遠藤共峻選手のスカッシュでの所属は、JSA掲載時点では「Greetings」。2018年アジア大会時には「株式会社First Wave」と登録されていました。
現在までの歩みを追うと、日本だけに活動を限定した選手ではありません。アメリカのUniversity of Rochester(ロチェスター大学)を卒業し、アメリカ、オーストラリア、中国への留学経験も持つなど、海外を重要な活動拠点としてきた国際派のスカッシュ選手です。
遠藤共峻のスカッシュ所属先はどこ?現在確認できるのはGreetings
「遠藤共峻選手はどこに所属しているの?」と気になって調べてみると、公益社団法人日本スカッシュ協会(JSA)の「全日本 TOP4-2023」選手紹介では、所属欄に「Greetings」と掲載されています。
同ページの情報は2023年11月時点のものと明記されており、世界ランキングについては2024年1月5日現在で137位と記載されています。
さらにGreetingsSquashの所属選手・コーチ紹介にも、遠藤選手は「プロ選手/コーチ」として掲載されています。
つまり、少なくともこれらの公表情報から確認できる所属先はGreetingsということになりますね。
GreetingsSquashでは、遠藤選手についてUSレベル1のコーチライセンスを取得していることも紹介されています。
競技選手として試合に出場するだけではなく、世界を経験した選手として後進を指導する側にも活動の幅を広げていることが分かります。
一方、過去の所属をさかのぼると別の名前も出てきます。
日本オリンピック委員会(JOC)が公開している2018年ジャカルタ・パレンバンアジア大会のプロフィールでは、遠藤選手の所属は「株式会社First Wave」となっていました。
したがって、「遠藤共峻 スカッシュ 所属」と検索した際にFirst WaveとGreetingsという異なる情報が見つかっても、不思議ではありません。
整理すると、公表資料では時期によって所属表記が変わっています。
- 2018年8月18日時点のJOCプロフィール:株式会社First Wave
- JSA「全日本 TOP4-2023」:Greetings
- GreetingsSquash:プロ選手/コーチとして遠藤共峻選手を掲載
- JSA掲載事項:2023年11月時点、世界ランキングは2024年1月5日現在137位
ここは検索する方が最も混乱しやすいところではないでしょうか。
過去の大会プロフィールは、その大会当時の所属を記録した資料です。そのため「株式会社First Wave」と「Greetings」のどちらかが誤りということではなく、確認する時期によって所属情報が異なると理解するのが自然です。
なお、今回確認できた資料だけから、2026年現在の契約形態や雇用関係まで断定することはできません。
所属については「いつの情報なのか」をセットで見ることが大切ですね。
遠藤共峻の活動拠点は?アメリカの大学からプロの世界へ
遠藤共峻選手の活動拠点を理解するうえで欠かせないのが、アメリカで過ごした大学時代です。
JSAによると、遠藤選手は神奈川県川崎市出身で、川崎市立土橋小学校、川崎市立宮前平中学校、神奈川県立多摩高校を経て、University of Rochesterへ進学しています。
JOCの2018年アジア大会プロフィールでも、最終学歴としてUniversity of Rochesterが記録されています。
つまり、遠藤選手の競技人生は「日本の学校を卒業して、そのまま国内を中心にプロ活動を続けた」という一本道ではないのですね。
GreetingsSquashの紹介では、アメリカの大学卒業後にプロへ転向したとされています。
さらに経歴として「全米大学団体1位」も掲載されており、アメリカでの大学生活が単なる留学経験ではなく、競技者としての成長に直結した時期だったことがうかがえます。
日本ではスカッシュというと、まだ「どこで練習しているのだろう?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし遠藤選手のキャリアを眺めていると、一つのクラブだけを「活動拠点」と考えるより、日本と海外を行き来しながら競技経験を積んできた選手と捉えるほうが実像に近そうです。

