです。

もちろん、戦績だけで練習内容や技術的な変化までは断定できません。それでも、複数の年代で継続的に上位へ入ってきた記録からは、成長段階に合わせて競技力を積み上げてきたことがうかがえます。

一度だけ大きな結果を出した選手ではなく、階段を一段ずつ上るように実績を重ねてきた選手。それが緑川あかり選手の経歴を読み解くうえで、大きなポイントではないでしょうか。


2023年・2024年・2025年の全日本選手権で何があった?

緑川あかり選手は、2023年に全日本選手権初優勝、2024年に準優勝、2025年に2度目の優勝を果たしました。

3大会の結果を並べると、国内トップ選手としての成長だけでなく、対戦相手によって異なる課題も見えてきます。

大会 緑川あかりの結果 決勝の相手 決勝結果
第52回・2023年 優勝 杉本梨沙 緑川選手が勝利
第53回・2024年 準優勝 渡邉聡美 渡邉選手が3-0で勝利
第54回・2025年 優勝 杉本梨沙 緑川選手が3-2で勝利

2023年は18歳3か月で全日本初優勝

第52回全日本スカッシュ選手権大会は、2023年11月16日から19日まで、ヨコハマスカッシュスタジアムSQ-CUBEとトレッサ横浜で開催されました。

緑川選手は、決勝で当時第1シードだった杉本梨沙選手を破り、18歳3か月で初優勝を果たしています。

日本スカッシュ協会は大会後の公式発信で、この優勝を女子の大会最年少優勝として紹介しました。最年少記録という位置づけは、協会発表に基づくものです。

この大会には、日本女子の中心選手として世界で戦っている渡邉聡美選手が出場していませんでした。

それでも、前年の全日本ファイナリストだった杉本選手を決勝で破った事実は変わりません。ジュニアの有望選手からシニアの日本王者へ進んだ、明確な転機だったといえるでしょう。

2024年は渡邉聡美選手に敗れて準優勝

2024年の第53回大会では、緑川選手と渡邉聡美選手が決勝で対戦しました。

日本スカッシュ協会の大会報告では、当時世界ランキング11位と紹介された渡邉選手が3-0で勝利。緑川選手は連覇を逃し、準優勝となりました。

この結果は、国内で優勝経験を持つ緑川選手と、世界ランキング上位で戦う渡邉選手との差を示す一つの材料です。

ただし、公開された最終スコアだけでは、技術面のどこに差があったのかまでは判断できません。ショットごとのデータや本人の試合後コメントがなければ、戦術的な敗因を決めつけることは避けるべきでしょう。

それでも、五輪を目指す日本選手にとって、世界上位の基準を国内の直接対決で体感できる意味は小さくないと筆者は考えます。

2025年は杉本梨沙選手とのフルゲームを制覇

緑川選手は、2025年11月13日から16日に行われた第54回全日本スカッシュ選手権大会で、2年ぶり2度目の優勝を果たしました。

1回戦と準々決勝はGreetings Squash Yokohama、準決勝と決勝は神奈川県横浜市のトレッサ横浜に設置された四面ガラスコートで実施されています。

緑川選手は第1シードで出場。前年優勝者の渡邉選手が欠場する中、第2シードの杉本選手が優勝を争う大きな相手となりました。

第54回大会の公式ドローに基づく、緑川選手の勝ち上がりは次のとおりです。

  • 1回戦:勝村あずさ選手に3-0(11-3、11-4、11-1)
  • 準々決勝:松澤彩香選手に3-0(11-5、11-6、11-4)
  • 準決勝:高橋くるみ選手に3-0(11-8、11-4、11-6)
  • 決勝:杉本梨沙選手に3-2(5-11、11-8、11-7、9-11、11-7)

決勝が行われた11月16日には、日本スカッシュ協会の名誉総裁を務める承子女王殿下も臨席されました。

緑川選手は第1ゲームを5-11で落とした後、第2ゲームを11-8、第3ゲームを11-7で取ります。杉本選手が第4ゲームを11-9で奪い返したため、決勝は最終第5ゲームへ入りました。

