渡邉聡美の年収はいくら?収入源とスポンサー契約を徹底調査

スカッシュコートで戦う渡邉聡美選手と大会賞金やスポンサーを表すイメージ スカッシュ

渡邉聡美選手の年収は非公表ですが、2025年の大会賞金や所属先、スポンサー4者など、収入を支える仕組みは確認できます。

世界ランキング自己最高6位、日本人初のトップ10入り、2025年ワールドゲームズ金メダルという実績は、どのように収入へ結びつくのでしょうか。2026年9月13日時点のPSA Squash Tour、日本オリンピック委員会、日本スカッシュ協会、企業発表などを照合して整理します。

渡邉聡美の年収はいくら?公開情報から分かる結論

渡邉聡美選手の年収、所属先からの報酬、スポンサー契約料、年間獲得賞金は、いずれも公表されていません。

公開情報で確認できるのは、一部大会の賞金総額や順位別配分額、所属先、スポンサー、競技団体から報奨金を贈られた事実です。

区分 公開情報で分かったこと 金額の公開状況
PSA大会賞金 大会ごとの賞金総額、一部の順位別配分額 一部のみ確認可能
所属先 Greetings 報酬・支援内容は非公表
スポンサー TECNIFIBREほか計4者 契約額は非公表
ワールドゲームズ 日本スカッシュ協会から報奨金を贈呈 金額は非公表
出演・指導活動 本人の年間報酬を示す公開資料なし 未確認

ここで最も注意したいのが、大会の賞金総額と渡邉選手個人の受取額は別の数字だという点です。

たとえば、女子部門の賞金総額が8万8750米ドルと発表されていても、その全額を優勝者が受け取るわけではありません。順位に応じて出場選手へ配分されます。

さらに、公開された配分額も、そのまま最終的な手取りになるとは限りません。税金のほか、遠征に伴う航空券、宿泊、現地移動、トレーニング、治療やコンディショニングなどの負担があるからです。

渡邉選手は1999年1月15日生まれ、神奈川県出身。8歳でスカッシュを始め、英国のUniversity of Roehamptonで学びながら国際舞台へ進みました。

日本オリンピック委員会(JOC)の選手プロフィールでは、勤務先・所属先がGreetingsと記載されています。一方、First Waveは「Greetings所属」と明記した渡邉選手のプロフィールを掲載している媒体です。

つまり、今回確認した資料上では、所属主体がGreetings、プロフィール掲載元がFirst Waveという関係になります。First Waveそのものを所属先として扱うのは正確ではありません。


渡邉聡美の大会賞金はいくら?主要大会を比較

渡邉聡美選手が優勝・上位進出したPSA大会では、女子部門の賞金総額が5万ドル台から12万ドル台に達した例があります。

確認できた主要3大会を、成績やカテゴリーとともに比較してみましょう。

大会 開催時期 成績 当時のカテゴリー 女子賞金総額 個人配分額
Optasia Championships 2024 2024年3月 優勝 Bronze 5万7500米ドル 一般公開資料では未確認
Silicon Valley Open 2024 2024年10月 準優勝 Gold 12万2000米ドル 一般公開資料では未確認
Squash in the Land 2025 2025年1月14~19日 優勝 Silver 8万8750米ドル 1万6019米ドルとの順位別記録あり

主要3大会だけでも賞金総額には2倍を超える開きがあります。優勝か準優勝かだけでなく、どのカテゴリーの大会で何位に入ったかが賞金収入を左右するのですね。

Squash in the Land 2025の優勝配分額

渡邉選手は2025年1月14日から19日まで、米国オハイオ州クリーブランドで開催された「Squash in the Land 2025」で優勝しました。

決勝では米国のアマンダ・ソビー選手を11-8、11-8、11-6のストレートで破っています。日本スカッシュ協会も、渡邉選手にとって初めてのSilver大会優勝だったと伝えました。

PSAの大会記録で確認できる女子賞金総額は8万8750米ドルです。PSAツアールールに基づく順位別記録では、優勝者の配分額が1万6019米ドルと示されています。

ただし、これは日本円の固定額や最終手取りを表す数字ではありません。為替は変動し、税金や競技活動に必要な支出も選手ごとに異なります。

PSAの「5%」は何を意味する?