また、JSAのプロフィールでは遠藤選手の生年月日は1995年1月28日、利き腕は右とされています。
JOCの2018年プロフィールには身長186cm、体重80kgと記載されていました。
興味深いのは出生地の表記です。
JSAでは出身地を「神奈川県川崎市」としていますが、JOCの2018年アジア大会プロフィールでは「出生地」が「オーストラリア」となっています。
これは一見すると食い違っているように見えますが、「出身地」と「出生地」は同じ意味とは限りません。
公表資料をそのまま整理すると、出生地はオーストラリアとするJOC資料があり、出身地については川崎市とするJSA・GreetingsSquashのプロフィールがあるということになります。
こうした細かな違いまで確認すると、遠藤選手が早い段階から海外との接点を持つ経歴だったことにも、改めて興味が湧いてきますよね。
遠藤共峻はアメリカ・オーストラリア・中国にも留学
遠藤共峻選手の活動範囲は、アメリカの大学だけではありません。
GreetingsSquashの選手紹介では、アメリカ、オーストラリア、中国にスカッシュ留学した経験が掲載されています。
さらに、スカッシュを通じて訪れた国・地域として、韓国、中国、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、香港、台湾、タイ、インド、スリランカ、カタール、パキスタン、ヨルダン、イングランド、スコットランド、フランス、エジプト、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、エクアドル、アルゼンチン、パラグアイなど、実に幅広い地域が紹介されています。
もちろん「訪れた国」と「生活や練習の恒常的な拠点」は同じではありません。
ここを混同して「世界各国を本拠地にしていた」と表現するのは正確ではないでしょう。
ただ、これだけ多くの国や地域に競技を通して足を運んでいることから、遠藤選手のスカッシュ人生が国内大会だけでは語れないことはよく分かります。
海外の選手と戦い、異なる環境のコートでプレーし、国外での生活も経験する。
そうした積み重ねが、日本男子スカッシュ界では珍しい国際経験につながっていったのでしょう。
GreetingsSquashでは、遠藤選手について日本人男子選手として初めて国際プロツアーで優勝した選手と紹介しています。
同じ紹介ページには、世界プロツアー優勝2回、日本ランキング最高1位、世界ジュニアランキング3位、世界選手権日本代表という実績も掲載されています。
「所属先はどこ?」という疑問から経歴をたどっていくと、単に一つの会社やクラブの名前だけでは遠藤選手を説明しきれない理由が見えてきますね。
遠藤選手にとって海外は「特別な遠征先」というより、競技者として自分を磨くために継続的に飛び込んできた舞台だったのではないかしら、と私は感じます。
Greetingsでの遠藤共峻は選手だけでなくコーチとしても活動
現在までの所属を考えるうえで、もう一つ注目したいのが「選手」と「指導者」という二つの顔です。
GreetingsSquashでは遠藤共峻選手を「プロ選手/コーチ」として紹介しています。
経歴欄には、シニア日本代表、全日本選手権優勝、日本ランキング最高1位、世界ジュニアランキング3位、世界プロツアー優勝2回、全米大学団体1位、世界選手権日本代表などが並んでいます。
これだけでも十分華やかな経歴ですが、同ページが遠藤選手を「世界レベルのジュニアを多く輩出する育成のプロ」と位置づけている点にも注目したいところです。
競技で培ったものを自分の結果だけにとどめず、次の世代へ渡しているのですね。
JSAのTOP4プロフィールを見ると、2023年にも第一線で戦っていたことが分かります。
2023年2月には「アイダ設計 Championships Greetings Squash 2023 Winter」で優勝。3月と11月の全日本選手権では2位となり、9月にはアジア競技大会の日本代表にも選出されています。
2022年にも北海道オープン優勝、アイダ設計 Championships Greetings Squash 2022 Autumn優勝、Baremetrics Cup 2022優勝を記録し、11月にはアジア選手権団体戦の日本代表として戦いました。