最後は緑川選手が11-7で取り、ゲームカウント3-2で優勝。20歳で全日本選手権2勝目を挙げています。

ここで確認できる事実は、第1ゲームを落とした後に2ゲームを連取し、第4ゲームを失っても最終ゲームを取ったことです。

試合映像の詳細な分析や本人コメントがなければ、「ゲーム間で戦術を変えた」とまでは断定できません。ただ、劣勢から勝敗をひっくり返し、フルゲームの最終局面を11-7で締めたスコアからは、試合の流れを立て直したことがうかがえます。

また、決勝以前の3試合をすべて3-0で勝ち上がったことも事実です。それによって決勝まで体力を温存できたかどうかは、試合時間や身体状態に関する資料がないため判断できません。

2025年大会の価値は、早いラウンドをストレートで突破し、最後は接戦を勝ち切ったという結果そのものにあります。

2023年の初優勝と同じ杉本選手を再び決勝で破った一方、今回はフルゲームでした。国内トップ同士の差が簡単には開かないことも感じさせる決勝だったのではないでしょうか。

※画像はAIによるイメージ

杭州アジア大会5位の内容は?日本代表で得た国際経験

緑川あかり選手は、2023年に中国・杭州で開催された第19回アジア競技大会に日本代表として出場し、女子個人と女子団体でともに5位となりました。

この順位は、日本オリンピック委員会が公開した杭州アジア大会の選手名鑑および競技結果に基づいています。

女子個人戦では、2回戦でネパールのクリシュナ・タパ選手と対戦し、3-0で勝利しました。

準々決勝の相手は、マレーシアのアイファ・アズマン選手です。緑川選手は0-3で敗れ、ベスト8となりました。

アズマン選手は、その後も勝ち上がって女子個人の銀メダルを獲得しています。緑川選手は、メダル争いをした有力選手と準々決勝で対戦したことになるのですね。

女子団体の日本代表は、次の3選手でした。

  • 渡邉聡美
  • 杉本梨沙
  • 緑川あかり

JOCの入賞者一覧では、日本は女子団体5位と記録されています。

今回参照した資料からは、代表メンバーと最終順位を確認できました。一方、団体戦の各対戦国、出場順、個々のゲームスコアまでを一貫して照合できる資料は確認範囲が限られたため、推測による勝敗経過の補足はしていません。

個人戦では競い合う渡邉選手、杉本選手、緑川選手が、国際大会では同じ日本代表として戦いました。

国内では日本一を争うライバルでも、海外では一つのチームになります。この関係は、日本女子スカッシュの層の厚さを考えるうえでも興味深いところですよね。

杭州アジア大会の5位を、単純に「メダルまであと一歩」と表現するだけでは、試合の中身が見えにくくなります。

個人戦では初戦を3-0で勝ち、準々決勝で後の銀メダリストに敗れました。誰に、どの段階で、どのスコアで敗れたかまで確認することで、5位という結果の意味がより具体的になります。

筆者としては、この大会は緑川選手がアジアのシニアトップ層との距離を測った機会だったと考えます。ジュニアのアジア王者になった経験と、シニアのアジア大会でベスト8に入った経験は、同じ国際実績でも意味が異なるからです。

ジュニアで勝つ力を、シニアの世界でどこまで再現できるのか。その問いが、杭州大会以降のキャリアにつながっているように感じます。


緑川あかりの強さと自己最高世界ランキング89位

緑川あかり選手の特徴は、協会プロフィールで「ドライブで相手を崩す」と説明されるプレースタイルと、年代別大会から全日本選手権まで継続して結果を残してきた点です。

スカッシュのドライブとは、サイドウォールに沿わせながら、ボールをコートの奥へ深く伸ばす基本的なショットです。

相手を後方へ動かし、自分は次のボールに対応しやすい中央付近へ戻る。その繰り返しによって、ラリーの主導権を握る土台を作ります。

スカッシュでは、正面だけでなく左右や後方の壁も使います。相手の打球方向を予測しながらボールへ入り、打った後は次のショットに備えて位置を整えなければなりません。

派手な決定打だけでなく、その前に相手を動かす一球が重要になる競技です。「ドライブで相手を崩す」という紹介からは、一発で決めることだけを狙わず、ラリーを組み立てる特徴が読み取れます。