2024年版の「PSA Tour Rule Book」では、オンサイト賞金について、選手賞金と「player contribution」で構成される仕組みが示されています。

同ルールブックに記載されたplayer contributionは、オンサイト賞金の5%です。これはPSAツアーにおける賞金制度を理解するための情報であり、単純に「1万6019ドルから必ず5%を引けば渡邉選手の手取りが出る」という意味ではありません。

Squash in the Land 2025の個別精算書や本人の税務資料は公表されていないため、この記事では最終受取額を独自計算しません。

2024年版ルールは、あくまで当時の制度説明として参照しています。2025年大会における渡邉選手個人の控除額が公開されたものではない、という線引きが大切です。

2024年の優勝大会と準優勝大会

渡邉選手は2024年3月、英国ロンドンで行われた「Optasia Championships 2024」の女子部門で優勝しました。

大会記録上、女子部門は当時のPSA World Tour Bronzeで、賞金総額は5万7500米ドルでした。ただし、今回確認した一般公開資料では、渡邉選手個人への最終配分額までは特定できませんでした。

同年10月には、米国カリフォルニア州で開催された「Silicon Valley Open 2024」で準優勝。こちらはGold大会で、女子賞金総額が12万2000米ドルと記録されています。

Optasia Championshipsより成績は一つ下の準優勝ですが、大会全体の賞金規模は大きくなっています。この違いからも、「優勝回数だけを見て年間賞金を推測する方法」には無理があると分かります。


2025年の出場実績から年間賞金を算出できる?

2025年の主な出場実績は追えますが、公開情報だけで年間獲得賞金を正確に合計することはできません。

PSAの大会記録や公式大会情報などから確認できる主な成績は、次のとおりです。

2025年の大会・競技会 主な成績 賞金に関して確認できた範囲
Squash in the Land 優勝 総額8万8750米ドル、優勝配分額の記録あり
Optasia Championships ベスト4 大会総額の記録あり、本人の最終受取額は未確認
PSA世界選手権 ベスト8 本人の最終受取額は未確認
Palm Hills Squash Open 準優勝 本人の最終受取額は未確認
ワールドゲームズ成都大会 金メダル 日本スカッシュ協会からの報奨金額は非公表

これは2025年に確認できた主要な国際大会を、年収調査の観点から整理したものです。年間の全収入を示す明細ではなく、出場した全試合の賞金受領を証明する一覧でもありません。

正確な年間獲得賞金を出すには、対象期間を決めたうえで、全出場大会の到達ラウンドと順位別賞金をそろえる必要があります。さらに、欠場や棄権、賞金が設定されない大会、各種控除も確認しなければなりません。

ワールドゲームズのような総合競技大会の金メダルも、PSA大会の優勝賞金とは分けて考える必要があります。

渡邉選手は2025年8月、中国・成都で開かれたワールドゲームズの女子シングルス決勝で、フランスのマリー・ステファン選手を破って金メダルを獲得しました。日本人スカッシュ選手として初の金メダルです。

日本スカッシュ協会は同年9月29日、功績をたたえて報奨金を贈呈したと発表しました。しかし、金額は明らかにされていません。

したがって、大会賞金、一部の配分記録、報奨金贈呈の事実までは確認できても、それらを合計した2025年の収入額は確定できないというのが調査結果です。


渡邉聡美の所属先とスポンサー4者は?

渡邉聡美選手の競技活動を支える存在として、所属先のGreetingsと、TECNIFIBREを含むスポンサー4者が確認できます。

「4社」ではなく「4者」とするのは、用具ブランドを含む掲載主体を一括して表すためです。各者の正式な契約形態や契約金額は公表されていません。

支援主体 公開情報で確認できた内容 非公表の項目
Greetings JOCプロフィールなどで所属先と記載 給与、活動費、契約形態
TECNIFIBRE 用具スポンサーと明記 提供品、数量、現金契約料
大宮名倉堂接骨院 スポンサー欄に掲載 支援内容、契約額
医療法人社団ユニメディコ スポンサー欄に掲載 支援内容、契約額
NCS&A株式会社 渡邉選手の挑戦を支援 契約期間、契約額、遠征費補助

Greetingsから給与は支払われている?

