緑川あかりの年収を調査!収入源やスポンサー事情は?

グラスコートで力強いショットを放つ緑川あかり選手のイメージ スカッシュ

緑川あかり選手の年収は非公表で、公開資料だけから具体的な金額を算出することはできません。

確認できるのは大会実績や所属表記までです。賞金、給与、スポンサー料、活動支援を分けて検証すると、根拠のない「推定年収」を示せない理由が見えてきました。

緑川あかりの年収はいくら?確認できた事実

2026年9月13日現在、緑川あかり選手の年収、給与、所属契約金、年間賞金、スポンサー契約料は公表されていません。

インターネット上で具体的な推定額を見かけても、本人、所属先、スポンサー企業などが示した金額でなければ、事実として扱うことはできないでしょう。

今回の調査で確認できた情報と、確認できなかった情報を整理すると次のとおりです。

項目 調査結果
年収・給与 公表資料では確認できない
PSA大会の年間獲得賞金 個人別の受取総額を確認できない
所属 日本スカッシュ協会の資料では「Greetings」
所属契約金・固定給 金額も契約形態も確認できない
個人スポンサー 最新の正式な契約一覧を確認できない
用品・施設・遠征支援 緑川選手個人への具体的内容は不明
PSA自己最高世界ランキング 89位と紹介された公式記事がある
2025年全日本選手権 女子優勝、杉本梨沙選手に3-1で勝利
2026年アジア競技大会 日本スカッシュ協会が「代表候補選手」として発表

ここで注意したいのは、一般に「年収」と呼ばれる金額と、税務上の「所得」は同じではないことです。

競技者の場合、大会賞金や給与、契約料、指導料などの収入があっても、そこから遠征費、用具費、練習費などの必要経費が発生します。収入から必要経費を差し引いた後の所得は、表面上の受取額より少なくなる可能性があります。

ラケットやウェアの提供、施設利用料の免除、遠征費の補助なども、必ずしも現金で受け取る報酬ではありません。

そのため、緑川選手の経済的な活動基盤を知るには、少なくとも次の四つを分ける必要があります。

  • 現金で受け取る給与や契約料
  • 大会で得た賞金
  • 用品提供や施設利用などの現物支援
  • 選手本人が負担する競技経費

この内訳が公開されていない以上、「年収は○○万円」と一つの数字にまとめるのは難しいのです。

私は、金額が分からないときほど、分からない部分を明記することが選手への礼儀だと感じます。華やかな優勝歴だけを見て、実際の生活や契約内容まで想像で決めつけないようにしたいですね。


緑川あかりの賞金はいくら?PSA大会の「3K・5K」を検証

緑川あかり選手にはPSA Squash Tourでの優勝実績がありますが、本人が各大会で受け取った賞金額は確認できません。

特に誤解しやすいのが、過去の大会名やカテゴリーに付けられた「3K」「5K」という表記です。

緑川選手は2022年7月、オーストラリアで行われたCity of Greater Bendigo InternationalとVictoria Openで優勝しました。

当時の大会資料では、Bendigo大会の女子部門が「Challenger 3・16選手・3,000ドル」、Victoria Openの女子部門が「Challenger 5・24選手・6,000ドル」と掲載されています。

現在の記事で「Bendigo Open 3K」「Victoria Open 5K」と略して紹介されることもありますが、この数字を優勝者個人の受取額と考えてはいけません。

大会に示される賞金規模は、優勝者だけに全額が渡る金額ではなく、大会要項や当時のPSA規定に沿って各到達ラウンドへ配分されるものだからです。

さらに、個人の手元に残る金額を知るには、次の情報も必要になります。

  • 当該大会で適用された正式な賞金配分
  • 緑川選手が受け取った賞金の額
  • 税や手数料などの控除
  • 航空券、宿泊費、現地移動費の負担者
  • 所属先などから支給された遠征補助

これらが確認できないため、大会の賞金規模をそのまま緑川選手の収入として足すことはできません。

なお、PSAのVictoria Open大会記事は、2022年7月17日の決勝で緑川選手がマレーシアのYasshmita Jadishkumar選手に11-9、9-11、11-6、11-9で勝利したと伝えています。