2021年12月のアジア選手権団体戦では3位という結果も残しています。
こうして戦績と所属を一緒に見ると、Greetingsという場所は単なる名前だけの所属先というより、少なくとも公表プロフィール上では遠藤選手の競技活動と指導活動の双方につながる存在であることが見えてきます。

そして私は、この「選手兼コーチ」という立場が遠藤選手のキャリアを考えるうえで、とても大きな意味を持っているように思います。
トップ選手が世界で身につけた技術や試合感覚を若い世代に伝えることは、本人一人の成績とは別の形で日本スカッシュ界に経験を残すことになるからです。
特に遠藤選手の場合、アメリカの大学競技、海外留学、プロツアー、日本代表という異なる環境を経験しています。
国内だけで育った指導者とはまた違う視点を、ジュニア世代に伝えられる可能性がありますよね。
遠藤共峻の所属遍歴から見える「世界で戦う」キャリア
遠藤共峻選手の所属と活動拠点を追って私が印象的に感じたのは、所属先と活動場所を分けて考える必要がある選手だということです。
2018年のJOC資料では株式会社First Wave所属。
その一方で、JSAのTOP4-2023ではGreetings所属となり、GreetingsSquashでもプロ選手兼コーチとして紹介されています。
さらに、その間のキャリアにはUniversity of Rochesterでの大学生活や、アメリカ、オーストラリア、中国への留学、世界各国での競技経験があります。
つまり「所属=いつも練習している一つの場所」と単純には考えにくいのです。
プロスポーツ、とりわけ世界ランキングを追いながら国際大会を転戦する競技では、所属する組織、日本国内での練習環境、海外での遠征先やトレーニング環境が必ずしも一つになるとは限りません。
遠藤選手についても、公表資料から確認できる範囲を超えて「現在はここだけで活動している」と断定するのは避けるべきでしょう。
その一方で、活動の「軸」はかなりはっきりしています。
日本代表として国内スカッシュ界のトップレベルで戦いながら、海外経験を積極的に重ね、大学卒業後にはプロとなり、現在までに指導者としての役割も担ってきたという流れです。
遠藤選手がスカッシュを始めたのは7歳。
JSAプロフィールの「始めたきっかけ」には、野球では大谷翔平選手には勝てないと思ったことが記載されています。
なんともユニークな理由ですよね。
そこからスカッシュを選び、世界ジュニアランキング3位、日本ランキング1位、国際プロツアー優勝へと進んだのですから、一つの競技を選ぶ決断がその後の人生を大きく広げたことになります。
プレースタイルについてJSAは「ストレートとドロップを使い分ける二刀流」と紹介しています。
大谷選手を意識して野球ではなくスカッシュを選んだ選手が、自身のプレースタイルを「二刀流」と表現されているのも、どこか面白い巡り合わせに感じられますね。
遠藤共峻の今後は?所属以上に注目したい指導者としての存在
ここからは、公表されている事実を踏まえた私なりの考察です。
遠藤共峻選手の今後を見るとき、試合結果や世界ランキングだけでなく、海外経験を日本の次世代へどう還元していくのかも大きな注目ポイントだと私は考えています。
GreetingsSquashが遠藤選手を育成面でも高く位置づけているのは、そのキャリアを考えれば納得できるところがあります。
日本の学校からアメリカのUniversity of Rochesterへ進み、大学競技を経験し、卒業後にプロへ転向する。
さらにアメリカ、オーストラリア、中国での留学経験を持ち、国際プロツアーでも結果を残してきました。
これほど複数の競技文化を体験してきたこと自体が、指導者として大きな財産になり得るのではないでしょうか。
若い選手にとっても、「日本にいながら世界を目指す」という抽象的な話だけではなく、実際に海外へ渡り、大学と競技を両立し、プロとして世界を転戦した先輩の経験を聞けることには価値がありそうです。
親世代の目線で見ても、競技力だけでなく進学や海外挑戦を含めたキャリアの選択肢を示せる先輩がいることは心強いですよね。
一方で、「現在の所属」という情報については慎重に見ておきたいところです。