JOCのプロフィールでは、渡邉選手の勤務先・所属先としてGreetingsが掲載されています。

ただし、固定給与を受け取る雇用契約なのか、活動費を支援する所属契約なのか、マネジメントを中心とする関係なのかは、公開資料から判断できません。

「企業名や所属名があるから会社員と同じ給与を受け取っている」と考えることはできないのです。所属先が確認できることと、年俸が確認できることは別問題でしょう。

TECNIFIBREは用具スポンサー

TECNIFIBREは、渡邉選手の公開プロフィールで「用具」スポンサーと明記されています。

ラケットなど競技用品に関する支援が考えられますが、具体的な製品、提供数、購入補助、現金契約料の有無までは発表されていません。

用具提供には、選手の自己負担を軽減する経済的な価値があります。ただし、提供条件が不明なまま市販価格へ置き換え、「年収」に加えるのは適切ではありません。

医療関係の2者は何を支援している?

大宮名倉堂接骨院と医療法人社団ユニメディコも、渡邉選手のスポンサーとして掲載されています。

名称からコンディショニングや医療面の支援を連想しやすいところですが、施術費や治療費の負担、遠征への帯同などが公表されているわけではありません。

確認できる事実は「スポンサー欄に掲載されている」というところまでです。支援内容を名称だけで決めつけない姿勢が、かえって選手とスポンサー双方への誠実さにつながると感じます。

NCS&Aは選手と競技団体の双方を支援

NCS&A株式会社は渡邉選手個人のスポンサーであり、日本スカッシュ協会のオフィシャルパートナーでもあります。

同社の協賛活動では、渡邉選手が8歳で競技を始め、英国留学を経て、2025年3月に日本人として初めて世界ランキングトップ10へ入った歩みが紹介されています。

さらに、世界一と2028年ロサンゼルスオリンピックでのメダル獲得を目指す挑戦を応援する方針も示されました。

選手個人と協会の両方を支える形には、スカッシュならではの意味があるのではないでしょうか。トップ選手の遠征を後押しするだけでなく、競技自体の認知や環境づくりにもつながり得るからです。

※画像はAIによるイメージ

渡邉聡美の収入は五輪採用でどう変わる?

ここからは、公開された実績に基づく筆者の考察です。

スカッシュは2028年ロサンゼルスオリンピックで初めて実施されます。日本人初の世界トップ10入りとワールドゲームズ金メダルを持つ渡邉選手は、日本のスカッシュを象徴する選手として注目される可能性があります。

ただし、五輪競技になっただけで、高額な収入が保証されるわけではありません。

注目度が収入の広がりへ結びつくには、世界上位での成績、国内報道や中継の増加、競技人口への波及、企業スポンサーの参入など、複数の条件が必要です。

スカッシュ選手の活動で見落とせないのが、世界各地を転戦する構造でしょう。確認した主要大会だけでも、渡邉選手は米国、英国、エジプトなどで戦っています。

賞金が増えても、出場大会が増えれば航空券、宿泊、現地交通、食事、練習環境、身体のケアといった支出も膨らみます。大会賞金の数字だけでは、競技生活の余裕まで判断できないのですね。

私は、渡邉選手の経済的な価値を考えるとき、単発の優勝賞金以上に異なる国やカテゴリーで結果を重ねられる継続性が重要だと感じます。

2024年のOptasia Championships優勝、Silicon Valley Open準優勝、2025年のSquash in the Land優勝、世界選手権ベスト8、Palm Hills Squash Open準優勝、ワールドゲームズ金メダル。これだけ幅のある実績は、長期的に世界へ挑める選手であることを示しています。