同記事では、緑川選手が大会第2シードであったこと、Victoria Openの優勝がそのシーズンにおける3個目のツアータイトルだったことも明記されました。

一方、PSAの2021-22年ツアー記録では、City of Greater Bendigo Internationalが緑川選手にとって通算2個目、Victoria Openが通算3個目のPSAタイトルとして整理されています。

つまり、確認できる事実は「2022年シーズンにPSAタイトルを3個獲得したこと」であり、「3Kと5Kを合計した金額を本人が受け取ったこと」ではありません。

ここは収入を考えるうえで重要な違いです。優勝という競技上の価値と、選手の手元に残る経済的利益は、同じ物差しだけでは測れないのですね。


緑川あかりの所属とスポンサーは?給与契約との違い

緑川あかり選手の所属は「Greetings」と確認できますが、給与や契約金が支払われているかどうかは公表されていません。

日本スカッシュ協会が2025年11月17日に発表した第54回全日本スカッシュ選手権大会の結果や、2026年3月25日に公開したアジア競技大会の代表候補選手一覧では、緑川選手の所属が「Greetings」と記載されています。

一方、First Waveの選手紹介では「Greetings Squash Academy所属」と案内されています。

この表記の違いだけで、別々の契約先があるとは判断できません。協会登録上の所属名が「Greetings」で、実際の育成・練習環境を含む名称が「Greetings Squash Academy」である可能性も考えられます。

ただし、公開資料からは次の内容を確認できませんでした。

  • 雇用契約を結んで固定給を受け取っているか
  • 選手契約に基づく月額報酬があるか
  • コート利用料や指導料が免除されているか
  • 海外遠征費の全部または一部が支給されるか
  • トレーニングや身体ケアの費用支援があるか
  • 大会賞金を選手が全額受け取れる契約か

「所属している」と「所属先から給料をもらっている」は別の話です。

企業に社員として雇用される選手もいれば、競技活動への支援を受ける選手、クラブを練習拠点とする選手もいます。緑川選手がどの形に該当するかは、公開情報から断定できません。

スポンサーについても慎重な確認が必要です。

First Waveの選手紹介ページには、TECNIFIBRE、UARCH、BAKPHYSIOという名称が掲載されています。

しかし、First Waveはスカッシュ用品やテニスウェアなどの販売、スポーツクラブ運営、コーチの紹介を手がける事業者です。ページ上にブランド名があることだけで、各社が緑川選手個人へ現金のスポンサー料を支払っているとはいえません。

掲載された名称には、次のような関係が考えられます。

  • 選手個人とのスポンサー契約
  • ラケットやウェアなどの用品提供
  • 身体のケアやコンディショニング支援
  • 所属アカデミーとの協力関係
  • First Waveが扱う商品やサービス
  • 施設や大会を対象とした協賛
※画像はAIによるイメージ

Greetingsの過去の発信では、緑川選手が周囲への感謝を伝え、Greetingsをスポンサーと表現した例も確認できます。

ただし、その投稿当時の支援関係が2026年9月現在も同じ条件で続いているのか、現金契約なのか、競技環境の提供なのかまでは示されていません。

したがって、TECNIFIBRE、UARCH、BAKPHYSIOについては、緑川選手のプロフィールに関連して掲載されている名称とするのが正確です。本人または企業による正式発表が確認できない段階で「個人スポンサー3社」と断定するのは避けるべきでしょう。

スポンサーを調べる際は、ロゴの数だけではなく、「契約主体」「支援内容」「契約期間」の三点を見る必要があります。

用品提供なら現金収入は増えなくても用具費を抑えられますし、施設支援なら安定した練習時間を確保できます。表面上の年収に現れにくい支援ほど、競技生活を支える土台になることもあるのです。


全日本優勝・世界89位・アジア大会候補は収入にどう関係する?