ただし、これは協会プロフィールに記された短い説明をもとにした捉え方です。

試合別のショット配分、ラリー時間、アンフォーストエラー、本人やコーチの戦術解説が公表されていない以上、「体格差をこの技術で完全に補っている」などと断定することはできません。

PSA Squash Tourの公式選手ページでは、緑川選手の自己最高世界ランキングは89位と掲載されています。過去資料によると、2023年1月に89位へ到達しました。

一方、日本スカッシュ協会の選手紹介では、2024年1月5日時点の順位が139位とされています。

「自己最高89位」と「2024年1月時点で139位」は、意味の異なる数字です。世界ランキングは大会への出場状況や獲得ポイントによって変動するため、両者は矛盾しません。

2024年の全日本決勝で対戦した渡邉聡美選手は、協会の大会報告で当時世界11位と紹介されていました。単純に順位だけを比べると、緑川選手の自己最高89位とは78位の差があります。

もちろん、異なる時点のランキングを並べただけで、実力差を正確に数値化することはできません。ランキングは参戦大会数、獲得ポイント、対象期間などの影響も受けるためです。

それでも、国内の全日本選手権で優勝することと、世界ランキング上位へ進むことが別の課題である点は見えてきます。

緑川選手は2022年にオーストラリアのPSA大会を2大会続けて制しました。しかし、世界順位をさらに上げるには、海外大会へ継続して出場し、より高いランキングの選手から勝利を挙げる必要があると考えられます。

ここで大切なのは、全日本2勝を「国内だけの実績」と小さく見ることではありません。

日本一になる力を土台として、国際大会でどのようにポイントと経験を積み上げるか。次の成長段階を考えるための基準として、国内実績と世界ランキングの両方を見る必要があるのです。


2028年ロサンゼルス五輪へ向けた課題と今後の見通し

スカッシュは、2028年ロサンゼルスオリンピックで初めて実施される予定です。緑川あかり選手は五輪開催年に22歳となり、競技選手として大きな目標を置ける年代を迎えます。

ただし、全日本選手権で2度優勝したことだけで、オリンピック出場が決まるわけではありません。

代表選考方法や出場枠などは、関係団体から発表される正式な情報を確認する必要があります。現時点で未確定の部分を、予想だけで断定することはできません。

筆者としては、今後の注目点は大きく3つあると考えています。

  • PSAツアーへの継続的な出場
  • 世界ランキング上位選手に対する勝利
  • 渡邉聡美選手や杉本梨沙選手との国内競争

緑川選手には、アジアジュニアU17優勝やオーストラリアのPSA大会2連勝という国際実績があります。一方、自己最高世界ランキングは89位で、2024年の全日本決勝では当時世界11位の渡邉選手に0-3で敗れました。

この数字と結果を見る限り、国内トップクラスに位置していることと、世界上位へ食い込むことの間には、まだ越えるべき段階があると考えられます。

具体的にどの技術を改善すべきかは、映像分析や本人、コーチの見解がなければ断定できません。ただ、ランキングを上げるには、対象となる海外大会で勝ち進み、ポイントを積み重ねる必要があります。

海外ツアーへの参戦頻度も重要な観察材料です。

一つの大会で上位へ進むだけでなく、異なる会場、異なるタイプの相手と継続的に戦うことが、世界での立ち位置を変えるきっかけになるでしょう。

また、日本国内に渡邉選手という世界上位の基準があり、杉本選手という全日本決勝で何度も競り合う相手がいることは、緑川選手にとって大きな意味を持つと私は感じます。

渡邉選手との対戦では世界水準との差が結果に表れ、杉本選手との対戦では国内王座を懸けた接戦を経験できます。異なる特徴を持つライバルとの競争が、緑川選手の成長を促す可能性があります。