賞金は成績によって上下する変動収入です。一方、所属先やスポンサーの支援は、内容こそ非公表ながら、海外転戦を続ける基盤になり得ます。

筆者として今後注目したいのは、「推定年収が何千万円になるか」よりも、賞金以外の支援がどれだけ厚くなり、練習、休養、治療、遠征計画を安定させられるかです。

五輪へ向かう注目を一時的な話題で終わらせず、選手と競技を継続して支える仕組みへ変えられるか。そこに、渡邉選手のさらなる飛躍を支える鍵があると考えています。


まとめ

渡邉聡美選手の年収、年間獲得賞金、所属先からの報酬、スポンサー契約料は、2026年9月13日時点で公表されていません。

確認できた代表例では、2025年Squash in the Landの女子賞金総額が8万8750米ドルで、優勝者の順位別配分額として1万6019米ドルという記録があります。

2024年のOptasia Championshipsは女子賞金総額5万7500米ドル、Silicon Valley Openは12万2000米ドルでした。ただし、これらの総額を渡邉選手個人の収入として足すことはできません。

所属先はGreetingsです。First Waveは「Greetings所属」と記したプロフィールの掲載元であり、所属主体とは区別されます。

スポンサーとして掲載されているのは、TECNIFIBRE、大宮名倉堂接骨院、医療法人社団ユニメディコ、NCS&A株式会社の4者です。契約額や具体的な支援内容は公表されていません。

渡邉選手の収入を誠実に見るなら、根拠のない推定年収ではなく、公開された個別大会の配分額と、海外転戦を支える所属・スポンサーの構成を分けて確認することが大切でしょう。


よくある質問

渡邉聡美選手の年収はいくらですか?

年収は公表されていません。年間獲得賞金、所属先からの報酬、スポンサー契約料、競技に必要な経費が分からないため、信頼できる推定額も算出できません。

Squash in the Land 2025の優勝賞金はいくらですか?

女子賞金総額は8万8750米ドルで、順位別記録では優勝者の配分額が1万6019米ドルと示されています。ただし、税金や経費を反映した最終手取り額は不明です。

渡邉聡美選手のスポンサーはどこですか?

TECNIFIBRE、大宮名倉堂接骨院、医療法人社団ユニメディコ、NCS&A株式会社の4者が公開プロフィールに掲載されています。各者の契約金額は公表されていません。

ワールドゲームズ金メダルの報奨金はいくらですか?

日本スカッシュ協会は2025年9月29日に報奨金を贈呈したと発表しましたが、具体的な金額は明らかにしていません。


調査に用いた主な公開資料

本記事は2026年9月13日を情報の基準日とし、次の資料を照合しました。

  • PSA Squash Tourの渡邉聡美選手ページおよび各大会記録:出場成績、カテゴリー、賞金総額
  • 「PSA Tour Rule Book」2024年版:オンサイト賞金、選手賞金、player contributionの制度説明
  • 日本オリンピック委員会「渡邉 聡美|アスリート」:所属先、学歴、生年月日
  • 日本スカッシュ協会の大会報告:Squash in the Land優勝、ワールドゲームズ金メダル、報奨金贈呈
  • NCS&A株式会社「協賛活動」:スポンサーとしての支援方針
  • First Wave「渡邉聡美プロフィール」:Greetings所属、スポンサー掲載情報

1万6019米ドルはSquash in the Land 2025の順位別記録、5%は2024年版PSAツアールールの制度説明として確認しています。両者を機械的に組み合わせて、本人の手取り額を計算したものではありません。

各大会の賞金総額と選手個人の配分額を区別し、契約料や活動費など公式発表で確認できない数字は年収へ加えていません。

執筆者:春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター)

息子の試合観戦をきっかけに競技ルールや戦術を調べ始め、現在は国内外の大会記録、競技団体、ツアー運営組織、所属先、スポンサー企業の発表を照合しています。一ファンの視点を大切にしながら、確認できた事実と筆者の考察を分け、若い選手の歩みを温かく丁寧にお伝えします。

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