緑川あかり選手は2005年8月15日生まれ、千葉県出身です。選手紹介資料によると、母親がスカッシュをしていたことをきっかけに10歳で競技を始めました。

収入との関連が比較的強い実績に絞ると、現在地は次のように整理できます。

  • 2022年:PSAツアーでシーズン3タイトル
  • 2023年:第52回全日本スカッシュ選手権大会で初優勝
  • 2024年:第53回全日本スカッシュ選手権大会で準優勝
  • 2025年:第54回全日本スカッシュ選手権大会で2度目の優勝
  • PSA自己最高世界ランキング:89位
  • 2026年:第20回アジア競技大会の代表候補選手

2025年の実績については、日本スカッシュ協会が2025年11月17日に公表した「2年ぶりのグラスコートで王者誕生。緑川&遠藤が日本一に輝く」で確認できます。

第54回全日本スカッシュ選手権大会は同年11月13日から16日まで開催され、女子決勝はトレッサ横浜で行われました。

緑川選手は杉本梨沙選手にゲームカウント3-1、各ゲーム11-5、7-11、11-7、11-4で勝利。2023年の初優勝に続く、2度目の全日本女王となりました。

2024年大会は渡邉聡美選手が優勝し、緑川選手は準優勝でした。その翌年に王座を取り戻したことから、単発の好成績ではなく、国内上位を継続して争える選手だと分かります。

これは将来の支援を考える際にも大切な実績でしょう。スポンサー側にとって、複数年にわたり全国大会で上位に入る安定感は、選手と長く活動するかどうかを検討する材料になり得るからです。

世界ランキングについては、PSA Squash Tourが2025年1月に掲載した「Challenger Events: Women’s Ones to Watch in 2025」で、緑川選手の自己最高順位を89位と紹介しています。

同記事では、2022年に3個のPSAタイトルを獲得した一方、その後はツアー出場が限られていたことにも触れられました。

ランキングは大会への出場数、対戦相手、獲得ポイントなどで変動します。そのため、自己最高89位は確認可能な経歴として使えますが、2026年9月現在の順位を示す数字ではありません。

また、2026年愛知・名古屋アジア競技大会についても表現を正確にしておきましょう。

日本スカッシュ協会は2026年3月25日付の「『第20回アジア競技大会2026愛知名古屋』代表候補選手決定」で、女子の代表候補として渡邉聡美選手、緑川あかり選手、杉本梨沙選手、佐野 Herring Brooke 愛利紗選手を発表しました。

したがって、同資料から確認できる緑川選手の立場は日本代表候補です。「大会本番の最終登録メンバーとして正式決定した」とまでは、この発表だけではいえません。

なお、緑川選手は2026年5月に名古屋金城ふ頭アリーナで予定された「スカッシュアジアカップ-Japan 2026」では、日本代表選手として発表されていました。

しかし同大会は、会場施設に使用上の問題が見つかり、施設側から貸し出せないとの通知があったため、開幕予定日の5月14日に中止が発表されています。

アジアカップの日本代表だったことと、アジア競技大会の最終代表に決まったことは同じではありません。この二つを分けて伝えることが、情報の信頼性につながります。


緑川あかりの年収は今後どうなる?筆者の考察

ここからは、確認できた競技実績をもとにした筆者の考察です。

私は、緑川あかり選手の収入環境を考えるうえで、賞金額だけを追うのは十分ではないと思います。

スカッシュは2028年ロサンゼルス五輪で初めて実施される競技に選ばれました。五輪へ向かう過程で競技への関心が高まれば、代表活動、メディア出演、イベント、企業支援など、賞金以外の機会が広がる可能性があります。

緑川選手には、ジュニア年代から海外大会で結果を残し、PSAツアーで3タイトルを獲得した経験があります。さらに2023年と2025年に全日本選手権を制しており、若さと国内実績を併せ持つ点が強みです。

一方で、世界ランキングを上げるには、国際大会へ継続的に出場してポイントを積み重ねる必要があります。

海外遠征では航空券、宿泊、現地交通、エントリー、用具、身体のケアなどに費用がかかります。実際の自己負担額は不明ですが、出場回数を増やすほど資金面の支えが重要になる構造は想像しやすいですよね。

ここには、若い国際競技選手が直面しやすい循環があります。

遠征支援が増えると大会へ出やすくなり、出場機会が増えるとランキング上昇の可能性が広がり、結果が出れば新たな支援を得やすくなるという循環です。

反対に、実力があっても遠征回数が限られれば、ポイントや露出を増やしにくくなります。PSAの記事が緑川選手の出場大会数に触れていることからも、成績だけでなく「競技を続けて回れる環境」が鍵だと考えられます。