今回の主要な根拠となるJSAのTOP4ページは掲載事項が2023年11月時点で、ランキングのみ2024年1月5日現在とされています。
したがって、2026年現在も契約内容を含めてまったく同じ所属状況である、と今回の資料だけから言い切ることはできません。
この点を曖昧なまま「現在も間違いなく○○所属」と断定してしまうと、せっかく所属先を知りたくて検索した方をかえって混乱させてしまいます。
確認できる事実としては、2018年のJOC資料では株式会社First Wave、JSAのTOP4-2023ではGreetings、GreetingsSquashではプロ選手兼コーチとして掲載されているという時系列までを押さえておくのが適切でしょう。
そして活動拠点についても同じです。
University of Rochesterでの大学時代や複数国への留学、世界各地への遠征歴は確認できますが、現在の居住地や日常的に使用している特定の練習施設まで、今回の資料から確定することはできません。
分からないことを無理に埋めず、「公表情報ではここまで確認できる」と線を引くことも、選手について調べる際には大切だと私は思っています。
遠藤選手の場合、その線を引いたうえでも十分に興味深いキャリアです。
日本、アメリカ、そして数多くの海外遠征先。
一つの土地だけに根を張るのではなく、世界各地で得た経験を競技と指導の両方につなげてきたところに、遠藤共峻選手らしい活動スタイルが表れているのではないでしょうか。
まとめ|遠藤共峻のスカッシュ所属はGreetingsと掲載
遠藤共峻選手のスカッシュでの所属について調べると、JSAの「全日本 TOP4-2023」ではGreetings所属と掲載されていました。
GreetingsSquashにもプロ選手兼コーチとして紹介されており、競技だけでなくジュニア育成にも携わっていることが分かります。
一方、2018年ジャカルタ・パレンバンアジア大会のJOCプロフィールでは株式会社First Wave所属でした。
したがって、ネット上で二つの所属名を見かけるのは、資料が作成された時期が異なるためと考えるのが自然でしょう。
活動拠点をたどると、神奈川県の学校からUniversity of Rochesterへ進学し、アメリカの大学卒業後にプロへ転向。アメリカ、オーストラリア、中国への留学経験を持ち、世界各地でスカッシュを経験してきました。
そのキャリアは「所属クラブはどこか」という一言だけでは収まりません。
日本を軸にしながら海外で経験を重ね、世界で戦った知識を次世代の育成にもつなげている選手というところまで見ると、遠藤共峻選手の歩みがより立体的に見えてきますね。
これから競技者としてどのような姿を見せてくれるのかはもちろん、世界を知る指導者として若い選手たちに何を伝えていくのかも、温かく見守りたいと思います。
よくある質問
遠藤共峻のスカッシュの所属先はどこですか?
JSAの「全日本 TOP4-2023」では、遠藤共峻選手の所属は「Greetings」と掲載されています。また、GreetingsSquashにもプロ選手兼コーチとして紹介されています。
ただしJSAページの掲載事項は2023年11月時点です。2026年現在の契約状況まで同資料だけで断定することはできないため、情報の日付には注意が必要です。
遠藤共峻は以前どこに所属していましたか?
JOCが公開している2018年ジャカルタ・パレンバンアジア大会のプロフィールでは、「株式会社First Wave」所属と記載されています。
そのため、First WaveとGreetingsという異なる所属名が検索結果などに出てくる可能性がありますが、それぞれ異なる時期の公表情報として整理できます。
遠藤共峻は海外を活動拠点にしていたのですか?
遠藤選手はUniversity of Rochesterを卒業しており、GreetingsSquashによるとアメリカ、オーストラリア、中国への留学経験があります。
さらに世界各地をスカッシュで訪れています。ただし、現在の居住地や特定の練習施設については今回の公表資料から確認できないため、「現在は海外の○○を本拠地にしている」とまでは断定できません。


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