もちろん、「第1シードだから研究されていた」「決勝まで体力を温存できた」「途中で戦術を変えた」といったことは、スコアだけから事実として言い切れません。

確認できるのは、2025年大会で第1シードを務め、決勝までの3試合を3-0で勝ち、決勝では第1ゲームと第4ゲームを失いながら最終ゲームを取ったことです。

私は、この事実だけでも十分に価値があると思います。

若い選手の強さを語るとき、つい「気持ちが強い」「才能がある」という便利な言葉に頼りたくなりますよね。しかし、緑川選手の場合は、U13からU19までの優勝歴、PSA大会での優勝、全日本3大会連続の決勝進出という具体的な記録があります。

ひとつの印象ではなく、長い時間をかけて積み重ねられた結果が、その強さを支えているのです。

全日本2度目の優勝は、完成を意味するゴールではありません。国内で勝つ力を、世界上位の選手に対してどこまで発揮できるかを試す新たな出発点と見るのが自然でしょう。

2028年へ向かう過程では、勝った大会だけでなく、海外で誰と対戦し、どのようなスコアを残したかにも注目したいところです。結果を急いで求めすぎず、一段ずつ世界との差を縮めていく姿を温かく見守りたいですね。


緑川あかりの経歴と戦績まとめ

緑川あかり選手は、2005年8月15日生まれの千葉県出身。母親の影響で10歳からスカッシュを始め、U13、U15、U17、U19の各年代で優勝を重ねてきました。

2022年にはAsian Junior Individual Championships U17で優勝し、オーストラリアのPSA Bendigo Open 3KとPSA Victoria Open 5Kも制しています。

2023年の杭州アジア大会では、女子個人と女子団体でともに5位。個人戦の準々決勝では、後に銀メダルを獲得したマレーシアのアイファ・アズマン選手に0-3で敗れました。

全日本選手権では、2023年に18歳3か月で初優勝。2024年は渡邉聡美選手に敗れて準優勝となりましたが、2025年11月16日の決勝で杉本梨沙選手を3-2で破り、2年ぶり2度目の日本一に輝いています。

年代別大会で勝ち続けた成長の軌跡、PSA大会での優勝経験、全日本選手権で2度頂点に立った実績が、緑川選手の経歴を支える三つの柱です。

自己最高世界ランキングは89位。2028年ロサンゼルス五輪へ向けては、海外大会への継続参戦と、世界ランキング上位選手からの勝利が大きな焦点になるでしょう。


よくある質問

緑川あかり選手は何歳からスカッシュを始めた?

10歳からです。日本スカッシュ協会のプロフィールでは、母親がスカッシュをしていたことが競技を始めるきっかけだったと紹介されています。

緑川あかり選手は全日本選手権で何回優勝している?

2025年大会終了時点で2回です。2023年の第52回大会で初優勝し、2025年の第54回大会で2年ぶりに王座を奪還しました。

緑川あかり選手の自己最高世界ランキングは?

PSA Squash Tourの公式選手ページでは、自己最高89位です。特定時点の現在順位とは異なり、過去に到達した最も高い順位を示します。

杭州アジア大会の成績は?

女子個人と女子団体で、ともに5位です。個人戦では準々決勝でマレーシアのアイファ・アズマン選手に0-3で敗れました。

※プロフィールと戦績は、PSA Squash Tour、日本スカッシュ協会「全日本TOP4-2023」、全日本スカッシュ選手権の大会資料、日本オリンピック委員会「杭州アジア大会」選手名鑑・競技結果、八洲学園大学国際高等学校の公式情報を2026年9月13日に確認しました。ランキング、所属、五輪の代表選考制度などは変動するため、最新情報は各団体の公式発表をご確認ください。

執筆者:春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター)

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