2026年愛知・名古屋アジア競技大会の代表候補になったことも、国内で名前を知ってもらう好機でしょう。

海外開催の大会に比べ、日本開催なら観客や国内メディアが選手のプレーに接しやすくなります。ただし、代表候補や大会出場が直ちに高額契約へつながるわけではありません。

企業が選手を支援する際には、成績だけでなく、競技の将来性、本人の発信力、企業との親和性、地域とのつながり、長期的な活動計画なども判断材料になると考えられます。

個人的には、緑川選手は「賞金だけで年収を大きくする選手」と見るより、全日本タイトル、国際ツアー経験、五輪競技化という三つの追い風を支援基盤へ結びつけられる選手として注目したいです。

家計を預かる身としては、現金の契約料と同じくらい、遠征費やコート代を誰が支えているのかも気になります。これは特定の金額を仮定した話ではなく、選手が競技を継続できる実質的な環境を見るためです。

今後、収入面の変化を判断する材料になるのは、次のような正式情報でしょう。

  • 本人または企業によるスポンサー契約の発表
  • Greetingsとの契約形態や活動支援の公表
  • PSA公式ランキングと年間出場大会数
  • PSA大会の到達ラウンドと公表賞金
  • アジア競技大会の最終代表発表
  • 2028年ロサンゼルス五輪へ向けた強化指定や代表選考

こうした情報がそろう前に推定年収を作るより、競技成績と支援環境の変化を丁寧に追うほうが、緑川選手の現在地を正しく伝えられるのではないかしら。


まとめ

緑川あかり選手の年収、給与、所属契約金、年間賞金、スポンサー料は公表されておらず、具体的な金額は算出できません。

2022年のPSA大会に示された「Challenger 3」「Challenger 5」などの数字は、優勝者個人の受取額ではありません。所属は「Greetings」と確認できますが、雇用や給与の有無、TECNIFIBRE、UARCH、BAKPHYSIOとの契約内容も非公表です。

競技面では、2025年11月16日の第54回全日本スカッシュ選手権大会決勝で杉本梨沙選手を3-1で破り、2度目の優勝を果たしました。PSA公式記事で確認できる自己最高世界ランキングは89位です。

2026年愛知・名古屋アジア競技大会については、日本スカッシュ協会が発表した立場は「代表候補選手」です。今後は最終代表、国際大会への出場、世界ランキング、正式なスポンサー発表を見守りたいですね。


よくある質問

緑川あかり選手の推定年収はいくらですか?

年収の根拠となる給与、賞金総額、スポンサー料が公表されていないため、信頼できる推定額は示せません。具体的な数字を挙げる場合は、本人や契約先による正式発表が必要です。

PSA大会の「3K」「5K」は優勝賞金ですか?

優勝者がその金額を全額受け取るという意味ではありません。当時の大会カテゴリーや賞金規模に関する表記であり、賞金は大会規定に従って各到達ラウンドへ配分されます。

緑川あかり選手は2026年アジア大会の日本代表ですか?

日本スカッシュ協会は2026年3月25日、緑川選手を愛知・名古屋アジア競技大会の「代表候補選手」として発表しました。この資料だけを根拠に、最終登録メンバーへ正式決定したとは断定できません。

執筆:春野滋(エンタメ&スポーツ愛好家ライター)

調査基準日:2026年9月13日

参照資料:日本スカッシュ協会「『第20回アジア競技大会2026愛知名古屋』代表候補選手決定」(2026年3月25日)、「スカッシュアジアカップ-Japan 2026*開催中止について」(2026年5月14日)、「2年ぶりのグラスコートで王者誕生。緑川&遠藤が日本一に輝く」(2025年11月17日)、第54回全日本スカッシュ選手権大会公式ドロー・最終結果、PSA Squash TourのVictoria Open大会記事および「Challenger Events: Women’s Ones to Watch in 2025」、First Wave選手紹介など。確認できない契約額や収入額は推測で断定していません。

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